米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年9月24日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---安値寄り付き、やや高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| DEC 03 | 222 3/4 - 22 1/4 | 225 1/4 | 221 1/2 | 224 1/4 | + 1/2 | 233776 | 1087+ |
| MAR 04 | 230 1/4 - 30 | 232 3/4 | 229 1/4 | 231 3/4 | + 3/4 | 71988 | 1597+ |
| MAY 04 | 234 | 237 | 233 3/4 | 236 1/4 | + 1 1/4 | 20457 | 639- |
| JUL 04 | 237 3/4 - 37 1/2 | 240 1/2 | 237 | 239 1/2 | + 1 1/4 | 19835 | 329+ |
| SEP 04 | 237 | 239 | 236 1/2 | 237 3/4 | + 3/4 | 3035 | 108- |
| DEC 04 | 237 3/4 - 37 1/4 | 239 1/2 | 237 1/4 | 238 1/4 | + 1/2 | 11240 | 231+ |
| 361227 | 2481+ |
大 豆
---やや高値寄り付き、高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| NOV 03 | 652 1/2 - 51 | 658 | 645 1/2 | 653 | + 2 | 137241 | 1594- |
| JAN 04 | 653 1/2 - 53 | 659 3/4 | 647 | 655 | + 2 1/2 | 30550 | 501+ |
| MAR 04 | 649 - 48 1/2 | 653 1/2 | 643 | 649 1/4 | + 1/2 | 24599 | 522+ |
| MAY 04 | 629 - 28 1/2 | 633 | 625 | 630 1/2 | + 1 | 38133 | 246+ |
| JUL 04 | 621 - 20 1/4 | 624 | 617 1/2 | 622 1/4 | + 1 | 9298 | 543+ |
| AUG 04 | 606 | 611 | 606 | 607 | - 1/4 | 1174 | 54+ |
| 245042 | 758+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| OCT | 19360 | -110 | OCT | 2414 | +26 | DEC | 353 | + 8 1/4 | 111.31 - 111.82 |
| DEC | 19340 | -20 | DEC | 2415 | +25 | MAR | 363 1/4 | + 8 1/2 | |
| JAN | 19320 | -10 | JAN | 2412 | +25 | MAY | 356 1/2 | + 7 | |
| MAR | 19200 | +30 | MAR | 2399 | +20 | JUL | 333 | + 4 1/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
前日のフォロースルーと順調な収穫の報告を受けて寄り付きこと前日比約1セント安での取引となったものの、その後は徐々に値を上げていく展開となった。昨日の下げに対する行き過ぎ感、加えてアルゼンチンにて作付け期が始まろうとしているにも関わらず長引くドライな天候により状況が思わしくないということが材料視された。またフィリピンのNFAが150,000トンの産地オプションのコーンを買い付けるという報告もあり、若干ではあるがサポート要因となった。韓国のNONGHYUPがテンダーにて中国産コーンを50,000トン買い付けたという報告もあったものの、大きく材料視はされなかった。強気な流れは最後まで続き、各限月前日比やや上げての引けを迎えた。12月限は0.5セントアップの224.25となっている。
本日、朝のニュース番組「TODAY SHOW」にてHFCS(トウモロコシの高果糖シロップ)が肥満の原因であるとするプログラムが放映された。米国人の一人当たりのHFCSの年間消費量は1966年にはゼロであったが、2001年には62.6POUND(約28キロ)に増加した。このことが肥満の大きな原因の一つになっているという。番組は、視聴者に対して「ラベルの原材料を注意して見るように」と警告して終了した。
(大豆)
若干霜の予報が出ていることが強材料視されてやや高値での寄り付きとなった直後、中国による大豆の買い成約キャンセルの噂が流れ、一度大きく値位置を下げることとなった。しかしその後は徐々に値を上げていく展開となる。前日の下げに対する行き過ぎ感、相変わらず入ってくる低イールドの報告などにサポートされた。強気な流れは最後まで続き、期近を中心に前日比約2セント上げての引けを迎えた。11月限は2セント上げて653となっている。
