米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年10月2日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---やや高値寄り付き、ほぼ変わらずの引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| DEC 03 | 222 - 21 3/4 | 222 1/2 | 220 | 220 1/4 | + 0 | 226968 | 650+ |
| MAR 04 | 231 - 30 | 231 | 228 | 228 1/2 | + 0 | 84812 | 1828+ |
| MAY 04 | 235 1/2 | 235 1/2 | 233 1/2 | 233 3/4 | + 1/4 | 22466 | 350+ |
| JUL 04 | 238 1/2 - 38 1/4 | 239 | 237 | 237 | + 0 | 22209 | 745+ |
| SEP 04 | 236 1/2 | 237 | 236 | 236 | + 1/2 | 3090 | 30+ |
| DEC 04 | 238 - 37 1/2 | 238 | 236 1/2 | 237 | + 3/4 | 13612 | 1182+ |
| 374140 | 4782+ |
大 豆
---大きく高値寄り付き、大きく高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| NOV 03 | 701 - 98 | 701 | 692 | 697 | + 9 3/4 | 139554 | 3+ |
| JAN 04 | 705 - 01 | 705 | 695 | 699 1/4 | + 9 1/4 | 37017 | 1423+ |
| MAR 04 | 695 1/2 - 94 1/2 | 695 1/2 | 688 1/2 | 693 | + 8 3/4 | 26993 | 151+ |
| MAY 04 | 674 - 72 | 674 | 668 1/2 | 672 | + 8 1/4 | 37349 | 23+ |
| JUL 04 | 666 1/2 - 65 1/2 | 666 1/2 | 661 | 664 1/4 | + 7 3/4 | 11271 | 1036+ |
| AUG 04 | 650 | 652 1/2 | 649 | 649 | + 7 1/2 | 1256 | 39+ |
| 259470 | 3009+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| OCT | 20220 | +80 | OCT | 2548 | +71 | DEC | 359 | - 5 1/4 | 110.71 - 111.54 |
| DEC | 20430 | +170 | DEC | 2542 | +67 | MAR | 369 1/2 | - 4 3/4 | |
| JAN | 20470 | +160 | JAN | 2536 | +63 | MAY | 365 3/4 | - 4 1/2 | |
| MAR | 20310 | +150 | MAR | 2525 | +60 | JUL | 339 3/4 | - 2 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
昨日引け後のFC STONE数値は生産量10,130百万ブッシェル(収量141.0)に収まる。ただ昨日までの下げ過剰感或いは大豆の高値コールにも影響を受け本日は僅かにギャップをつけ高値で寄り付いた。しかし寄り付きが本日の高値。小麦市場への売り圧力もそうであったが、コーンについては主たるサポート材料がないと判断された相場は直後に寄り付きのギャップを埋め、その後は12月限で220−221.50という狭いレンジ内をアップダウンするという方向感のない展開が引けまで継続する事となり、結局は昨日と変わらぬ位置で引けを向かえている。総じて取引は閑散であった。
(大豆) 7ドルに達し、再び約定高値更新
昨日引け後のFC
STONE予想で大豆の収量予想が35.3bu/acre、生産量が2,564百万ブッシェルと発表された事もあり夜間取引から大きく高値、11月限も7ドルをつける動きとなる。これに加え、懸念されていた霜が今朝中西部のほぼ全域で確認された点も本日の強材料となり、寄り付きから相場は10セント強のギャップをつける激しい展開となった。寄り付きで高値を見はしたものの、11月限の安値は692まで、終日高値を維持しそのまま10セント近い高値で取引を終了している。
本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の売り越し、大豆市場では4,500枚の売り越しとした模様。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約1,700枚の ロング、大豆は約44,500枚の ロングとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日は中西部全般にドライ天候となった。今後3日間でベルトの北東部中心に0.1〜0.5インチの雨量がありベルト全域の約25%をカバーすることとなる。低温はこの週末にかけて収束するものの来週前半には再び気温は低下する。昨夜から今朝程にかけてイリノイ州スプリングフィールドで23度、シャンペーンで28度、アイオワのオタワで22度を記録した。この低温はアイオワ州北東部やウィスコンシン州西部、ミズーリ州でも発生しており、28度(摂氏マイナス2.2度)以下の気温が3時間以上続き降霜を見た。生育の遅れている大豆に被害が出ている模様で、今回の霜の被害は事前の予想を上回るもの。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (10月7日〜10月11日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A | N |
