米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年12月1日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---高値寄り付き、やや高値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

DEC 03 247 - 47 1/2 247 1/2 244 1/2 246 1/2 +1 1/2 48939 -10133
MAR 04 251 - 50 1/2 251 248 249 1/4 +1/2 278312 +4809
MAY 04 253 - 53 1/2 253 1/2 251 252 +0 43586 +521
JUL 04 254 3/4 - 54 1/2 254 3/4 252 1/2 253 +0 35911 -163
SEP 04 250 250 249 1/4 249 1/4 +1/4 6964 +148
DEC 04 247 1/2 - 47 3/4 248 247 247 +1/4 31154 +70
          447955 -4732

 

大 豆        ---高値寄り付き、高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 04 759 - 58 1/2 762 3/4 751 1/2 761 +4 3/4 110166 -420
MAR 04 758 -57 1/2 761 749 759 +5 46279 -246
MAY 04 740 - 39 747 1/2 735 744 3/4 +6 3/4 42903 -228
JUL 04 725 - 24 731 1/2 721 728 3/4 +6 3/4 22789 +89
AUG 04 698 702 1/2 694 702 +8 4417 +81
SEP 04 646 652 645 1/2 649 1/2 +3 1/2 1278 -19
          241874 -431
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
DEC 22830 -10 DEC 2810 +38 DEC 395 3/4 +1 1/2
JAN 22840 +50 JAN 2761 +30 MAR 408 3/4 +2  
MAR 22750 -40 MAR 2725 +25 MAY 399 +2 1/2  
MAY 22430 +20 MAY 2676 +19 JUL 369 1/2 +4 3/4

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  


前日のフォロースルーに加え、韓国が近々産地オプションのコーンの買い付けに動くという報告が入ったことなどが材料視され、前日比約2セント上げての寄り付きを迎えた。午前中に発表された週間輸出検証高の数字が市場予想を下回ったことにより失望売りが入り、一旦弱含むこととなったが、そこからは再び底堅い動きとなった。今まで中国産を輸入していた韓国以外の国もUS産の買い付けを検討し出しているという噂が流れたことも相場を買い支える材料となった。農家売りも今日はあまり見られず、その後は大きな動きを見ないまま前日比やや高値にて引けを迎えた。



(大豆)   


前日からのフォロースルーに加え、中国大連の大豆相場が投機的な買いのため強含んだことと、台湾のBSPAが56000トンの米国産大豆をテンダーにて買い付けようとしているとの報告が入ったこと、ウォールストリートジャーナルに、「ブラジルのサビ菌問題は解決策が不明であるため、米国にまでその被害が及んでくる可能性がある」という内容の記事が掲載されたことなどが買い材料とされ、前日比約2セント上げて寄り付いた。その後一度値を崩す場面も見られたが、その後は強気な展開が続く。中国が米国産大豆のオファーを模索しているという噂や、週末に既に買い付けたらしいという噂が流れ、本日の相場を支えた。しかし逆に、米国が鋼材の輸入関税を無くすかもしれないという報告が入り、このことは中国との関係が良化するのではという考えをトレーダーに連想させ、相場の頭を抑えることとなった。しかし、上下を繰り返しながらも徐々に上昇し、各限月高値引けとなっている。

 

 

本日ファンド筋はコーン市場では1,000枚の買い越し、大豆市場では売り買い同数量であった模様。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約82,500枚のロング、大豆は約48,600枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

週末はベルトの35%の地域に雨が降った。今週の後半にはベルトの東部を中心とした地域に降雨が見込まれる。土壌水分は目下のところ潤沢であると見られている。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (12月6日〜12月10日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A B
東部ベルト A B

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン 

アルゼンチンでは週末を挟んで北部1/3の地域を中心として降雨があった。雨量は0.25-1.5、所によっては3.0インチに達し、ベルトの55%をカバーした。今週は前半と後半に降雨が見込まれる。前半の雨は北部を中心に60%の地域、広範の雨は南部と東部を中心に60%の地域をカバーすることとなる。

ブラジル

ここ一週間の間に、ブラジルではほとんどの地域で降雨を得た。この雨により乾燥が懸念されていた地位も表土が潤うこととなった。ミナスジェライスとバイアの北部では若干の乾燥懸念地帯がある。しかし全体の生産量に占める同地域の生産量は少なく、大きな問題とはならない。

 

本日の発表等


【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  11月27日の週  11月20日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  957.0 1,074.2 935.9 11,142.3 9,167.4
ダイズ  1,010.9 941.5 791.6 9,549.4 8,933.8
小麦  374.7 602.1 594.1 15,199.6 12,507.2

コーンには弱気、大豆にはニュートラルな発表内容となった。

 
【引け後の発表】

 

2) コミットメント オブ トレーダーズ (11月25日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ロング    47,680 ロング   32,200 ロング   45,842
大豆粕  ロング   16,900 ロング   16,600 ロング  16,493 
大豆油  ロング   46,378 ロング   45,000  ロング    40,432
コーン  ロング    80,060 ロング    76,400 ロング    53,396
小麦  ロング   28,300 ロング   22,200  ロング  31,235

 大豆はロングの数量が予想を大きく上回り、弱気。その他はニュートラルな内容となった。

 

3) USDA 週間ローンデータ ( NOV 25-WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル)  

 

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2002クロップ  17.9 -2.0 1.8 0.2 1,346.8 1.8
2003クロップ 537.2 114.2 0.0 0.0 5.6 1.9

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2002クロップ  2.2 -0.2 0.2 0.0  381.9 0.2
2003クロップ 90.9 11.8 0.0 0.0 1.8 0.7

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)


コーンについては、本日もキーとなり得るいくつかのファンダメンタルズに関しての動きやニュースが何も無く、取引量も限られて関さんとした一日になった。しかしそんな中、このところの相場は強気な材料を少しずつ織り込みつつある。南米における大豆の作付け意欲、(エネルギー法案の可決は延期されたものの)米国内エタノールの増産、まだ見えぬ2004年度の中国の輸出余力、USDAが次回の発表で輸出需要を上方修正する可能性・・。季節的要因を考えても、少なくとも12月途中までは底堅い動きが続くであろう。農家が売ってくるタイミングを考えると年明けまでは大きな下げが訪れることはないと考えている。

ここに来てDEC-MARのスプレッドが縮まってきているが、これは現物需要の高まりを示すサインであるとも捉えることができ、要注目である。実際にキャッシュもここ最近は若干強含む傾向にある。

大豆に関しては、目下ブラジルの天候がほぼ理想的に推移していることも有り、短期的に1月限で780を上へ抜けるような急展開は予想しづらいが、これだけ在庫率が低い米国産に対してもまだ堅調な需要が感じ取れることから、暫くは強含む展開が続くと予想する。(K) 
 


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)