米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年11月13日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---高値寄り付き、やや高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| DEC 03 | 242 1/2 - 42 | 244 1/4 | 239 | 240 3/4 | + 1/2 | 189736 | 1345- |
| MAR 04 | 249 1/2 - 48 1/2 | 250 1/4 | 245 1/2 | 247 | + 1/4 | 186707 | 8730+ |
| MAY 04 | 252 - 51 1/2 | 253 3/4 | 249 1/2 | 251 | + 1/2 | 34658 | 453+ |
| JUL 04 | 255 1/2 - 55 | 256 1/2 | 252 1/4 | 253 1/2 | + 0 | 33737 | 563+ |
| SEP 04 | 249 1/2 - 49 | 251 | 248 | 248 3/4 | + 1 3/4 | 6189 | 86+ |
| DEC 04 | 247 1/4 - 47 | 248 1/2 | 246 3/4 | 247 3/4 | + 2 1/2 | 28197 | 931+ |
| 481868 | 9633+ |
大 豆 ---高値寄り付き、高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| NOV 03 | 773 - 71 | 775 | 762 | 771 | + 2 | 976 | 656- |
| JAN 04 | 776 - 75 | 779 | 766 | 776 | + 6 | 120349 | 2370- |
| MAR 04 | 768 - 67 | 772 | 760 | 769 1/2 | + 6 3/4 | 41674 | 1931+ |
| MAY 04 | 734 1/2 - 34 | 740 | 731 | 737 | + 6 1/2 | 40946 | 919+ |
| JUL 04 | 719 1/2 - 18 | 721 1/2 | 714 | 718 1/2 | + 5 1/4 | 20540 | 347+ |
| AUG 04 | 696 | 697 | 691 | 693 1/2 | + 3 1/2 | 2541 | 123+ |
| 238966 | 1052+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| DEC | 24470 | +00 | DEC | 2637 | +33 | DEC | 405 3/4 | + 2 1/4 | 108.13 - 108.40 |
| JAN | 24240 | -10 | JAN | 2615 | +34 | MAR | 417 3/4 | + 3 1/4 | |
| MAR | 24010 | +40 | MAR | 2595 | +37 | MAY | 408 | + 2 1/2 | |
| MAY | 23120 | +250 | MAY | 2550 | +37 | JUL | 367 | + 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
昨日の強気な需給報告の余韻とフォロースルーによるテクニカルな買い、また中国が韓国もしくはマレーシア向けの売り成約をキャンセルしたかもしれないという報告が入ったことが材料視される形となり、前日比約2セントアップにて寄り付きとなった。マレーシアがPNW積の米国産コーンをテンダーにて買い付けようとしているとの噂が流れたことは、上記の報告に真実味を与え、買い材料とされた。その後、若干弱含む展開となったが、前日終り値を割った辺りでは強くサポートされて、後半には再びやや強気な展開となった。本日農家売りはあまり見られなかったことも相場を支えた。結局各限月前日比若干の高値にて引けを見た。12月限は0.5セント高の240.75となっている。尚、本日台湾が中国産コーンの輸入を1月末まで解禁する旨の発表をしたという報告が入っている。
(大豆)
昨日後半の下げに対する行き過ぎ感と、中国が追加で2杯の米国産大豆を買い付けようとしているとの噂がフロアーで流れたことが買い材料とされ、前日比約5セントアップにての寄り付きとなったが、その後は激しい値動きの中少しずつ値を崩していく展開となった。しかし農家売りがあまり見られなかったこと、ブラジルで早くもサビ菌の問題が発生しているという話が伝わったことなどから引け際に大きく値を戻すこととなり、結局各限月高値にて引けている。1月限は6セントアップの776として引けている。
本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の買い越し、大豆市場では100枚の買い越しとした模様。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約81,200枚のロング、大豆は約50,300枚の ロングとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
降雨は極限られた地域に留まるも、現在中西部の広範囲にわたり強風の影響が出てきていており、収穫作業或いは運搬作業に支障を来たしていると伝えられる。 次の降雨は主に来週月から火にかけて。ベルト西部では30%近く、東部においては60%に近い範囲で0.70インチまでの降雨が見込まれている。ケンタッキー、オハイオ南部地域中心の降雨となりそう。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (11月19日〜11月22日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A | B |
