米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年10月3日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---ほぼ変わらず寄り付き、やや高値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

DEC 03 220 1/4 - 20 224 1/2 220 223 + 2 3/4 228125 1157+
MAR 04 228 3/4 - 28 1/2 232 228 1/4 231 + 2 1/2 87098 2286+
MAY 04 234 236 1/2 233 1/4 236 + 2 1/4 22608 142+
JUL 04 237 1/4 - 37 239 3/4 237 239 + 2 22507 298+
SEP 04 236 3/4 238 3/4 236 3/4 237 1/2 + 1 1/2 3129 39+
DEC 04 237 239 237 238 1/4 + 1 1/4 13697 85+
          378147 4007+

 

大 豆       ---ギャップでやや安値寄り付き、大きく安値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 03 693 1/2 - 92 1/2 694 1/2 677 678 - 19 139211 343-
JAN 04 695 - 94 696 1/2 679 1/2 680 3/4 - 18 1/2 38803 1786+
MAR 04 688 1/2 - 87 1/2 690 1/2 673 674 3/4 - 18 1/4 27206 213+
MAY 04 668 1/2 - 68 669 1/2 653 654 1/2 - 14 1/2 37638 289+
JUL 04 661 - 60 662 645 647 1/4 - 17 11858 587+
AUG 04 650 - 49 650 632 632 - 17 1310 54+
          262193 2723+
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
OCT 19770 -450 OCT 2500 -48 DEC 352 1/4 - 6 3/4 110.62 - 110.96
DEC 19900 -530 DEC 2480 -62 MAR 363 - 6 1/2  
JAN 19940 -530 JAN 2473 -63 MAY 364 1/4 - 1 1/2  
MAR 19770 -540 MAR 2460 -65 JUL 335 1/2 - 4 1/4

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  

ダイズとは対照的にスパークスのコーンの内容は9月農務省内容を下回り支援材料となった。寄り付きはほぼ変わらずでつくもそこが本日の安値となりその後は一昨日までの売り過剰感も手伝い相場は終日上昇トレンドを保った。中盤に12月限で本日の高値224.50をつけた後一旦は2セント余り下げる場面も見られたが、終盤再び盛り返し先日比2セント強の高値で取引を終了している。


(大豆)  スパークスの数値をきっかけに大量の売りが集中し大幅下落

寄り付き前注目されたスパークスの数値、生産量は2,619百万と予想を上回る生産量に市場は寄り付き前から安値コールとなる。実際の寄り付きも4セント程ギャップをつけての安値で入り直後が本日の高値となった。その後確たる支援材料のインプットもない中、拍子抜けとなったファンド連中を中心とした売り浴びせがセッション中盤より目立ち始め、11月限が688を割り込むと一気に相場は下落の一途。流れは引けまで止まらず本日の最安値付近でそのまま取引を終了している。

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の買い越し、大豆市場では4,000枚の売り越しとした模様。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約4,700枚の ロング、大豆は約40,500枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

昨日はベルト全域でほぼドライ天候となった。週末は北東部ベルト中心に0.1〜0.5インチの降雨があり、ベルト全域の20%をカバーしよう。週末は気温が上昇して霜の懸念はないが来週前半には再び気温が低下して降霜の可能性がある。今週末は降雨も少なく順調な収穫進捗となろう。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (10月8日〜10月12日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A N
東部ベルト A N/A

中立材料視。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

南米 

アルゼンチンでは昨日はベルト全域でほぼドライ天候となった。次の降雨のチャンスは今週末で、ベルトの北東部中心に0.1〜1.0インチの降雨となろう。小麦ベルトでは乾燥天候が続いており、ベルト全域の3分の一の地域で水分不足によるストレスが続いている。今後10日間において水分がない場合は全域の半分の地域で問題化してくる。一方のコーンの作付けは北東部で開始しており、今後の順調な作付けの進捗の為には降雨が待たれているところ。

ブラジルでは南部州で週末にかけ降雨があり、小麦の収穫が遅れる見込み、ただロジングなどの問題はない。来週前半にかけて降雨前線は北部に移動して、土壌水分を高める。コーン・大豆の作付けには好条件となろう。乾燥が続いているマトグロッソドスル州、サンパウロ州ではすぐにでも降雨が欲しいところ。