また、ブラジル政府はGMO大豆の作付けを認める方向で進んでおり、副大統領が大統領の名で法令にサインをする予定であるというニュースが流れている。
本日ファンド筋はコーン市場では売り買い同数量、大豆市場では2,000枚の買い越しであったと見られている。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで約11,800枚の ロング、大豆は約39,200枚の ロングとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日はベルトの北東部にて極わずかな量の降雨が確認された。範囲はベルトの10%にも満たなかった。気温はベルト西部では平年を上回ったものの、東部では平年以下となった。この地域でのにわか雨程度の降雨は今夜まで続く。ベルトの北部と南西部では金曜から土曜の朝にかけて降ったり止んだりの天候となり、ミネソタ東部と五大湖周辺地域ではその後月曜にかけて雪混じりの雨となりそうである。しかしこれらの雨・雪を合計しても0.10〜0.50インチと少量に留まり、範囲もベルトの30%程度に収まる。
まとまった雨が見られないことによりベルト全体で収穫は大きく進捗することとなる。現在のところ大きな霜害も予想されていない。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月29日〜10月3日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B | B |
| 東部ベルト | B | B |
昨日と変わらず。材料としても中立と捉えられる。
南米
アルゼンチンでは土曜日に南部と東部にて若干の雨が予想されている他は、概ねドライな天候が続きそうである。麦はストレスを受け続けており、早急に雨が必要とされる。ブラジルでは昨日リオグランデドスル州南東部にて再び降雨が観測されたがコーンベルトの5%程度であった。この雨は本日から日曜までベルト中央部を目指し、北へと移動する。その間、ベルトの50%の地域に0.25〜1.25インチの雨をもたらすこととなる。
アルゼンチンでは南部、西部にて乾燥状態が続いており、作付け前に一雨望まれる。ブラジルでは上述のまとまった雨により作付け前の土壌水分が改善に向かう。
| 本日の発表等 |
【セッション中の発表】
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン)
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 600-800 | 704.1 |
| コーン | 800-1,100 | 915.1 |
| 大豆 | 500-800 | 589.3 |
| 大豆粕 |
75-150 |
172.8 |
| 大豆油 |
10-20 |
22.3 |
【引け後の発表】
| 2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 9/20の週 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 103 | 102 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 100 | 102 |
明日の寄り付き時には強気な材料とされる。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
米国内需要について考える場合、エタノール需要の今後の増加割合が一つのキーとなろう。これに関して、ある情報筋によると、現在稼動中のエタノール工場のキャパシティーの合計は2914.8(百万ガロン/年)であり、また、現在建設中のエタノール工場のキャパシティーを合計すると527になるという。また、現在建設中の工場は全てコーンを原料として使用するものであるという。現在稼動中の工場で、原料としてコーンが使用されているのは約90%であると考えられる。単純に計算するとコーンの使用量は現在年間約970(百万ブッシェル)であり、期近で約200(百万ブッシェル)程増えるということになる。下のグラフのように、USDAが今年2月の段階で予想しているエタノール需要の増加は今の現実に比べてかなり緩やかなもの(年率約3%)であると感じられる。今後USDAがその増加率を大きく増やしてくる可能性も考えられ、要注意である。(K)
(大豆)
見方は変わらず、今後は11月限610を目指した下落相場が期待できると予想する。低収量についての各地よりの報告、目先の雨がちな天候パターン等の材料の為未だ値動きの転換を許していないものの、これまで継続してきた値動きから見て、現在の値位置がひとまずのピークではなかろうか。 ファンドのネットロング積み上げも凡そ40000枚にまで膨れ上がってきており、10月の農務省発表を前に今後は玉の整理がより活発化するものと見ている。その後の値動きについては、10月の発表が大きなウエイトを占めてくるが、引き締まった需給バランスを背景に(9月発表後につけた)ギャップを埋めて再び5ドル台へという展開は現状考えにくい。 従い買い方のターゲットは610にかけてのレベルと置きたい。(A)
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)