米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年11月11日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---やや高値寄り付き、まちまちの引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

DEC 03 233 - 32 1/2 234 1/4 231 232 1/2 - 1/4 196442 4993-
MAR 04 240 1/4 - 40 240 1/2 237 3/4 239 1/2 - 1/4 174720 4190+
MAY 04 244 - 43 3/4 244 1/2 241 3/4 243 1/2 + 0 33528 32+
JUL 04 246 1/2 - 46 247 3/4 245 246 1/2 + 1/2 32872 148+
SEP 04 243 1/2 243 1/2 242 1/2 243 + 3/4 6010 65+
DEC 04 243 1/4 - 43 243 1/4 242 242 3/4 + 0 26555 524+
          472542 46-

 

大 豆       ---高値寄り付き、期近を中心に大幅高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 03 761 - 60 1/2 778 760 1/2 777 + 19 1/2 2914 1283-
JAN 04 767 - 65 779 765 775 3/4 + 13 3/4 123432 867-
MAR 04 758 - 57 766 1/2 756 764 3/4 + 11 3/4 39317 290+
MAY 04 727 - 26 731 723 726 1/2 + 3 1/2 39532 5-
JUL 04 713 - 12 718 706 711 1/2 + 3 1/4 19187 359-
AUG 04 690 694 685 685 - 1/2 2425 23-
          237715 1699-
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
DEC 24470 +400 DEC 2600 +37 DEC 389 + 6 107.99 - 108.75
JAN 24270 +410 JAN 2575 +29 MAR 399 + 3  
MAR 23960 +410 MAR 2548 +23 MAY 390 1/2 + 3/4  
MAY 22870 +200 MAY 2495 +9 JUL 357 1/2 + 1 3/4

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  


中国から未だ積極的な売り物が出てきていないことや、高騰を続けた海上運賃がここへきて弱含んでいることが輸出需要の高まりを連想させ、前日比若干高値にて寄り付いた後は、弱含む展開となる。アルゼンチンにて雨の予報が出だしていることが嫌気されたことや、畜産市場が弱含んだこと、明日の需給報告に対して弱気な見方をするトレーダーが多かったことなどが売り材料とされた。しかし後半になると反発し、上昇に転じたものの、勢いは長くは続かず、引け間際に再び値を崩した。結局、各限月前日比ほぼ変わらずにて引けている。韓国のSamyang Genex CorpとDaesang Corpが55,000トンの産地オプションコーンを買い付けたという報告、また、同国のKOCOPIAが45,000トンのブラジル産コーンを買い付けたという報告はいずれも本日のマーケットの支援材料となった。



(大豆)   


昨日からのフォロースルーに加え、中国が5-9杯の米国産大豆を買い付けたという噂が引き金となり、1月限では2.5セントのギャップを付け、各限月前日比高値にて寄り付いた後も終始強い含む展開となる。ある商業筋が11月のデリバリ−を相当量引き受けようとしている、また、大きくブルスプレッドをかけようとしているとの噂が流れ、期近のマーケットをサポートした。また期近の勢いは先の限月にまで波及することとなった。更に、明日の発表に対する強気な見方はマーケットを支援し、強気な流れは最後まで変わることが無かった。先週木曜に付けた高値を抜くことはできなかったが期近を中心に大幅に上昇して引けることとなり、11月限は19.5セントアップの777、1月限は13.75セントアップとなっている。

 

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の売り越し、大豆市場では1,500枚の売り越しとした模様。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約69,200枚のロング、大豆は約45,200枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日はウィスコンシン南部、ミシガン南部インディアナ、オハイオなどの産地約10%で0.10-0.35インチと小雨がパラついた。気温もほぼ平年並み推移で最高気温は北部産地で40度台、ベルト南東部産地では60度台前半といったレベル。現在の降雨は明日には終了するが、ベルト東部を中心に焼く20%のコーン・大豆産地と約30%の小麦産地をカバーする見込み。各収穫作業も現在最終段階。上記降雨も限られたレベルである為、特に収穫に支障が出るものとはならない。オハイオの一部ではこの降雨の中心となっている事もあり、やや遅れが伝えられるが、範囲は限られる。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (11月17日〜11月20日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A B
東部ベルト A N/B

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  

昨日も産地南部中心(60%コーン産地・30%の大豆産地)に0.25-1.50インチの雨に恵まれた。しかし降雨は本日中に終了し週末に向けてはドライに戻る予報となっている。依然として産地北西部のドライ傾向に変わりはないものの、最近の降雨の影響もありドライに喘ぐ地域は一頃よりも減少し現時点ではベルトの20%前後だと言われている。今回の降雨によりラパンパ北部やブエノスアイレスの状態は改善したが、コルドバ南部やサンタフェ南西部などについては依然としてドライ。改善のないままの状態となっている。

ブラジル

マットグロッソ、ゴイアスにおいては0.10-0.75インチの降雨。各地で気温も上昇し、特に中西部地域では最高気温がが100度を超えるレベルまで上昇を見ている。 今週末にかけても散発的な降雨がリオグランデドスルやマットグロッソなどを中心に見られる見込み。 10月中はドライの部類となっていたゴイアスやサンタカタリナ地域ではここにきて十分の降雨量となっており、作物の生育には適した格好となっている。が一方で11月に入り産地の中南部〜西部といった範囲がややドライでココまで来ている点がある。南部マッドグロッソ・マッドグロッソドスルやウェスサンパウロなどの主産地については今後の雨量の推移、注視する必要あり。又マットグロッソでの気温の上昇についても要注意。

 

本日の発表等

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

  11/11/03 11/4/03 10/28/03 10/21/03 10/14/03
大豆  75 72 78 70 77
大豆油  67 63 71 67 70
大豆粕  83 83 89 84 81
コーン  45 45 50 33 35
小麦  74 62 68 52 46

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

未確認ではあるが、GMOコーン承認問題に関して、EUにて12月に会議が開かれるとの報も入ってきている。本件に関しては今のところマーケットにおいてあまり材料視されていないものの、会議の内容などが具体化されれば短期的な強材料となろう。仮にGMOが承認されるようなことになれば、これは大きなインパクトを与えること間違いない。しかし、今まで同地域の科学者達が繰り返しその安全性を説いてきたにも関わらずGMOの輸入を禁止し続けてきたEUの各政府が、そう簡単に許可を出すとは思えない。今までの自分達の意見を否定することにつながるからである。

今後暫くの相場展開は明日の発表内容によるところが大きいが、発表内容が市場の焦点を供給面から需要面へと移すきっかけとなるのではないかと予想する。発表内容に関して弱気なムードが漂っているだけに、強い内容に反応する環境が整ったと感じている。一方で、より長期的な視野に立ったときのベアリッシュな意見は変わらず、3月限のプライシングはゆっくり待ちたい。(K) 
 

(大豆)

今週の輸出検証高での高い数字の再確認、又中国の追加買い付けに関するニュースも後を絶たない。需要サイドにおけるレーショニングの確認は全くなされないまま11月の発表を迎える事となった。目先の動きについては明日の内容に左右される部分もあり発表を見てからにしたいが、今後の大きな流れも基本的にはアップトレンドで進まざるを得ないと思われる。更なる高値を見ることによって需要サイドの調整を待つ事が現在の市場には必要な動きとなってくる。10月末に付けた8ドルというレベルは再度トライされ更なる高値へといった展開がこの先やってくるのではなかろうか。(A)

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)