米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年11月10日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---やや安値寄り付き、やや安値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

DEC 03 234 1/2 - 34 25 1/4 232 1/4 232 3/4 - 2 1/2 201435 2904-
MAR 04 240 1/4 - 40 241 1/4 238 1/2 239 3/4 - 1 3/4 170530 5863+
MAY 04 244 1/4 - 43 245 1/4 242 1/2 243 1/2 - 1 3/4 33496 225+
JUL 04 247 1/4 - 47 247 3/4 245 1/2 246 - 2 32724 167+
SEP 04 243 1/2 - 43 244 242 242 1/4 - 1 3/4 5945 48+
DEC 04 243 1/2 - 43 243 1/2 242 242 3/4 - 1 1/4 26031 30-
          472588 3370+

 

大 豆       ---僅かに安値寄り付き、 手前限月は大きく高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 03 740 - 39 758 731 757 1/2 + 14 1/2 4197 491-
JAN 04 474 - 45 763 738 762 + 13 1/2 124299 4402-
MAR 04 741 1/2 - 40 754 733 1/2 753 + 9 39027 102+
MAY 04 717 1/2 - 17 724 710 1/2 723 + 1 3/4 39537 489+
JUL 04 707 - 06 709 700 708 1/4 - 1 1/4 19546 39-
AUG 04 687 - 85 687 679 1/2 685 1/2 - 1 1/2 2448 41+
          239414 3830-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
DEC 24070 +150 DEC 2563 +48 DEC 383 + 5 108.75 - 107.99
JAN 23860 +150 JAN 2546 +56 MAR 396 + 6  
MAR 23550 +90 MAR 2525 +50 MAY 389 3/4 + 5 3/4  
MAY 22670 +20 MAY 2486 +37 JUL 355 3/4 + 2 1/2

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  

仕向け地不明100,000トンの成約報告、セッション序盤には強気な週間輸出検証が発表されたものの、100−200百万ブッシェルの生産量上方修正が予想される農務省発表を前にして積極的な買い手も現れず、ポジション整理中心のセッションとなった。寄り付き後は大豆の下げにもつられ12月限は安値232-1/4までつけるも、その後は小麦相場が確り動いた事又、大豆も序盤に安値をつけて以降は一転買戻しが入っていたことなどからコーン市場もセッション中盤に本日の高値(235-1/4)をつけたが、その後は独自材料に欠けた事、農務省発表を見守る機運から高値では売り物が入る展開に結局セッション終盤に再び本日の安値をつけてそのまま本日の取引を終了している。

(大豆)   

先週末のフォロースルーから本日も寄り付き後大きく値を削る形でスタート。相場は開始後約1時間で約10セント下落する展開となったが、1月限740を割ったところでは強烈なサポートが入り、持ち堪えた後は一気に展開が変化。本日の安値(1月限:738)を付けた後はそのまま引けまで休む事無く上昇を続け本日の高値引け。1月限で安値からは実に26セント値を戻すという非常に力強い展開となっている。 中国が再び米国産大豆の買付けに動き出したとの情報も材料として寄与したと思われる。

 

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の売り越し、大豆市場では2,000枚の売り越しとした模様。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約71,300枚のロング、大豆は約46,800枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

週末の最低気温は10度台後半から20度台前半まで冷え込んだ。この低温により小麦の発芽が阻害されて小麦地域の10%に被害が出たといわれている。今週の降雨は明日から水曜日にかけてあり、0.1〜0.65インチの雨量をもたらし、コーン・大豆ベルトの20%、小麦ベルトの35%の地域をカバーする。今週においてもコーン・大豆の収穫は大幅に進展する。(降雨量が限られるため。)

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (11月12日〜11月16日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A N/B
東部ベルト A N/A

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  

週末の降雨は0.25〜1.5インチとなり、コーンベルトの30%、大豆ベルトの60%をカバーした。今週前半も0.25〜1.25インチの降雨がベルトの65%の地域をカバーすることとなる。この降雨の中心はベルトの南部・東部地区。ドライ天候が続くベルトの北西部では引き続きドライ気味の天候が継続する。コルドバ州では旱魃の影響によりコーンから大豆への転作が進む。

ブラジル

リオグランデドスル州西部、マトグロッソ州中・北部、ゴイアス州、バイア州西部などで週末に降雨が観測された。雨量は0.25〜1.5インチ、コーン・大豆ベルトの30%をカバーした。今週一杯の降雨量は0.1〜1.0インチとなりベルトの65%をカバーする予定。この広範囲の降雨により既に作付けされているコーンや大豆の生育を順調に促進する。

 

本日の発表等


【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  11月6日の週  10月30日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  795.8 804.1 607.6 8,071.6 6,504.4
ダイズ  1,511.8 1,345.5 1,293.9 6,413.8 6,120.1
小麦  512.3 544.6 432.3 13,685.0 11,018.6

コーン・大豆共に事前予想を超える強気な発表内容となった。

 

【引け後の発表】 

2)USDA週間クロップ・プログレス(11/9時点) 

《コーン主要産地の収穫進捗状況》

11/9/03 先週 昨年同期 5年平均
アイオワ 96 91 87 93
イリノイ 95 90 94 95
ネブラスカ 90 82 73 88
ミネソタ 99 97 84 93
インディアナ 83 68 88 91
オハイオ 74 53 84 83
ウイスコンシン 79 70 57 77
サウスダコタ 94 87 67 83
ミズーリ 96 94 97 95
ミシガン 51 44 87 78
主要18州平均 91 85 85 91

 

《大豆生産主要州の収穫進捗状況》

  11/9現在  先週  昨年同期  5年平均 
アイオワ  100 100 99 99
イリノイ  98 95 97 97
ミネソタ  99 99 96 98
インディアナ  97 93 96 97
ネブラスカ  99 98 92 97
オハイオ  96 93 95 96
ミズーリ  88 77 86 91
主要18州平均 

95

91 90 94

特に材料視されず。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

10月中旬以降一ヶ月弱で40セント近い暴騰を演じ、現在は230-240というレンジにがっちりはまった取引となっている。中国の話題に大きく吹き上がった後値位置的には現在やや落ち着いた感もあるが、短期的には膨れ上がっているファンドの買い越しもあり現在のレンジを上に抜ける展開はないと思われ、逆に農務省発表が予想範囲内に落ち着けば短期的にはレンジを下に抜ける展開の方が可能性が高い。230を下に抜けた場合はある程度の買いを進めていきたいところ。(A)

 

(大豆)

序盤は予想通りの(安値への)展開となったが、本日の値動きで1月限の740割れに強いサポートがある点は確認出来た。水曜に農務省の発表を見る事となるが、中期的な見方としてはいずれにせよ現在のファンダメンタルズで今後相場は継続して下降トレンドを辿るという展開は考えにくい。又レーショニングを数字上確認するにも今後暫くの時間がかかる事から、現在の調整局面を暫く見た後には再び相場は上昇トレンドへ方向を転換するものと考えている。よって今後6ドル相場に期待を寄せる事は禁物。02年産で今年の春以降暴騰劇を演じた相場は未だ記憶に新しいが、今年の既に最低レベルにまで削られている期末在庫・需給バランスに相場がこの先更なる高騰劇を演じる危険性が極めて高い点を警戒すべきである。(A)

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)