米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年10月1日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---やや安値寄り付き、ほぼ変わらずの引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| DEC 03 | 219 1/4 - 18 3/4 | 221 | 218 3/4 | 220 1/4 | + 0 | 226318 | 1912- |
| MAR 04 | 227 3/4 - 27 1/4 | 229 1/4 | 227 1/4 | 228 1/2 | - 1/4 | 82984 | 6017+ |
| MAY 04 | 233 - 32 3/4 | 234 | 232 1/2 | 233 1/2 | - 1/4 | 22116 | 735+ |
| JUL 04 | 236 1/2 - 36 | 237 1/2 | 236 | 237 | - 1/4 | 21464 | 495+ |
| SEP 04 | 236 1/4 | 236 1/2 | 235 | 235 1/2 | + 0 | 3060 | 22- |
| DEC 04 | 236 1/2 - 36 1/4 | 237 1/2 | 236 | 236 1/4 | - 3/4 | 12430 | 460+ |
| 369358 | 5771+ |
大 豆
---僅かに高値寄り付き、大きく高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| NOV 03 | 681 - 80 | 688 1/2 | 678 1/2 | 687 1/4 | + 10 | 139551 | 1139- |
| JAN 04 | 683 1/2 - 82 | 691 1/2 | 680 1/2 | 690 | + 10 1/4 | 35594 | 2285+ |
| MAR 04 | 676 1/2 - 76 | 685 1/2 | 675 1/2 | 684 1/4 | + 9 3/4 | 26842 | 1273+ |
| MAY 04 | 655 - 54 | 664 1/2 | 654 | 663 3/4 | + 11 1/4 | 37326 | 608- |
| JUL 04 | 647 - 46 1/2 | 658 | 646 1/2 | 656 1/2 | + 9 3/4 | 10235 | 216- |
| AUG 04 | 642 - 41 1/2 | 645 | 640 | 641 1/2 | + 10 | 1217 | 44+ |
| 256461 | 2079+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| OCT | 20140 | +160 | OCT | 2477 | +6 | DEC | 364 1/4 | + 4 | 110.58 - 111.02 |
| DEC | 20260 | +180 | DEC | 2475 | +9 | MAR | 374 1/4 | + 4 3/4 | |
| JAN | 20310 | +210 | JAN | 2473 | +11 | MAY | 370 1/4 | + 3 1/4 | |
| MAR | 20160 | +240 | MAR | 2465 | +8 | JUL | 342 1/2 | - 1 1/2 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
前日比変わらずから3/4セント安での引け。12月限は220-1/4セントで引けた。市場では収穫作業の進展に伴いヘッジタイプの売りに終日プレッシャーを受けた。輸出需要についても目新しい材料は見つからず昨日より約7週間振りの安値圏での取引となった。韓国が中国より55千トンのコーンを買い付けたことも弱い材料となっていた。
(大豆)
前日比9〜11-1/4セントの上昇となった。11月限は687-1/4セントと10セント高でクローズ。収穫が開始している産地からの収量報告が何れも予想外に悪化していることや今週の急激な寒波により霜の影響から生育の遅れた大豆に被害が及ぶとの見方などが支配してファンド筋の買いを煽った。インドがマレーシア産パーム油の買い付け意向を出していることや、中国が2004年度の大豆輸入枠を発行したなど強い材料が揃った。
本日ファンド筋はコーン市場では1,000枚の売り越し、大豆市場では4,000枚の買い越しとした模様。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約3,700枚の ロング、大豆は約49,000枚の ロングとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日はベルト南部で0.1〜0.5インチ、ところにより1.0インチの降雨がありベルト全体の15%をカバーした。今週末にかけてはベルト北東部で0.1〜0.5インチの降雨がベルトの25%の地域をカバーすることとなる。今週いっぱいは気温は下がり、今夜は霜の可能性がある。生育が遅れている大豆で降霜の被害により油分の低下の問題があるがベルト全体の10〜15%程度に収まりそう。来週には天候は回復して収穫作業は進もう。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (10月6日〜10月10日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | N/A | B/N |
