米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年10月17日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---高値寄り付き、やや安値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

DEC 03 216 - 16 1/2 217 214 214 1/4 -1/2 240064 5307+
MAR 04 223 - 23 1/2 223 3/4 221 221 1/4 -1/2 107048 2446+
MAY 04 227 1/4 - 27 1/2 228 225 1/2 225 3/4 -3/4 22668 487+
JUL 04 231 - 31 1/4 231 1/2 228 1/2 228 3/4 -1 25935 152+
SEP 04 232 3/4 232 3/4 230 1/2 230 1/2 -1 1/4 4980 116+
DEC 04 236 1/4 - 36 1/2 236 1/2 234 1/2 234 3/4 -1 19773 845+
          422343 9353+

 

大 豆       ---ギャップを付けて大きく高値寄り付き、徐々に下げるが、高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 03 740 - 41 743 1/2 726 1/2 729 1/4 +3 3/4 102279 7333-
JAN 04 736 - 38 743 726 1/2 729 1/4 +4 65386 2792+
MAR 04 718 - 17 1/2 719 707 710 1/4 +5 3/4 27701 175-
MAY 04 672 - 76 676 662 1/2 665 1/2 +3 1/2 38066 1177-
JUL 04 660 - 61 661 648 1/2 650 3/4 +1/4 15565 768+
AUG 04 633 637 627 627 1/2 -1/2 1896 213+
          258555 5013-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
DEC 21950 +160 DEC 2646 +14 DEC 328 1/4 -8 109.39-109.87
JAN 21790 +250 JAN 2630 +14 MAR 339 1/2 -7 1/2  
MAR 21110 +250 MAR 2578 +10 MAY 340 -7  
MAY 19720 +150 MAY 2500 -3 JUL 322 1/2 -5 3/4

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  


予想を遥かに上回る週間輸出成約高の数字(700-900千トンの予想に対して1,675.5千トン)を確認したことにより前日比2セント強上げての寄り付きとなった。しかしその後はファンドによる積極的な売り浴びせにより、徐々に値を崩していく展開となる。新たなファンダメンタルズ面での材料は無かったものの、今週末に収穫が大きく進捗するのではないかという考えは本日のマーケットには重石となった。結局、12月限で0.5セントダウンの214.25として引けている。



(大豆)   


セッション前に発表された週間輸出成約高の数字が予想(400-600千トン)を遥かに上回り、1,148.4千トンと発表されたことが材料視され、各限月大きくギャップを付け、11月限では10セント以上高値での寄り付きとなった。中国が引き続き米国産大豆の買い付けに対して前向きであるという噂や、USDAにより、ベルギーが12万トンの米国産大豆を買い付けたという報告がなされたことなども材料視された。しかしその後は徐々に値を下げていく展開となる。収穫にとって良好天候が続くことと、月曜に発表される収穫の進捗率に対して市場で78%程度と予想されていることは、平年のペースを上回っていることから弱材料視された。


 

本日ファンド筋はコーン市場では8,000枚の売り越し、大豆市場では2,000枚の売り越しとした模様。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約23,300枚のショート、大豆は約54,700枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日は、ベルトの南西部を中心として南半分の地域に0.10〜0.50インチの降雨が観測された。範囲は合計でベルトの30%となった。本日ベルトの南東部にて若干の雨が降ることとなるが、週末は概ねドライな天候が予報されている。次にまとまった雨が降るのは月曜日で、ベルトの北東部を中心としたものとなろう。上記の地域以外では、今後5日間ドライな天候となりそうである。この様に暫く雨の範囲が限られることにより、収穫は例年と変わらないペースで進捗するものと思われる。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (10月22日〜10月26日)】 

  気温 降水量
西部ベルト B/N N/A
東部ベルト B A

あまり材料視はされず。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

南米  

アルゼンチンでは、昨日ベルト南東部20%の地域で0.10〜0.75インチの降雨を得た。週末にもやはり南東部を中心に45%の地域で0.10〜0.75インチの降雨となる模様。この雨は同地域の小麦の生育には恵みとなるものの、より乾燥が懸念されている北西部地域においてはコルドバ州の土壌乾燥懸念は引き続き深刻なため、同地域での作付けは引き続き遅れ気味となる。