| 東部ベルト | A | N/B |
アルゼンチン
次の降雨は週末から来週月曜にかけて。しかし60%の範囲をカバーするとはいえ雨量は0.20-0.80インチまでと限られたものになりそう。又中心は東部地域にて、西部産地ではドライが予想される。 来週も総じてドライ継続であるが、水曜から木曜にかけては主にブエノスアイレスにて35%の範囲に0.10-0.75インチの降雨が予想されている。その次の降雨については26-27あたりまで期待出来ない。この2週間後には現在のところ65%の範囲に多いところでは1.25インチまでの降雨が期待されている。最近の降雨によって産地は潤いはしたものの今だコルドバなどではドライ傾向が続いている。
ブラジル
今週前半特に気温が上昇していたマトグロッソドスル、パラナ北部、サンパウロ西部地域では昨日になって気温は下がり恵みの雷雨到来となった。このシステムは金曜にかけて北部へ移動する見込み。その影響もあり、パラナ北部、ミナスジェライス、ゴイアス或いはマットグロッソなどの地域では今後2日間で0.30-0.80インチ、所によっては1.5インチまでの降雨がおよそ70%の範囲に期待されている。今週末は北部・南部共にそこそこの降雨が見込まれている。 更には、来週も所々で継続的に降雨が見込まれていることから、雨のほしい産地にとっては理想的な天候推移であるということが出来る。
| 本日の発表等 |
【セッション中の発表】
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン)
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 600-800 | 946.7 |
| コーン | 800-1,200 | 1,447.0 |
| 大豆 | 800-1,000 | 1,848.8 |
| 大豆粕 |
50-125 |
589.7 |
| 大豆油 |
0-15 |
-19.2 |
【引け後の発表】
| 2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 11/8の週 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 101 | 102 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 101 | 103 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
米国産コーンの需給は現在決してタイトであるとは思えない。需要は堅調であるとは言え、史上最高の生産量に支えられた現在の13%超の在庫率は「余裕のある」レベルにあると考えて良いだろう。そんな中、現在の価格帯にまで相場を持ち上げてきたのは、中国の動向、米国内需要の上昇期待、南米の作柄など、先の予想に基づいた材料が主である。個人的に、こういった材料は得てして過剰に織り込まれがちであると考える。人も市場も見えないものに対しては過度な不安を抱いてしまいがちであると考えているからである。それぞれの状況がはっきりとしそうにない年末辺りまでは、日々飛び込んでくる情報に左右されながらも更に少しずつ強気な材料を織り込んでいく展開を予想するが、年明けには何らかのファンダメンタルズが具体化されるのをきっかけとして、ファンドのリクイデーションを伴って下落局面を迎えるのではなかろうか。タイミングがいつになるか、今のところはっきりとしないが、やはり中国が大きな役割を果たす可能性が高いと考える。上記に挙げたそれぞれの状況をしっかりと見守り、3月限の買い場を判断したい。(K)
(大豆)
農務省の11月発表では収量・生産量と微減。“歴史的な傾向”として過去30年で11月に生産量が下方修正された年は11回。その全ての年で1月の最終数値は更なる下方修正を見ている。この傾向に基づけば来年1月の最終発表で更なる下方修正の可能性は非常に高いと言う事になる。
センサスによる9月の輸出統計は36.6百万ブッシェルと発表された。昨年9月は30.9百万ブッシェル。明日にはNOPAの月間搾油報告が発表されるようであるが、市場の見方としては昨年とほぼ同レベルの数値になる可能性が高い。需要サイドのレイショニングを確認する事が、唯一市場価格を落ち着ける事の出来る材料となる訳だが、その大きな指標となる上記輸出或いは搾油内容は揃ってその兆候を示す事が出来ていない。現在の搾油マージンは昨年同時期並みのレベルを維持したままであり、当面のレーショニングを遅らせる方向へ作用するのみ。輸出サイドにおいても今後中国サイドよりの買い付けペースがそれなりに継続するとすれば、昨日農務省が生産量予想を据え置いた中国の、輸入数量予想である22百万トンが果たして十分なのかという疑問も既に指摘されている。
本日ブラジルでは主産地マットグロッソにてカビ菌の確認がなされ、セッション後半の材料となっていたが、果たしてブラジルの60百万とアルゼンチンの38百万トンという予想数値がある中、南米の今後の天候推移・生育進捗がどのような展開となるのか現時点では全く分からず、今後の不安材料には即座に反応する事となろう。
これらの事を考えると、今後の相場も向きを換えて下降線を辿るといった流れは考えにくい。目先は先日つけた1月限740割れを目指す安値への展開も考えられるが、基本方針として7ドル前半の値は抑えていきたい。上記レーショニングを確認するには更なる高値相場が必要となってくる。(A)
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)