米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年10月6日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---安値寄り付き、安値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

DEC 03 221 1/2 - 21 222 3/4 220 1/2 221 1/4 - 1 3/4 226209 1916-
MAR 04 229 1/4 - 28 3/4 230 3/4 228 229 1/4 - 1 3/4 88403 1305+
MAY 04 234 - 34 1/4 235 1/2 233 1/4 234 1/4 - 1 3/4 22025 583-
JUL 04 237 238 1/2 236 1/4 237 1/4 - 1 3/4 22623 116+
SEP 04 236 - 35 3/4 237 235 1/2 236 1/4 - 1 1/4 3171 42+
DEC 04 237 238 1/2 236 3/4 237 1/4 - 1 14386 689+
          377800 347-

 

大 豆      ---ギャップを付けて安値寄り付き、高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 03 671 - 70 687 1/2 669 684 + 6 132600 6611-
JAN 04 673 - 71 689 1/2 671 685 3/4 + 5 39885 1082+
MAR 04 668 - 67 1/2 683 1/2 666 1/2 680 1/4 + 5 1/2 27991 785+
MAY 04 647 - 46 1/2 663 646 1/2 659 + 4 1/2 37220 418-
JUL 04 640 1/2 - 39 655 639 652 1/2 + 5 1/4 11993 135+
AUG 04 629 - 28 640 628 637 + 5 1329 19+
          256865 5328-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
OCT 20000 +230 OCT 2510 +10 DEC 341 - 11 1/4 110.79 - 111.23
DEC 20110 +210 DEC 2494 +14 MAR 352 1/2 - 10 1/2  
JAN 20090 +150 JAN 2481 +8 MAY 353 1/2 - 10 3/4  
MAR 19920 +150 MAR 2470 +10 JUL 331 1/2 - 4

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  


今週一杯続くドライな天候が順調な収穫の進捗を連想させ、前日比約1.5セント下げての寄り付きとなったが、その後は動きに乏しい展開が続く。小麦市場が大きく弱含んだことはコーン市場にも影響した。一方で畜産価格が高騰したことと大豆市場が活況を呈していたことが強材料として受け止められ、午後に若干強含む場面があったものの、すぐに値を崩して安値引けとなる。期近12月限は1.75セント安の221.25となって引けている。取引量は非常に少なく、約32000枚程度であったと言われている。


(大豆) 


先週金曜日のフォロースルーに加え、週末続いたドライな天候が、さらに今週一杯続きそうであるとの見通しが収穫作業の大幅な進捗を連想させ、ギャップを付けて前日比約5セント下げて寄り付いた後は、徐々に値を上げていく展開となる。中国が米国産大豆のベーシスの買い付けに積極的であったという報告があったことが大きな強材料となった他、あまり農家売りが出なかったことが心理的な強材料となったと言える。強気な流れは最後まで続き、各限月高値引けとなった。期近11月限は6セントアップの684として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では200枚の売り越し、大豆市場では5,500枚の買い越しとした模様。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約1,300枚の ロング、大豆は約49,100枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

週末は、ミシガン、インディアナ、オハイオなどを中心にベルトの1/3の地域で0.10〜0.35インチと少量の降雨が観測された。また、昨日・今日と北東部1/4の地域で霜が観測された。今週一杯、ベルトは高気圧に支配されドライな天候が続く。そんな中、木曜から金曜にかけてはミネソタ・ミズーリなどベルトの西部1/3の地域で雨の可能性があるが雨量は限られたものとなる。今週のドライ気味な天候により収穫は大きく進捗する。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (10月11日〜10月5日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N/A B/N
東部ベルト N A

中立材料視。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

南米 

アルゼンチンでは週末、北東部1/3の地域に限られた雨が観測された。本日ベルトの南西部で発達する雨雲は明日ベルト南部1/2の地域に広がり、水曜には勢力を弱めることとなる。作付け時における土壌水分の量としてはサンタフェで適度な量、コルドバではドライ気味となっている。

 

本日の発表等


【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  10月2日の週  9月25日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  857.9 813.2 495.2 3,775.6 3,069.0
ダイズ  254.0 186.7 280.4 848.8 943.2
小麦  756.9 615.4 471.9 10,844.1 8,684.2

材料としてはコーン・大豆ともに中立であった。

 

【引け後の発表】 

3)USDA週間クロップ・プログレス(9/28の週) 

 

《コーン主要産地の成熟段階進捗状況》

  10/5/03 先週 昨年同期 5年平均
アイオワ 97 91 98 98
イリノイ 95 87 94 97
ネブラスカ 85 73 91 94
ミネソタ 99 94 94 94
インディアナ 78 62 83 93
オハイオ 62 35 68 79
ウイスコンシン 85 55 77 78
サウスダコタ 94 82 89 90
ミズーリ 97 94 99 98
ミシガン 63 37 86 79
主要18州平均 90 79 91 93

 

《コーン主要産地の収穫進捗状況》

  10/5/03 先週 昨年同期 5年平均
アイオワ 17 10 13 22
イリノイ 32 17 33 42
ネブラスカ 18 11 23 31
ミネソタ 19 10 8 16
インディアナ 13 8 20 28
オハイオ 6 3 14 16
ウイスコンシン 13 7 7 12
サウスダコタ 18 10 15 19
ミズーリ 69 55 79 67
ミシガン 5 2 10 14
主要18州平均 27 18 27 33