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1)  USDA発表 週間輸出成約高(10月9日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 1,675.5 0.0 13,927.0 10,726.5 9,228.5 0.0
大豆 1,148.4 0.0 11,768.6 8,589.5 10,332.5 60.0
小麦 423.6 5.0 15,106.2 12,911.3 4,556.0 5.0
大豆粕 291.2 0.0 1,984.6 1,566.2 1,906.2 4.2
大豆油 2.4 4.4 121.6 155.1 116.0 4.4

コーン・大豆共に予想レンジを上回り、強気な材料とされた。小麦も予想の上限に近く、材料としてはやや強かった。

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(10月9日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 898.1 779.4 4,698.5 3,836.4 45,720
大豆 630.0 238.2 1,436.1 1,227.4 23,680
小麦 615.2 686.0 10,550.2 8,147.3 28,580
大豆粕 62.7 15.8 78.4 113.9 4,540
大豆油 4.4 1.3 5.6 10.8 390

 


【引け後の発表】

3) コミットメント オブ トレーダーズ (10月14日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ロング    56,790 ロング   47,900 ロング   45,608
大豆粕  ロング   39,757 ロング   39,500 ロング  41,871 
大豆油  ロング   38,148  ロング   36,300  ロング    36,677
コーン  ショート   11,885  ショート   15,500 ショート   24,051
小麦  ロング   10,485 ロング    8,700  ロング   3,391

 大豆が若干弱気な内容であったが、他は中立な内容であった。
 

 

4) USDA 週間ローンデータ ( OCT 14-WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル)  

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2002クロップ  73.3 -12.5 1.0 0.0 1,292.2 12.5
2003クロップ 48.9 10.8 0.0 0.0 0.9 0.8

 

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2002クロップ  7.6 -1.1 0.2 0.0  376.5 1.1
2003クロップ 10.3 6.5 0.0 0.0 0.0 0.0

 コーン・大豆共にあまり材料視されず。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

ファンドの売りが目に見えて積極的に出だしてきている。本日もファンダメンタルズは強い中、一日で8,000枚もの売り越しを行っている。この売りはシステマティックに暫く続くかもしれない。具体的には、現在10日間の移動平均線は12月限で218.50のレベルにあるが、それを上へ抜けるまで(トレンドが変わるかまで)売り続ける可能性が高い。

しかし、現レベルでの商業筋の買いは同様にかなり激しい。また、今週は収穫が順調に進み、高イールドの報告が相次いだこともあってやや相場も低迷したが、既に需給報告の数字を織り込んだことにより、反応が薄くなってきている。ファンドの売り浴びせが始まったことにより想定していたシナリオがやや崩れたものの、210近辺では買いオーダーが集中しており、反発する可能性が高い。予想を遥かに上回る本日の輸出成約高の数字や、中国の輸出余力が衰え出す可能性などを考えると、12月限は底を狙って大怪我するよりも現レベルで早めに買い進めておくべきかと考える。(K) 

 

(大豆)

先週金曜の発表の余韻もそのまま今週の相場の居所は更に1ランク上がることとなった。ショッキングな発表内容に派手な動きを見た後安値引けした金曜の流れもあり今週の相場動向にはより注目が集まったが、結果は高値維持。流石に玉の整理が進むのではと見られながらも、米国需給バランスにおけるレーションニングの行方或いは南米の今後動向に未だ方向性を見出せない市場にとっては、依然として警戒感・不安感が払拭できない状況が継続している。今週は派手な展開とはいえ一方方向への展開はなく、期近720-740というレンジ取引に収まった。頭が重くなってきているようにも映るものの、先週までの680中心の取引でもそのような局面はあった。上記状況がもう少し明らかになってくるまでは大きな下げを期待できそうにない。目先は先週金曜につけたギャップが大きく効いており下値も7ドルを割る展開は期待薄。高値についてはレーショニング動向と南米状況によっては今後更なる大きな上昇相場も考えられ8ドルというレベルも視野に入れておく必要はあろう。(A)

 

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)