| 東部ベルト | B/N | B/N |
降水量が平年を下回り収穫の進展から若干の弱材料か。
南米
アルゼンチンのコーン・小麦ベルトでは今週いっぱいはドライな天候が続き、週末には0.25〜0.75インチの降雨がありベルト全域の15%をカバーする予定。ベルトの北西部地域の4分の1の地域では降雨がなく小麦の作柄に悪影響を与えている。今月より北部ベルトでコーンの作付けが開始する予定となりサンタフェ州などでは順調な滑り出しとなろう。コルドバ州では土壌水分が少なく作付けは若干遅れる見込み。
ブラジル南部パラナ州やリオグランデドスル州では今週から来週前半にかけて0.3〜1.0インチの降雨があり場所により1.75インチの降雨を記録するだろう。一方北部では周期的に降雨はあるものの雨量は限定的であり土壌水分の蓄積にはならない。南部以外の地域では降雨のカバーレージは30%以下となろう。
| 本日の発表等 |
【セッション中の発表】
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン)
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 500-700 | 770.2 |
| コーン | 800-1,000 | 1,377.5 |
| 大豆 | 300-450 | 752.7 |
| 大豆粕 |
50-125 |
69.8 |
| 大豆油 |
10-20 |
11.9 |
【引け後の発表】
| 2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 9/27の週 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 102 | 102 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 99 | 100 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
12月限に関しては現在の220セントから上下5セント程度の動きが10月の農務省のレポートまで続くものと予想する。ファンド筋のポジションも若干のネットロングとは言え中立的でどっちつかずの状況。上げた場面では現物の売りヘッジも入り頭を押さえられる。暫くは215セントレベルの指値で様子見か。(H)
(大豆)
インサイドデーとはいえ引け値ベースでは高値を更新することとなった。
現在の高値を取り巻く環境として概ね以下がその主要材料と思われる。
@ 10月農務省発表における更なる生産量の減少懸念。これについては、9月の発表直後と比較して絶対的に違う点ととなる。当時は“9月の数値はやや行き過ぎで10月への改善期待”という見通しがあった事。これは現在全く反対となっており今や“10月の数値はどこまで下方修正されるか”が市場のほぼ共通の関心事にまでなってきている。ここまで大きく市場の見方を変えた要因としては、実際に収穫入りした後に市場に提供されてきている“低収量”予想がある。未だ収穫途上とは言え、特に粒形の小粒化は各地での共通認識となっている。加えて主産地アイオワ・ミネソタなどにおいては明らかに夏場の旱魃に影響を受けた報告が後を絶たない。これらが確実に積み重なり、気づいたときには市場の雰囲気は既に様変わりしていた。同時に市場価格も休むことなく積み上がる形となった。
A このところの低温傾向も心理的には大きな材料として無視出来ないものとなっている。既に中西部北西部等を中心に霜の報告は上がってきており、この低温傾向は来週前半まで継続すると見られている。平年以下の気温がこのように継続している事は結果として現在の市場へはより強い心理的懸念材料なっている事も事実。しかし既に落葉も80%の域に達しており、実際の被害のレベルとしては極限られたものに留まるとの見方も多い。
B 農務省発表の作柄報告の数値はこれまで見てきている通り、未だに悪化し続けている。9月頭から今週頭までの1ヶ月で“GOOD/EXCELLENT”は45 ⇒ 39 にまで悪化。過去数年を見ても、この9月頭からの1ヶ月でコンディションが大きく悪化しているのは1998年の65から60(▲5)と1995年の54から44(▲10)となっているが、それぞれ農務省発表(9〜10月)で40.6→38.7、37.0→35.5へとそれぞれ収量が悪化している事実もあり、この1ヶ月間の6ポイントの悪化が収量を35台にまで引き下げるという強い市場懸念にも頷ける。
これら要因が絡み合いファンドの買い上げに商業筋の狼狽買いも重なり10月の発表を前に相場は市場参加者の予想を遥かに上回る展開を余儀なくされている。
相場は8月上旬以降この2ヶ月足らずの間実に5つのギャップをつけ休むことなく$1.7/BUも上昇を続けてきてはいるものの、今後の7ドル相場への展開にも十分警戒する必要があるのかもしれない。意見としては発表を前に7ドル相場への動きはないと見るものの、この春先以降の相場展開を見るにつけ次に何が起こってもおかしくない状態にて更なる高値への備えだけはもつ必要がありそうである。これまでの急激な状況局面を見た後の玉整理を待ち望みながらも未だ今週月曜の急騰の余韻が残る中、目先の動きを予想する事は困難を極めるというのが正直なところである。(A)
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)