| 東部ベルト | A | B/N |
気温も平年を上回り降水量が平年並から平年を下回り収穫の進展が連想され若干の弱材料か。
南米
アルゼンチンのコーン・小麦ベルトでは昨日は概してドライ天候となった。今週末にかけては北東部ベルトで0.1〜0.75インチの降雨があり、ベルト全域の20%をカバーする予定。最近の降雨不足は小麦の出穂や実付きを阻害しかねない。ベルトの北東部では降雨はあり同地域のコーンの作付けは平年どおりに進捗するだろう。その他の地域ではコーンの発芽を促進する為にはタイムリーな降雨が待たれている。
ブラジルではリオグランデドスル州に降雨。北部州では大豆の作付けが徐々に進展している。ゴイアス中部、サンパウロ州、マトグロッソドスル州では降雨が不足気味。
| 本日の発表等 |
【寄り付き前の発表】
| 1) USDA発表 週間輸出成約高(9月25日の週) (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 輸出成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 916.0 | 0.0 | 11,295.1 | 9,381.8 | 8,274.1 | 0.0 |
| 大豆 | 701.3 | 60.0 | 10,146.4 | 7,512.7 | 9,578.5 | 60.0 |
| 小麦 | 762.8 | 0.0 | 14,333.6 | 12,043.9 | 5,084.6 | 0.0 |
| 大豆粕 | 32.8 | 219.5 | 5,907.2 | 6,995.9 | 508.5 | 1,237.5 |
| 大豆油 | 1.7 | 5.3 | 753.7 | 845.6 | 60.3 | 76.9 |
概ね予想範囲内に収まり特に材料視されず。
現時点において、前年同期比コーンは約20%、大豆は35%進捗ペースは速い。
| 2) USDA発表 週間輸出船積高(9月25日の週) (単位:千トン) |
| 輸出高 | 輸出高累計 | USDA通年予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 893.7 | 808.5 | 3,021.0 | 2,530.1 | 45,720 |
| 大豆 | 200.4 | 142.9 | 567.9 | 659.2 | 25,580 |
| 小麦 | 660.7 | 928.8 | 9,249.0 | 7,519.9 | 28,580 |
| 大豆粕 | 60.1 | 58.3 | 5,398.7 | 6,759.3 | 5,580 |
| 大豆油 | 11.5 | 3.9 | 693.4 | 802.8 | 1,020 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
昨夜から今朝程にかけて予想のとおり中西部、特にイリノイ州、オハイオ州、ミズーリ州、ミネソタ州などで降霜があった。イリノイ州中部では最低気温が22度(摂氏−5度)まで下がったところもあり、これを受けて被害が予想される大豆市場で急騰となりコーン市場も連高となるも、その後は急速に戻し結局前日比変わらずレベルとなった。一連の動きはコーンと大豆ではファンダメンタルズで大きな違いがあることを明確にしており、コーンでは霜の被害が限られること、上値では農家のヘッジタイプの売りが控えていることを明らかにした。12月限に付いては意見変わらずで、目先は220セントを上下5セント程度の動きとなろう。プライシングは215セントレベルまでの下げを待ちたいところ。(H)
(大豆)
本日一気に相場は7ドルをつけた。1997年の暮れ以来ほぼ6年振りの高値を本日見ることとなった。7ドルを付近では利益確定の売りがファンドよりも大量に入る事となり辛うじて7ドルを割れた引け値とはなったものの、現在のより強い市場は9月の農務省発表後殆ど息つく暇もなく620レベルから80セント上昇した形となった。クロップの状況が全く異なるコーンとは期近限月の比価も3以上と乖離の幅も非常に大きくなってきている。昨日のFC STONEの数値に続き明日朝にはスパークスの発表を控えており、再び明日材料視されることとなろう。このまま休みなくの展開が続けば発表までに強材料も織り込まれてしまうように思える。”現在の”ファンダメンタルズから見た値位置として7ドル相場が定着する事は考えられず、どこかのタイミングでこの2ヶ月の急上昇が修正される事となるはずであるが、一方でここまで上げた事で注目される大豆相場へは更に豊富な資金が流入されることで必要以上の値動きが起こりやすくなっているようである。ターニングポイントは来週中と見るがその後の方向性は農務省発表まで待たなければならない。(A)
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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)