米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年12月2日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ---やや安値寄り付き、やや安値引け---

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

DEC 03 245 3/4 - 45 1/4 247 244 1/4 245 3/4 - 3/4 40042 -8897
MAR 04 249 - 48 3/4 249 1/2 247 1/4 248 1/4 - 1 284527 6215
MAY 04 252 - 51 1/2 252 250 250 3/4 - 1 1/4 44006 420
JUL 04 253 1/4 - 53 253 1/4 251 1/4 252 - 1 35735 -176
SEP 04 249 1/4 249 1/2 248 1/4 248 3/4 - 1/2 6971 7
DEC 04 246 3/4 - 46 1/2 248 1/4 246 1/4 247 1/4 + 1/4 31448 294
          445817 -2138

 

大 豆        ---安値寄り付き、大きく高値引け---
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 04 755 1/2 - 53 777 753 773 1/4 + 12 1/4 108175 -1991
MAR 04 755 - 53 776 752 772 1/2 + 13 1/2 48987 2708
MAY 04 738 1/2 - 38 758 738 753 3/4 + 9 43170 267
JUL 04 725 - 23 741 723 737 1/2 + 8 3/4 23202 413
AUG 04 696 711 696 710 + 8 4437 20
SEP 04 652 658 652 656 1/2 + 7 1358 80
          243355 1481
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
DEC 23230 +400 DEC 2810 +0 DEC 395 3/4 + 0 109.27 - 108.65
JAN 23260 +420 JAN 2772 +11 MAR 406 1/2 - 2 1/4  
MAR 23190 +440 MAR 2741 +16 MAY 398 - 1  
MAY 22820 +390 MAY 2692 +16 JUL 370 1/4 +3/4

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  


前日比1セント弱下げて寄り付いた後暫くは弱気な展開となった。アルゼンチンで予報されているまとまった雨が乾燥懸念の大きいベルト北西部もカバーするとの見込み、また、中国の穀物輸出商社JILIN GRAINが4月積のコーンの輸出成約を再開ことを示唆しているとの噂が流れたことが嫌気される形となった。しかし昼前からは一転し、徐々に値を上げていく展開となる。韓国のKFAが2004年度は韓国が大量の米国産コーンを輸入することになるという予想を発表したことや、本日も農家売りがあまりでず、現物市場のタイト感がシカゴの期近にも影響したことは本日の相場を支えた。一時は前日の引け値を上回ったが、引け際に値を崩し、やや安値引けとなった。12月限は0.75セント安の245.75として引けている。
 



(大豆)   


昨日引け後に発表されたコミットメントオブトレーダーズが大豆には弱気な内容であったことと、アルゼンチン北西部に降雨予報が出だしたことにより寄り付きは前日比約5セントダウンでの取引となったが、その後は徐々に値を上げていく展開となった。10日間の移動平均線を下へ抜けなかったことがテクニカルな買い材料とされたが、中国が米国産大豆のオファーを求め出したという噂が流れたこと、中国の主席が来週米国を訪問することになったとの報告があったことなどがファンダメンタルズ面での大きな買い材料となった。また、台湾がオーバーナイトで米国産大豆56000トンを買い付けたという報告、11月中に中国が21杯、約120万トンの輸入大豆を受け入れ、これは前月と比べて75%増に相当するという報告も本日の相場を支えた。強気な流れはその後最後まで変わらず、各限月大きく上昇して引けた。1月限は12.25セントアップの773.25として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では1,000枚の買い越し、大豆市場では6,000枚の買い越しであった模様。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約88,500枚のロング、大豆は約54,600枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日は多くの地域でドライな天候となった。しかし水曜から金曜にかけてはまとまった雨を見ることになりそうである。オハイオ川沿いを中心とする地域で振り出す雨はその後ベルトの中央部と南東部にて雪に変わる。寒さによるクロップへの被害は今のところ発生しそうにない。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (12月7日〜12月11日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A/N N/B
東部ベルト A/N A

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン 

アルゼンチンでは昨日まとまった雨が降った。ベルトの約半分の地域で0.25-1.25インチの雨が降ることとなったが、明日と木曜にはまた次の雨雲が発生し、やはりベルトの半分の地域に降雨が訪れることとなる。これらの雨は乾燥が懸念されているベルト北西部もカバーすることになり、今後の大豆への作付け転換の可能性は限られたものとなる。

ブラジル

今後10日間の間に、ブラジルのほとんどの地域で降雨を見ることとなる。乾燥気味の地域で表土の状態が改善し、その他の地域でも高イールドに向けて状態が保たれよう。ミナスジェライスの北部とバイアにおいては引き続き乾燥が懸念されるものの、範囲はベルトの10%にも満たず、大きな問題とはならない。

 

本日の発表等

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

  12/2/03 11/25/03 11/18/03 11/11/03 11/4/03
大豆  75 69 75 75 72
大豆油  75 69 72 67 63
大豆粕  75 70 80 83 83
コーン  56 53 51 45 45
小麦  81 78 78 74 62

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)


シカゴ市場は休日ムードが広がり、取引量も少ない日が続いている。コーンマーケットで注目されるのは12月と3月のスプレッドが急速に縮まってきていること。元来第一受渡し通知日から最終取引日にかけては、翌限月までのキャリングコストが減少していく関係でスプレッドが縮まる傾向にあるが、今回の場合はあまりにも少ない農家売りが現物のタイト感を煽っていることが一番の要因であろう。収穫後に農家から玉を買い付けた際に12月限のヘッジショートをしこんだカントリーエレベーターは、本来ならそろそろ3月限に乗り換えるところであるが、これ以上上記のスプレッドが縮まれば手持ちの現物を売りに出し始めるのでは、と言われている。本日、韓国のKFAが、2004年度のコーンの輸入に関して合計700万トンの内500万トン以上が米国産になる見込みとの発表をしたとの噂が流れたが、この情報はまだ信ぴょう性に欠けるのでもう少し冷静に状況を見守るべきであろう。3月限プライシングは方針変わらず、様子見としたい。

大豆に関しては予想を上回る続伸となったが、今後中国によるさらなる大量成約の話が具体化されれば、780を上へ抜ける展開もあり得ると考える。 (K)

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)