米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年10月21日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---やや安値寄り付き、高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| DEC 03 | 214 - 13 1/2 | 217 1/2 | 213 1/2 | 215 3/4 | + 2 | 241349 | 1057+ |
| MAR 04 | 220 1/4 - 20 | 223 1/2 | 220 | 222 | + 1 1/2 | 114606 | 3005+ |
| MAY 04 | 225 - 24 1/2 | 227 3/4 | 224 1/2 | 226 | + 1 | 23127 | 224+ |
| JUL 04 | 228 - 27 3/4 | 230 1/2 | 227 3/4 | 229 | + 1 | 27467 | 293+ |
| SEP 04 | 230 1/4 | 232 | 229 3/4 | 230 1/2 | + 3/4 | 5130 | 33+ |
| DEC 04 | 24 1/4 - 33 3/4 | 235 1/2 | 233 1/2 | 234 1/2 | + 1/4 | 20410 | 611+ |
| 433968 | 5227+ |
大 豆 ---安値寄り付き、高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| NOV 03 | 724 - 22 | 734 3/4 | 722 | 730 1/4 | + 1 | 96583 | 2072- |
| JAN 04 | 725 - 23 1/2 | 735 1/2 | 723 1/2 | 730 3/4 | + 1/4 | 788665 | 7077+ |
| MAR 04 | 707 | 720 1/2 | 707 | 716 1/4 | + 4 1/2 | 28004 | 220- |
| MAY 04 | 667 - 66 1/2 | 676 | 666 1/2 | 671 3/4 | + 2 3/4 | 37716 | 288- |
| JUL 04 | 654 - 52 | 662 1/2 | 652 | 657 1/2 | + 2 | 16387 | 327+ |
| AUG 04 | 636 - 35 | 640 1/2 | 634 | 635 | + 2 1/2 | 1945 | 7- |
| 267035 | 4966+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| DEC | 22500 | +270 | DEC | 2601 | -24 | DEC | 340 1/2 | + 6 3/4 | 109.45 - 110.10 |
| JAN | 22220 | +270 | JAN | 2580 | -26 | MAR | 351 | + 6 3/4 | |
| MAR | 21540 | +280 | MAR | 2543 | -14 | MAY | 349 1/2 | + 4 3/4 | |
| MAY | 20160 | +220 | MAY | 2464 | -29 | JUL | 329 3/4 | + 4 1/2 |
| 本日の相場の動き |
(コーン) 昨日までの緩やかな下げから一転して反発。
前日のフォロースルーや、相変わらず収穫に適した天候が続いていることから、若干弱含み、12月限で1/4セント安値にて寄り付いたが、その後は勢い良く値を上げていく展開となる。昨日までのファンドを中心とした売りに対する行き過ぎ感もあり、10日間の移動平均をトライする。上へ抜くには至らず、午後に入って若干の失望売りを見て値を戻したものの、ほぼ今日一日の内の高値圏にて引けを見た。本日も農家売りは勢いを見せず。結局12月限は2セントアップの215.75として引けている。
(大豆) 中国向け輸出需要の増加が連想され、上昇
引き続き収穫に適した天候であることと、これまでの買われ過ぎ感により、大きく安値での寄り付きとなった後は徐々に値を上げていく展開となった。中国政府が発表した9月の大豆の輸入数量298万9千トンという数字が市場予想を上回ったことと、中国は未だ米国産大豆の買い付けに積極的であるという報告、加えて、中国政府が近い将来GMO大豆の許可証を新しく発行して大豆・大豆粕の輸入を促進し、国内で供給不足の陥っている大豆や大豆製品の価格高騰に歯止めをかけようとしているとの噂が流れたことも、本日の相場を支えた。午後に入って多少値位置を下げたものの、各限月前日比上昇しての引けとなった。11月限は1セントアップの730.25となっている。
