米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年10月29日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---ギャップを付けて高値寄り付き、高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| DEC 03 | 244 3/4 - 44 | 250 | 239 1/2 | 248 1/4 | + 8 | 218231 | 6618- |
| MAR 04 | 251 1/2 - 50 | 253 1/4 | 244 3/4 | 252 1/2 | + 6 1/4 | 137620 | 974+ |
| MAY 04 | 255 - 54 | 257 | 249 3/4 | 256 1/4 | + 6 | 29319 | 492+ |
| JUL 04 | 257 1/2 - 56 1/2 | 259 | 251 3/4 | 258 1/2 | + 6 1/4 | 29856 | 755+ |
| SEP 04 | 249 1/2 - 49 | 252 1/2 | 248 | 251 3/4 | + 4 1/2 | 5555 | 99- |
| DEC 04 | 249 - 48 | 249 1/4 | 246 | 248 3/4 | + 1 3/4 | 23026 | 696+ |
| 445820 | 3781- |
大 豆 ---ギャップを付けて高値寄り付き、高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| NOV 03 | 792 - 90 | 801 | 778 | 800 | + 18 | 37500 | 10017- |
| JAN 04 | 797 - 95 | 805 | 783 | 803 1/2 | + 16 1/4 | 124307 | 5433+ |
| MAR 04 | 785 - 84 1/2 | 791 | 772 | 789 1/2 | + 16 | 35853 | 982+ |
| MAY 04 | 742 - 40 | 749 | 733 | 748 | + 17 | 38869 | 1168+ |
| JUL 04 | 725 - 24 | 729 | 711 1/2 | 728 | + 16 1/2 | 16867 | 460+ |
| AUG 04 | 700 - 698 | 702 | 693 | 700 1/2 | + 16 1/2 | 2400 | 8+ |
| 263976 | 2042- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| DEC | 25480 | +710 | DEC | 2692 | +17 | DEC | 375 3/4 | - 1 1/2 | 108.01 - 108.23 |
| JAN | 25280 | +730 | JAN | 2659 | +10 | MAR | 385 1/4 | - 1 1/4 | |
| MAR | 24800 | +870 | MAR | 2624 | +2 | MAY | 378 1/4 | - 3/4 | |
| MAY | 23460 | +101 | MAY | 2556 | +4 | JUL | 349 1/4 | + 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン) 続伸
中国にてコーンの輸出を認可されているJGGとCOFCOがオファーを出すのを完全に止めたとの報告、更にアルゼンチンのコーンの生産量が1322.5万トン(前回のアルゼンチン政府の発表では1500万トン、USDAの現段階の予想は1600万トン)と発表されたことなどが強材料視され、ギャップを付けての高値寄り付きとなった。その後セッション前半は若干弱い含む展開となるが、後半になると大豆相場の勢いに支えられ、ファンドが大量に買いオーダーを入れ、力強く値を上げる展開となった。250をトライするがそこは抜けず。しかし大きく値を崩すことはなく、結局ほぼ本日の高値圏にて引けを見ることとなった。12月限は8セントアップの248.25として引けている。
(大豆) 遂に8ドル到達
USDAのデイリーレポートにて中国への275,000トンの売り成約と、売り先不明の113,000トンの成約が発表された他、センサスによる9月の搾油報告において、堅調な搾油量と粕・油の在庫減少が確認されたことは大豆需要のレーショニングがまだ起きていないとの考えをトレーダーに抱かせると共に、大豆製品に対する堅調な需要と搾油マージンが魅力的な価格帯にあることを連想させ、ギャップを付けての高値寄り付きとなった。その後8ドルをトライするも失敗し、大きく値を崩す場面も見られたが、すぐに値を戻して、その後は堅調な動きが続いた。流れは変わらず、11月限と1月限は遂に97年9月以来初めて8ドルを上へと抜けて引けることとなった。11月限は18セントアップの800セントとして引けている。
本日ファンド筋はコーン市場では18,000枚の買い越し、大豆市場では4,000枚の売り越しとした模様。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約60,600枚のロング、大豆は約69,400枚の ロングとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日はミシガン、オハイオ、インディアナ東部などを中心にベルトの東部1/4の地域で軽い雨が降った。今日はベルトの北西部にて雪混じりの雨が降ることとなる。また明日はベルト北部、金曜にはベルトの北東部にて若干の雨が予報されている。雨量は0.10インチ未満と少ない。週末にはベルト西部で前線の活動が活発になり、55%の範囲にて0.25〜1.0インチの雨が予報されている。
