米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年11月4日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---やや安値寄り付き、安値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

DEC 03 239 1/4 - 38 1/2 239 1/4 231 1/2 232 1/4 - 7 3/4 220680 3048-
MAR 04 244 - 43 244 237 1/4 237 3/4 - 7 3/4 156772 2192+
MAY 04 247 1/2 - 47 247 1/2 240 1/2 241 - 8 31491 477+
JUL 04 249 3/4 - 49 1/2 249 3/4 243 243 1/4 - 7 3/4 30923 1647-
SEP 04 244 1/2 - 44 244 1/2 240 240 - 6 5811 38-
DEC 04 245 1/2 245 1/2 240 1/2 241 1/4 - 5 1/4 26028 329+
          474123 1731-

 

大 豆       ---安値寄り付き、大幅安値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 03 788 - 87 1/2 788 755 1/2 757 - 33 9501 4057-
JAN 04 792 - 90 794 1/2 761 763 1/4 - 33 3/4 132003 3264+
MAR 04 782 - 80 784 752 755 1/2 - 30 3/4 40638 622+
MAY 04 745 - 44 746 722 723 1/2 - 26 3/4 39218 265-
JUL 04 729 1/2 - 29 732 710 712 1/2 - 21 1/2 18766 9+
AUG 04 708 - 05 710 688 690 - 21 1/4 2654 1-
          251989 109+
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
DEC 24510 -1040 DEC 2534 -63 DEC 363 1/2 - 1 1/2 109.53 - 110.27
JAN 24250 -1090 JAN 2514 -54 MAR 374 1/2 - 2 1/4  
MAR 23880 -1040 MAR 2488 -49 MAY 369 1/4 - 2 3/4  
MAY 22920 -840 MAY 2453 -37 JUL 347 1/2 - 1/2

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  


昨日の弱気な相場展開からのフォロースルーを受けて、前日比1セント弱安値での寄り付きとなった後も、終始弱含む展開が続いた。昨日引け後に発表されたFC STONE社の生産量予想が弱気に受け止められたことや、大豆3品がそれぞれ大きく値を下げたこと、また、中国が来年1月積以降の輸出許可証を間もなく発行してくるのではないかという噂が昨日に引き続き囁かれたことなどが材料視され、ファンドが本日も大きくロングを手仕舞ったことが相場には重石となった。SPARKS社が明日の朝生産量の予想数字を発表することも、市場には弱気に受け止められた。また、韓国の餌メーカーNonghyupはオーバーナイトで中国から37,500トンのコーンを買い付けており、このことは更なる失望売りを誘った。弱気な流れは最後まで変わらず、ほぼ本日の安値圏にて引けることとなる。12月限は7.75セントダウンの232.25として引けている。

 

(大豆)   


USDAによる中国への112,000トンの米国産大豆の中国への成約報告、韓国や台湾による米国産大豆の買い付けの報告など、相変わらず需要の衰えを感じさせない報告が相次いだものの、昨日引け後に発表されたFC STONE社による生産量予想が弱気であったことや、本日11月限の受け渡し通知が1,287枚あったものの受けてに商業筋が存在しなかったことなどが材料視され、前日比約2セント程下げての寄り付きとなった後も、急激に値を崩していく展開となった。中国が米国産大豆の買い成約をキャンセルしたとの噂が流れたことはファンドの手仕舞い売りを煽り、各限月期近限月を中心に急落。11月限では33セントダウンの757として引けている。

 

 

本日ファンド筋はコーン市場では9,000枚の売り越し、大豆市場では7,500枚の売り越しとした模様。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約66,500枚のロング、大豆は約43,200枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日は再びベルトの北部と西部にてまとまった雨が観測された。範囲はコーン・大豆ベルトの45%に及び、雨量も0.25〜1.5、所によっては4.0インチと、激しかった。ベルト北西部では一部雪となったところもあったが、積雪は1〜4インチとなった。今日から明日にかけても同地域では雨が続くが、範囲はコーン・大豆ベルトの35%、雨量は0.25〜0.75インチとなる。しかし週の後半は概ねドライな天候となる。ベルト北西部で収穫の遅れが発生するものの、そのダメージは大きくはならない。未収穫の地域は主にベルト東部に集中しており、また同地域で雨の予報があまり出ていないことから、収穫は順調に進むと予想される。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (11月9日〜11月13日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N N/B
東部ベルト A/N N

あまり材料視されず。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

南米  

アルゼンチンでは昨日も尚ドライな天候が続いた。この傾向は今週一杯続きそうである。週末には雨の予報がでているが、範囲はコーンベルトの25%、大豆ベルトの40%と少ない。コルドバ州南部やブエノスアイレス州北西部では未だ土壌乾燥が懸念され、コーンから大豆へ作付け転換される可能性がある。

 

本日の発表等

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

  11/4/03 10/28/03 10/21/03 10/14/03 10/7/03
大豆  72 78 70 77 74
大豆油  63 71 67 70 71
大豆粕  83 89 84 81 77
コーン  45 50 33 35 38
小麦  62 68 52 46 49

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)


3月限プライシング方針に関する意見は変わらず様子見。

本日の下げは直接的にはファンドの手仕舞いによるが、ファンダメンタルズ面での材料無しに達成された訳ではなく、米国の生産量見込みが弱材料としてより市場に織り込まれた結果と言えるだろう。その意味では、来週の需給報告の発表を見てから下げを見る可能性が弱まったと考えられる。本日10日間の移動平均線を下へと抜けたために、今週中にさらなるファンドの手仕舞い売りを誘う可能性が高まったが、短期的に228を下へ抜けるのは難しいと予想する。一方長期的には、中国政府による来年度の輸出枠の発給、新穀(2004年度)におけるコーンの作付け意向の高まり、などに関する具体化された材料を織り込みながら、年明け以降に3月限で2ドル割れを目指す可能性が出てきたのは、と感じている。(K)

 

(大豆)

大きな一日。農務省発表予定の需給報告において“それ程強い数字にはならないのでは”という憶測がフロアに立った点が心理的にも大きく作用しファンド中心とした利益確定売りに拍車をかける結果となった。本日の動きを見た後少なくともこの11月は過去2ヶ月とは違う点確認出来、今後は短期的な調整局面を迎える可能性が高くなったのではないかと感じている。

昨日までの感覚としては農務省発表前まではこの780-800というレンジ取引が継続し、調整局面がくるとすれば発表後ではないかと考えていたが、本日の結果を見るにつけ相場は予想以上に今下げたかったのだという事が確認出来る形となっている。勢いに1月限も760割れのギャップを埋めていく事となろうが、チャートをみても現時点で740-730というレベルには強いサポートがある事からそれ以上の急転直下については期待出来ない。仮に農務省の発表内容が10月内容と変わらない内容となったとしても、非常にタイトな需給バランスにある事に何ら変わりなく、中国サイドよりの引き続き旺盛な需要或いは国内需要に関してレーショニングが確認され始めるまでは過度な下値期待を持つ事禁物である。寧ろ、調整局面後の一段高に対する備えをしっかりともったオペレーションが肝要。明日以降の下落場面は買い場と位置付けたい。(A)


 

 

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)