本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の買い越し、大豆市場では3,500枚の買い越しとした模様。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約31,800枚のショート、大豆は約59,700枚の ロングとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日も中西部は概ね一日ドライな天候となった。予報は昨日とほぼ変わらず、今週一杯はドライな天候が続きそうである。週末は、ベルト南部を中心に35%の地域で0.10〜1.0インチの雨が降ることとなりそうである。上記天候パターンにより、収穫のペースは少なくとも平年並みのペースは保つことができそうである。週末の雨も、クロップに大きなダメージを与えるには至らない。大豆はそれまでにほぼ収穫が終わっているであろうし、コーンも3/4が終了していくものと予想される。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (10月26日〜10月30日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B | B |
| 東部ベルト | B | B/N |
あまり材料視されず。
南米
アルゼンチンでは、昨日も引き続きドライな天候となった。この天候パターンは今日・明日も継続することとなる。金曜日には雨の予報が出ているが、範囲はベルト南東部を中心としたものとなり、雨量も限られる。もっとも乾燥が懸念されているコルドバを含む北西部地域では、小麦がストレスを受け続けている。コーンの作付けは平年並みのペースで進捗しているものの、同地域では発芽の遅れが発生し始めている。
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) ブリッシュコンセンサス |
| 10/21/03 | 10/14/03 | 10/7/03 | 9/30/03 | 9/23/03 | |
| 大豆 | 70 | 77 | 74 | 79 | 72 |
| 大豆油 | 67 | 70 | 71 | 71 | 66 |
| 大豆粕 | 84 | 81 | 77 | 78 | 71 |
| コーン | 33 | 35 | 38 | 36 | 38 |
| 小麦 | 52 | 46 | 49 | 61 | 54 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
コーンマーケットはここ数日の緩やかな下げが終わり、底を打ったとも見れる。供給面のファンダメンタルズが弱い中そんなに急激な上昇相場を迎えるとは思えないが、緩やかな上昇トレンドを描く可能性はある。11月の需給報告における生産量のある程度の増加をマーケットが織り込んだ上でのファンドの大きなショートポジション、家畜頭数の増加から来る飼料用需要の増加、エネルギー法案が最終可決した後のエタノール需要の上方修正など、短期的な強材料はいくつか考えられるからである。中国の動向は相変わらず予想しにくいが。12月限月でまだプライシングの空きがあるなら、早めの手当てを薦めたい。
(K)
(大豆)
相場は非常に強いファンダメンタルズを背景に今後も7ドルを割っての下落相場は考えづらい。これまでの上げ疲れから710−700といったレベルまでの調整局面を作る事は可能と思われるが、中国を中心とした需要動向或いは南米の進展をもう少し見極めるまでは特に下への動きは期待出来ない。寧ろ何かあれば8ドル相場へ向う体勢にあるように映る。短期的には20セントあたりの下落は期待できると見るがそこには大きなサポートがあり6ドル相場への期待を現状で過度に持つ事は避けたい。
先週ベルト中央部〜東部にかけて産地回りを行ってきたが、農務省の10月の発表内容を裏付けるコメントを複数とる事が出来た。イリノイは中央部からインディアナ州境にかけて大豆自身の品質については特に問題なかった。今夏は特にAPHIDSが各地で大量発生したにもかかわらずそれによる病害も殆ど確認されていない。しかし、どの農家もこの収量減に関しては深刻。以前にもお伝えした通り、サイズがどの地域をとっても小粒化しており鞘着きの悪さに加えてこの小粒化が収量に与えている影響はかなり深刻だと言ってよい。一方でベルト東部地域においては、主要三州(アイオワ・イリノイ・ミネソタ)のような深刻な旱魃を受けていない点はやはり大きな違い。悪かった昨年と違いオハイオでは昨年比10ブッシェルも収量が改善。このオハイオの農務省予想41とインディアナの40は今年の米国では最高レベルの収量となっており、今回の農家のコメントとも一致している。これら西と東の大きな違いの中、本当に今年の大相場の利益を享受できているのはベルト東部の農家のみで、西部主産地の農家にとっては相場の上昇よりも収量減少の度合いの方が大きく実はかなり厳しい環境にあるようである。食品大豆業界への朗報は、今年は小粒化現象があるものの病害については非常に限られているという事か。
南米の天候懸念については既に指摘されているが特に心配されるのは現状アルゼンチンとなっている。コーンの作付けは概ね25%終了したとされるも旱魃傾向が響き前年比10%程進捗が遅れている。この作付けの遅れと昨今のCBT大豆相場の高騰はコーンから大豆への作付けシフトの要因となる可能性が高い。又主産品のひとつであるひまわりについても作付けの遅れが結果として大豆へのシフトを促すと言われておりこれも今後の大豆作付け増への見通しに繋がっている。これら“増産への”期待感を背負った中での現在の旱魃傾向であり、その進展に如何では今後市場を更に刺激しかねない大きな材料になり得る点、留意したい。(A)
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)