米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年11月18日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---やや高値寄り付き、安値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| DEC 03 | 238 3/4 - 37 3/4 | 239 | 234 1/2 | 235 3/4 | - 2 1/2 | 172285 | 4409- |
| MAR 04 | 244 - 43 | 245 | 240 1/2 | 241 3/4 | - 2 3/4 | 201084 | 6885+ |
| MAY 04 | 248 1/4 - 48 | 248 1/2 | 244 1/2 | 245 3/4 | - 2 1/2 | 36047 | 216+ |
| JUL 04 | 250 1/2 | 250 1/2 | 246 1/2 | 247 1/2 | - 3 | 33842 | 89+ |
| SEP 04 | 247 | 247 1/4 | 244 3/4 | 244 3/4 | - 2 1/2 | 6316 | 114+ |
| DEC 04 | 247 1/4 - 47 | 247 1/4 | 245 1/4 | 245 1/2 | - 2 1/4 | 29106 | 626+ |
| 1826 | 16+ |
大 豆 ---安値寄り付き、安値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JAN 04 | 775 - 72 | 780 | 753 | 777 | - 3 | 430- | |
| MAR 04 | 770 1/2 - 69 1/2 | 773 1/2 | 750 | 769 1/2 | - 5 1/2 | 119193 | 1852- |
| MAY 04 | 748 - 46 | 750 1/2 | 734 | 745 1/4 | - 8 | 42780 | 594+ |
| JUL 04 | 730 - 28 | 737 | 721 | 727 1/2 | - 8 3/4 | 41659 | 147- |
| AUG 04 | 705 | 709 | 692 | 701 | - 8 1/2 | 20959 | 50- |
| SEP 04 | 651 | 654 | 648 | 648 | - 5 3/4 | 2929 | 98+ |
| 240362 | 1447- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| DEC | 24040 | +20 | DEC | 2707 | -43 | DEC | 388 1/4 | - 11 1/2 | 107.94 - 108.86 |
| JAN | 23910 | -20 | JAN | 2700 | -35 | MAR | 400 | - 12 1/2 | |
| MAR | 23680 | -10 | MAR | 2679 | -36 | MAY | 395 1/2 | - 9 1/2 | |
| MAY | 22990 | +30 | MAY | 2633 | -38 | JUL | 365 3/4 | - 1 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
韓国のMFGによる産地オプションのコーンの買い付け、台湾の精糖メーカーがUS産コーン・大豆のコンビネーションカーゴのテンダーを控えているという報告、韓国の餌メーカーが中国産コーンの値段が合わず、買い付けに失敗したという話などが相次ぎ、前日比1/2セント上げての寄り付きとなったが、直後に3セント以上大きく値を崩すこととなった。きっかけとなったのは、ブッシュ政権が中国のテキスタイル製品の輸入に新たな関税をかけようとしていることに対して中国政府が怒りを表しているという情報が入ったことであった。このことは、各農産物の中国への輸出が滞るのではないかという印象をトレーダーに抱かせ、大豆を中心に各市場共弱含むきっかけとなった。その後はマレーシアへの輸出成約ができたという噂やアルゼンチンのコーンがEUの積極的な買い付けにより強含んでいるとの報によりやや堅調な動きとなったものの、上げ幅は限られ、各限月前日比2-3セント安にて引けている。12月限は2.5セントダウンの235.75となっている。
(大豆)
本日の大豆マーケットは中国関連情報に大きく影響を受けた。セッション前から、同国による米国産大豆買い付けキャンセルの噂が流れ、前日比約5セント安にて寄り付いたが、その直後更に大きく値を崩すこととなった。今週後半に予定されていた同国の大豆のバイヤーから成る使節団の米国来訪がキャンセルになったという報告が入ったのがきっかけとなって大きく値を崩した大豆相場は、一時1月限で前日比27セント安となった。キャンセルの理由は、ビザが発給されなかったことによると言われているが、ブッシュ政権による中国産テキスタイル製品の輸入に対する関税の付加が関係しているなどの憶測を呼び、今後の同国の米国産大豆の買い付けを左右するのではないかというトレーダーの不安感がマーケットに反映される形となった。しかし、すぐにマーケットは落ち着きを取り戻し、商業筋の積極的なプライシングと共に後半は堅調な動きとなった。ブラジルでのサビ菌の被害報告などにも支えられて流れは変わらず、結局は1月限で3セント安の777として引けている。