 

 

《コーン・クロップコンディション》

括弧内は先週  【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 6(7) 15(15) 36(38) 36(33) 7(7)
イリノイ 2(2) 6(6) 24(24) 52(52) 16(16)
ネブラスカ 14(14) 13(14) 23(22) 33(33) 17(17)
ミネソタ 8(8) 17(21) 43(40) 30(30) 2(1)
インディアナ 5(5) 9(10) 23(23) 47(46) 16(16)
オハイオ 3(2) 6(5) 23(23) 47(48) 21(22)
ウイスコンシン 11(12) 24(22) 34(36) 28(27) 3(3)
サウスダコタ 8(9) 14(13) 26(26) 39(40) 13(12)
ミズーリ 23(23) 24(24) 29(29) 19(19) 5(5)
ミシガン 2(3) 7(10) 33(27) 47(49) 11(11)
18州平均 8(8) 13(14) 29(29) 38(38) 12(11)
18州平均(昨年) 12(13) 17(17) 27(27) 34(34) 10(9)

あまり材料視されていない。


《大豆生産主要州の落葉》

  10/5現在  先週  昨年同期  5年平均 
アイオワ  97 89 97 94
イリノイ  92 75 90 91
ミネソタ  99 98 99 98
インディアナ  88 75 91 96
ネブラスカ  93 78 94 97
オハイオ  89 74 96 96
ミズーリ  76 58 75 80
主要18州平均 

89

78 90 90

 

《大豆生産主要州の収穫進捗状況》

  10/5現在  先週  昨年同期  5年平均 
アイオワ  56 20 25 42
イリノイ  38 15 32 40
ミネソタ  68 33 32 54
インディアナ  19 9 27 40
ネブラスカ  32 12 31 38
オハイオ  16 6 30 41
ミズーリ  13 5 25 25
主要18州平均 

37

17 29 39

 

《大豆生産主要州クロップコンディション》

括弧内は先週    【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 14(14) 30(29) 40(41) 15(15) 1(1)
イリノイ 5(5) 12(12) 37(37) 40(40) 6(6)
ミネソタ 10(10) 25(23) 45(41) 19(24) 1(2)
インディアナ 7(6) 12(10) 31(30) 42(45) 8(9)
ネブラスカ 13(15) 25(24) 35(34) 21(20) 6(7)
オハイオ 3(2) 9(7) 32(28) 41(47) 15(16)
ミズーリ 19(21) 27(27) 32(31) 18(17) 4(4)
主要18州平均 9(9) 18(18) 35(34) 31(32) 7(7)
18州平均(昨年) 9(10) 16(17) 30(30) 36934) 9(9)

あまり材料視されていない。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)


今、農家や種子開発会社を訪問すると、RWC(Root Worm Resistant Corn)の話題で持ち切りである。それ以外の話はほとんど出てこない。先週あるカントリーエレベーターを訪問した時もそうであった。そこの経営者であるG氏はおもむろに2つの乾燥後のコーンの根っこを持ってきた(下記写真参照)。一つはRWC、もう一つは同じVarietyのNon GMO Cornだという。後者の根は、おそらくRoot Wormに食われたのだろう。根が浅く、茎も細い。それに比べてRWCのそれは根がしっかり張っていて茎も太い。イールドが大きく違ってくるのも納得がいく。 翌日、ある農家T氏を訪問した。彼は種子会社とTest Plant契約を結んでおり、自家の畑の一部に特定の種子会社の数種類のVarietyを植えていた。その中に、同じVarietyのNon GMO種とRWC種が並んで植えられている箇所があったのだが、前者は茎が細く、タッセルを含む茎の上部が折れてしまっているのに対し、後者は未だタッセルが付いており、茎が隆々としている。イヤーを見る前からそのイールドの違いは明らかであった。数日後にこの種子会社はこのテストプラントの前に近隣の農家を集めてバーベキューパーティーを開き、皆に各種子を紹介するのだという。この光景を目の当たりにすれば、RWCの実力に対して異を唱えるものはおそらくいないであろう。イールドの改善による利益と殺虫剤代コストの減少の合計が種子代のプレミアムを上回らない限り、多くの地域の農家がこの種のコーンを買い求めるものと想像する。また、ある種子会社の幹部は、2004年度コーンのGMO作付け比率は今年度比5-10%UPになるだろうと予想している。彼の予想が当たれば2004年のGMOコーンの作付け比率が50%に達する可能性もある。 Root System  

プライシングの方針に関しては先週と意見変わらず。供給面に関して弱気な材料を予想することと、収穫後暫くは売り物が続くことを予想するので、まだ買いは待ちたい。(K)

 

(大豆)

本日は高値で引けたものの大きく下値をテストしており、今後はより下値を意識した展開が見られるものと思われる。農務省発表を前に神経質な展開は予想されるものの、先週で高値を見たとの判断から今後暫くの下落トレンドという意見は継続したい。(A)

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)