コーンの収穫はおよそ3/4、大豆は90%が終了しており、大豆は再来週、コーンは3週間後には全ての収穫を終えることとなろう。一連の雨による収穫の遅れは大きなものとはならない。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (11月3日〜11月7日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B/N | N/A |
| 東部ベルト | N/B | A |
南米
アルゼンチンでは昨日も一日ドライな天候が続いた。今夜ブエノスアイレス州南部にて発達する雨雲は明日北部へと移動し、コルドバ州の東部やサンタフェにて金曜の朝まで降雨をもたらすこととなる。コルドバ州を含むベルト北西部における土壌乾燥が今後2週間の内に改善を見なければ作付け済みのコーンの初期成長が妨げられ、また、ある程度が大豆へと転換される可能性が高くなる。
| 本日の発表等 |
【寄り付き前の発表】
| 1) センサス搾油報告(9月分) |
(単位 : ショートトン、 オイル ⇒ 1千ポンド) R : 修正
| 9月 (2003年) | 8月 (2003年) | 9月 (2002年) | |
| 搾油量 | 3,818,722 | 3,752,758-R | 3,670,266 |
| 粕生産量 | 2,806,465 | 2,759,625-R | 2,692,430 |
| 粕在庫 | 234,481 | 229,492-R | 208,459 |
| 皮生産量 | 209,193 | 206,964-R | 218,880 |
| 皮在庫 | 27,968 | 37,393-R | 31,514 |
| 粕・皮在庫 | 220,404 | 270,468 | 239,973 |
| 油生産量 | 1,441,880 | 1,440,404-R | 1,413,830 |
| 油工場・倉庫在庫計 | 1,485,695 | 1,658,132-R | 2,360,013 |
| 工場在庫(トン) | 960,814 | 1,059,705-R | 1,088,605 |
搾油量は堅調な数字を維持。各製品の在庫減少は好調な需要を示唆。強材料とされた。
【セッション中の発表】
| 2) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン)
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 400-700 | 592.1 |
| コーン | 900-1,200 | 754.0 |
| 大豆 | 1,200-1,600 | 1,012.1 |
| 大豆粕 |
100-200 |
96.5 |
| 大豆油 |
10-20 |
5.9 |
【引け後の発表】
| 3) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 10/25の週 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 105 | 102 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 101 | 102 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
本日も主に大豆の動きに連動し、続伸したコーンマーケットは遂に9月の需給報告前に付けた高値を上へと抜けることとなった。
現在の大豆の高い値位置と、そのマーケットがインバースで推移していること、また、一方でコーンマーケットはなだらかなキャリングであることを考えても、農家はやはり暫くの間大豆しか売ってこないだろう。大豆の輸出は相変わらずハイペースを保ち、レーショニングを起こす気配が見られない。それどころか輸出ペースを助長する要因ばかり目に付く。コーンの輸出に関しては目を見張るような強さは感じられないものの、ペースの衰えも見られない。小麦の輸出も堅調であり、中国の動きにより今後そのペースが加速されることも予感させる。
以上を考慮すると、シカゴコーンフューチャー、米国内各ポイントにおけるコーンの現物価格共に暫くは強気で推移していくものと思われる。大きなファンダメンタルズ面での変化なしには、少なくとも年が明けるまで買い場は訪れそうにない。一方、来週中国にて高騰しすぎた国内コーン価格に対する対策会議のようなものが開かれるという噂もあり、引き続き同国の動向には要注意である。(K)
(大豆)
本日の上げ材料は二つ。中国の米国産大豆追加買い付けと米国の9月の大豆搾油量の発表。中国は昨日の17万トンに続き本日も27.5万トンの成約を行なったことが確認された。また市場ではこの2日程度で南米あるいは米国大豆を中国が50〜150万トン買い付けたとするニュースが流れた。一方、朝方発表されたセンサス・ビューローによる9月の米国内大豆搾油量は予想の平均を上回り、且つ大豆油在庫は事前予想を大幅に下回った。何れの材料も現在の大豆相場レベルで国外・国内で需要の減退が発生していないことを市場参加者に強く裏付けた。昨日も述べたように、市場価格を左右する材料は限られている。米国需給が更にタイト化する可能性が強まっていること、中国の昨年を上回る大豆買い付け、南米での生産量が前月の米国農務省の予想で上限の数字が市場に織り込みされたことなどを考えると、今後テクニカル要因で上下振幅はありながらも、上昇トレンドは継続して、一旦南米での天候に不安材料が出た場合は今後の大豆の世界需給は大幅にタイト化して、価格は期近で9ドル、期先で8.5ドルを目指す展開となろう。まず、本日は引けにかけて期近2限月は8ドル台の引けとなり、次の目標は8.35ドルレベルとした。期近の下値リスクは7.55ドル程度だが大きなファンダメンタルズの改善がない場合テクニカル要因でこのレベルまで下げることはなさそう。(H)
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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)