米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年11月25日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---やや安値寄り付き、高値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

DEC 03 234 1/4 - 34 240 233 1/4 239 1/2 + 4 3/4 102911 -17020
MAR 04 239 1/2 - 38 1/2 245 237 3/4 244 1/2 + 5 240711 10840
MAY 04 242 - 41 1/2 248 240 3/4 247 1/2 + 5 39997 707
JUL 04 244 1/4 - 44 250 242 3/4 249 3/4 + 5 35829 628
SEP 04 245 247 244 1/2 246 + 3 1/2 6545 59
DEC 04 242 3/4 245 1/4 242 1/4 244 3/4 + 1 1/2 30361 336
          459397 -4449

 

大 豆        ---安値寄り 付き、高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 04 735 - 34 747 730 3/4 746 + 8 3/4 113330 -138
MAR 04 732 - 31 742 728 741 1/2 + 6 3/4 45486 1006
MAY 04 715 1/2 - 15 722 712 720 1/2 + 1/4 41932 -51
JUL 04 704 1/2 - 02 1/2 708 1/4 701 707 1/4 + 3/4 22509 246
AUG 04 676 - 74 679 674 678 1/4 - 1/4 4081 172
SEP 04 632 634 630 1/2 634 + 1 1/2 1263 33
          242067 1535
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
DEC 22660 +20 DEC 2679 +39 DEC 388 1/4 + 8 3/4 109.94 - 109.39
JAN 22560 +50 JAN 2661 +43 MAR 398 3/4 + 8 1/2  
MAR 22460 -20 MAR 2637 +38 MAY 389 1/2 + 8 1/2  
MAY 21970 -70 MAY 2606 +35 JUL 359 1/4 + 7

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  


前日比若干下げての寄り付きとなったが、その後はロシアが米国産コーンを25万トン買い付けたという噂が流れたのをきっかけとして力強く上昇する展開となった。韓国のKFAによる産地オプションの11万トンのコーンの成約報告は、さらなる買い材料とされた。農家売りは今日も見られなかった一方で、本日の安値付近では商業筋の買いが積極的に入ったと言われている。ファンドは始終買い手に回り、力強いムードは最後まで変わらず、各限月4-5セント上昇して引けた。12月限は4.75セントアップの239.5として引けている。




(大豆)   


前日の弱気な相場展開からのフォロースルー、中国と米国の関係--とりわけ、中国製のテレビに対して米国が関税を課したことに対して--に対する不安感により、前日比約5セント下げての寄り付きとなった。中国政府が米国産大豆から根腐れによるカビの発生を発見したという噂も寄り付き時売り材料とされた。しかし、その後は徐々に値を上げていく展開となる。中国が米国産大豆の追加買い付けに積極的であるという噂を受けてファンドが買い増しに動いたことなどによって順調に値を上げる。コーン・小麦が上昇したことも影響した。結局期近を中心に大きく上げて引け、1月限は8.75セントアップの746として引けている。
 

 

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の買い越し、大豆市場では3,000枚の買い越しとした模様。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約76,400枚のロング、大豆は約32,100枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日はミシガン南東部、オハイオ中央部あるいはインディアナ北部、イリノイ中央部、北東部などで雨又は雪を見た。降雨は0.10-0.25インチでベルトの20%。雪は1インチ以下が殆ど。気温はベルト東部が総じて平年以上の推移となったがその他の地域では平年以下。 今週末にかけて。ミズーリ北東部、イリノイ南部、インディアナ南部、オハイオ南部・中央部などでは木曜に降雨・降雪が見込まれる。気温の推移は平年並みからやや低めとなる。小麦の状況については、過去2ヶ月産地全体的に100-175%の降雨量を見ていることから土壌水分は十分とされる。ミズーリ北部のみがやや水分不足とされるものの、度合いは軽く又11月の降水量もそれなりである事から現時点で問題視はされていない。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (11月30日〜12月04日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A B/N
東部ベルト A N

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  

昨日はベルトの約10%、東部地域を中心に0.10-0.75インチの降雨を見た。引き続き今週同レベルの散発的な降雨は期待できる。今後5日間についてはベルト全体の50%の範囲に0.10-1.00インチの降雨が予想される。しかし引き続き中心は東部ベルト。ドライな北西部コーン・ひまわりの産地においてはまとまった降雨を受けそうにはない。従い大豆への作付け転換は傾向として今後も続くということになる。

ブラジル

昨日はマッドグロッソ中央部・東部、ゴイアス北部・南部、ミナスジェライス西部、サンパウロ西部、そのた南部産地各地に0.25-1.00インチ、所によっては1.75インチまでの降雨を見た。範囲はコーン・大豆産地の40%、小麦産地の50%とされる。今週は木曜にかけて引き続き降雨が期待される。主な地域としては産地南部と北西部。雨量は0.25-1.25インチ、産地の60-70%をカバーする見込み。  降雨システムの到来は見ているが、サンパウロ西部、パラナ北西部、マドグロッソ北部などの一部地域ではやや水分が不足気味と言われその範囲は産地の約20%に相当する。今週後半より来週にかけてこれらドライ地域へも降雨の到来が予想されており、実際に降雨を見ることが出来るかどうか、重要なタイミングとされている。

 

本日の発表等

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

  11/25/03 11/18/03 11/11/03 11/4/03 10/28/03
大豆  69 75 75 72 78
大豆油  69 72 67 63 71
大豆粕  70 80 83 83 89
コーン  53 51 45 45 50
小麦  78 78 74 62 68

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)


農家は一貫して売り物を出してこない。10月後半の高値を見た後では、この程度の上昇相場に対しては興味すら沸かないといったところか。一方、本日また一つ「ロシア」という潜在的強材料がマーケットにインプットされた。噂では25万トンの米国産コーンを買い付けたという。同国がまとまった数量の米国産コーンを買い付けた一番最近の年は1999年度である。この年ロシアは49万トンの米国産コーンを輸入した。また、もう少し遡って1993年度には200万トン以上の米国産コーンを輸入しているが、この頃はロシアの経済環境・国際貿易事情などが現在と全く違っていたのであまり参考にはならない。今年度に関しては、同国が主にコーンを買い付けているウクライナが旱魃に見舞われ、生産量が激減したことを考えると今回の噂は信憑性があると考えて良いであろう。もう少し話が具体化するにつれ、短期的に相場を更に数セント押し上げる材料にはなると予想する。しかし、ロシアの国内需要は今や合計しても150万トンに満たないことを考えると12月限で250を上へ抜ける程の材料にはなり得ない。3月限のプライシングはあせらず待ちたい。(K) 

 

(ダイズ)

昨日のネガティブな流れを引き継ぎ本日も安値で寄り付いたがそこが本日の安値。その後は終日右肩上がりの展開で高値引けとなっている。要因としては、大きなサポートである(727近辺)に迫った事。上げ下げを見ながらも過去7営業日綺麗に下げてきたが、本日の高値引けをきっかけにホリデーウイーク後は再び上昇する気運を感じているが。本格的な高値への再挑戦にはもう少しの時間を要すると思われるが、これ以上の安値を過度に期待することは避け、昨日・本日といったレベルを確実に抑えたいところ。(A)

 


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)