 

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

=スパークス社の発表=

(コーン) 生産量 : 10,016 百万ブッシェル / 収量 139.5 (9月農務省 : 9,944 / 138.5)

(ダイズ) 生産量 :  2,619 百万ブッシェル / 収量  36.1 (9月農務省 : 2,643 / 36.4)

コーンは9月農務省発表から生産量を71百万ブッシェル上方修正。期末在庫は1,071百万ブッシェル(在庫率:10.7%)とした。一方、ダイズは先の農務省数値から生産量を23百万ブッシェル下方修正。期末在庫は138百万ブッシェル(同、5.2%)とした。

コーンについてはやや強材料、ダイズへはやや弱材料として本日の相場へは作用することとなった。


【引け後の発表】

1) コミットメント オブ トレーダーズ (9月30日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ロング    48,163 ロング   45,000 ロング   50,364
大豆粕  ロング   39,439 ロング  43,200 ロング  42,990 
大豆油  ロング   39,806  ロング    40,300  ショート   38,002
コーン  ロング     1,547  ロング     4,800 ロング    8,146
小麦  ロング   25,001 ロング   37,330  ロング   22,204

 コーン・大豆共に材料としてはニュートラル。


 

 

2) USDA 週間ローンデータ ( SEP30-WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル)  

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2002クロップ  101.5 -43.7 0.9 0.1 1,264.1 43.6
2003クロップ 29.1 11.3 0.0 0.0 0.0 0.0

 

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2002クロップ  10.8 -7.0 0.2 0.0  373.3 7.0
2003クロップ 1.1 1.0 0.0 0.0 0.0 0.0

コーン・大豆共に予想の範囲内にて、材料としては中立。

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

本日の上げは週末を控えたテクニカルな戻しでファンダメンタルズにおける変化はない。市場の注目は来週末に発表される10月の農務省の生産・需給レポート。コーンに関しては100億ブッシェルの生産高を市場は織り込みつつある。このレベルの数値であれば現在の12月ベース220セント程度からの大きな下げはなかろう。目先は需給発表での供給面を意識しながらも今後は需要面に目が注がれて行こう。12月限ベースでレポート前に215レベルが実現するならば大きくプライシングを進展させておきたい。(H)

 

(大豆)

【今週の相場回顧】

先週金曜に”下げ”を予想しておきながら今週は全く逆の展開。月曜からいきなり30セント近い急騰で始まり昨日までの4日間、きわめて強い相場展開を見せついに11月限は97年来の高値701をつけるまでに至った。しかし、7ドルへ到達したという達成感、或いはFC STONEで収量35.3を見た後の本日のスパークスの数値が効いたか、ついに暫くご無沙汰していた”大量の売り浴びせ”が出ることとなり本日は20セント近い大幅な安値引け。ターニングポイントは来週を待つことなく本日現れる結果となった。

【来週の相場予想】 相場は大きな転換点を迎えた。来週以降はトレンド逆転

何と言っても来週は農務省発表(金曜日)。これを大いに意識した相場展開・・と言いたい所であるが、本日の動きを見た後に ”昨日で高値は見た” という思いを一層強めており、来週以降の展開については基本的に下げ基調が継続すると見ている。これまで申し上げてきたように相場は8月初旬の5ドル前半から全く休みなしに昨日の7ドルまで上げきっている。この反動もそれなりのものとなり今後の下げ相場を加速させるように思える。来週の農務省発表の位置付けとしては、”下げ余地を探る”指標にしかなり得ないのではないか。 現在のタイトな米国需給バランスは大きなファンダメンタルズではあるものの、この内容が相場へ影響を与え出すのは、これから始まる下落劇が落ち着いてから、まだ先の話となろう。 さて、来週の展開であるが、11月限で2番目のギャップである644あたりまで迫る展開も十分あり得る。その後は農務省の発表内容いかんで11月にかけて610前後までの安値をみるチャンスもゼロではないと見る。 いずれにしても、これまで2ヶ月一方的に続いた上昇トレンドは今週で終焉、来週以降は暫くダウントレンドが継続する相場つきをイメージしている。(A)

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)