本日ファンド筋はコーン市場では4,000枚の売り越し、大豆市場では4,500枚の買い越しとした模様。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約89,600枚のロング、大豆は約50,000枚の ロングとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
予報通り昨日はベルトの65-70%の範囲に0.25-1.25インチ、所によっては4インチまでの降雨を見た。本日は主に東部ベルトの2/3にこの雨が残り明日には終了する見込み。更に0.25-1.25インチの降雨が小麦産地の75%、コーン産地の50%に見込まれている。オハイオ、インディアナ、ミシガンなどの東部地域で一部収穫遅れのコーンがあり影響が出るもののその程度は5%もないと思われる。 冬小麦生育には有益な雨となる。 気温も今週土曜にかけては引き続き平年以上のレベルが継続。本日もシカゴでは晴れ間は見られなかったものの気温は50度半ばまで上昇しておりコートは要らない位である。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (11月21日〜11月24日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | N/B | N/B |
| 東部ベルト | N/A | A/N |
アルゼンチン
昨日はベルト東部の一部25%の範囲で0.10-0.75インチの降雨を見たのみ。今週は週末に向け概ね全域でドライとなる。コーン産地の25%、大豆産地の10%に0.10-0.75インチの降雨が見られる程度。 北西部コーン産地の約15%においては依然として非常にドライな状況続いており、大豆への作付け転換も指摘されている。
ブラジル
昨日はマットグロッソの西部・北東部、ゴイアスの一部その他で0.10-1.00インチの降雨を見た。コーン・大豆産地の35%、小麦産地の45%をカバーしている。今後降雨は中央部から北部中心へシフトする見込み。気温はほぼ平年並み〜やや高めが北部産地、南部産地は平年並みからやや低め推移となる。 今回の雨はマッドグロッソドスル中東部やサンパウロ北部などのドライとされている地域にも達しており、今後の更なる降雨も期待できる。
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) ブリッシュコンセンサス |
| 11/18/03 | 11/11/03 | 11/4/03 | 10/28/03 | 10/21/03 | |
| 大豆 | 75 | 75 | 72 | 78 | 70 |
| 大豆油 | 72 | 67 | 63 | 71 | 67 |
| 大豆粕 | 80 | 83 | 83 | 89 | 84 |
| コーン | 51 | 45 | 45 | 50 | 33 |
| 小麦 | 78 | 74 | 62 | 68 | 52 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
中国からのオファーは未だに出てきているようであるが、成約に至らないほど高いレベルにあるようなので、実質は出てきていないのと同じであると考えてよいであろう。中国以外も含めて、ファンダメンタルズはここ最近ほとんど変わっていない。そんな中で本日コーンマーケットは大豆・小麦相場につられて下げるという形になった。両相場は中国の使節団の予定が延期されたという報告を受けてマーケットの不安感が煽られ、下げることとなった。噂が噂を呼んだ、といったところであろう。しかし、実際に成約キャンセルの報が入ってきている訳でもないので、あまり早合点は禁物と思われる。
ファンドのネットロングが積み重なって下値警戒感が強まっているのは確かだが、もっと具体的なファンダメンタルズのインプットがなければ3月限の買い場となるような大きな下げは実現されないであろう。12月限で言えば、短期的に230を切るような下げは期待できないと予想する。もっと長期的な下げに期待して、プライシング方針(3月切り)は様子見を継続する。(K)
(大豆)
中国よりの訪問が4000枚のファンド売り越しを本日呼び込んだ形となり1月限は753までの安値を見るに至ったが、大きなトレンドが変わる材料にはなり得ない。本日の下げをきっかけに目先740-760というレンジでの取引も期待できるものの、それ以上の過度な下げ期待は持てないであろう。 中国よりの大豆需要が今後急激に弱まるといった現象が考えにくい以上、トレンドが今後容易に変わることもないのではない訳で、この先の更なる高値への備えをもって臨みたい。(A)
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)