米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年12月9日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---高値寄り付き、一旦下げるも、再び上げて高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| DEC 03 | 249 - 48 1/2 | 250 | 247 | 249 3/4 | + 3 | 16498 | -3053 |
| MAR 04 | 250 - 49 1/2 | 250 | 246 3/4 | 249 3/4 | + 1 3/4 | 309441 | 3010 |
| MAY 04 | 252 1/2 - 52 | 252 3/4 | 249 1/2 | 252 1/4 | + 1 1/2 | 48488 | -174 |
| JUL 04 | 253 3/4 - 53 1/4 | 254 1/4 | 251 1/4 | 253 3/4 | + 1 1/2 | 37800 | 613 |
| SEP 04 | 249 | 250 1/4 | 248 1/2 | 250 | + 1 1/2 | 7149 | 76 |
| DEC 04 | 247 3/4 - 47 1/2 | 249 | 247 | 248 1/2 | + 1 1/2 | 32650 | -18 |
| 455195 | 450 |
大 豆
---高値寄り付き、大きく高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JAN 04 | 775 - 73 3/4 | 788 | 772 | 787 | + 16 1/4 | 100425 | -1716 |
| MAR 04 | 777 - 76 | 788 1/2 | 773 1/2 | 787 1/2 | + 15 1/2 | 63025 | 3149 |
| MAY 04 | 764 - 63 1/2 | 777 | 761 | 773 1/4 | + 13 | 46011 | 463 |
| JUL 04 | 753 - 50 | 760 | 748 | 758 1/4 | + 12 1/2 | 25960 | 287 |
| AUG 04 | 727 - 25 | 730 | 721 1/2 | 730 | + 11 1/2 | 5391 | 38 |
| SEP 04 | 678 - 77 | 679 | 672 | 675 | + 8 1/2 | 1912 | 244 |
| 257146 | 2751 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| DEC | 23330 | +710 | DEC | 2889 | +24 | DEC | 395 | - 1 1/2 | 107.08 - 107.50 |
| JAN | 23420 | +670 | JAN | 2837 | +30 | MAR | 406 1/2 | - 3 | |
| MAR | 23480 | +610 | MAR | 2829 | +34 | MAY | 403 | - 2 1/4 | |
| MAY | 23160 | +520 | MAY | 2786 | +32 | JUL | 373 | -4 1/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
産地価格が引き続き堅調なこと以外取り立てて強材料のない中、テクニカルな買いが入り、前日比プラスサイドでの動きが続いた。12月限、3月限は250セントと一旦はつけたものの、本日これを越えることは出来なかった。大豆関連商品が中国の追加買い付けで急上昇を見せたことも支援材料となっていた。市場は12月11日に発表予定の農務省の需給報告に注目し始めている。
(大豆)
中国首相が今週ワシントンのブッシュ大統領を訪ね会議を行なうことで、一旦はキャンセルになった中国の大豆関連ミッションが再開されて中国が追加で米国産大豆の買い付けを行なうのではないかとの見方が流れ大豆関連市場は買いを集め急上昇した。特に、大豆粕市場では大豆油買い・大豆粕売りの巻き戻しから急上昇して期近から7ドルアップをつけた。
本日ファンド筋はコーン市場では500枚を買い越し、大豆市場では5,000枚を買い越したと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約107,900枚のロング、大豆は約56,200枚の ロングとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西
昨夜から降雨がベルトの南西部で始まり現在まで0.1〜0.25インチの降雨をベルト全体の20%の地域にもたらしている。この前線は今日から明日にかけてベルトを横断して、ベルト全体の80%の地域に0.25〜1.0インチ(ところにより2.0インチ)の降雨をもたらす予定。西部ベルトの四分の一の地域では積雪は1〜4インチ程度となろう。今週末にかけて気温は低下するもののウインターキルの可能性はない。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (12月15日〜12月19日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A/N | B/N |
| 東部ベルト | N/A | N/B |
アルゼンチン
昨日の降雨はベルト北東部の四分の一の地域に限られた。雨量は0.1〜0.65インチとなりベルト全体の25%をカバーした。今週は木曜日から週末後半に降雨が予想されており、ベルトの東部を中心に0.1〜1.0インチの降雨がベルト全域の30%の地域をカバーする。ベルト全域では土壌水分は十分に蓄えられており作柄は良好を維持している。
ブラジル
昨日より0.25〜1.5インチ(ところにより3インチ)の降雨がコーン・大豆ベルトの60%、小麦ベルトの75%の地域で観測された。主にリオグランデドスル州、サンタカタリナ州、パラナ州などの南部州、またマトグロッソドスル州南部、東部、サンパウロ州などで降雨がみられた。一方、ミナス南西部、バイア南西部、マトグロッソ北部、東部、ゴイアス南西部では降雨は観測されなかった。昨日は南部の殆どの地域で降雨が観測されて、若干乾燥気味であった土壌に水分補給が出来た。ベルト全体では土壌水分は保たれて作柄も良好となっているが、唯一バイア州では土壌水分が限られて降雨が待ち望まれている。
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) ブリッシュコンセンサス |
| 12/9/03 | 12/2/03 | 11/25/03 | 11/18/03 | 11/11/03 | |
| 大豆 | 78 | 75 | 69 | 75 | 75 |
| 大豆油 | 79 | 75 | 69 | 72 | 67 |
| 大豆粕 | 77 | 75 | 70 | 80 | 83 |
| コーン | 57 | 56 | 53 | 51 | 45 |
| 小麦 | 81 | 81 | 78 | 78 | 74 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
3月限のプライシングのタイミングは、今月後半の動きを見て見極めたい。
コーンマーケットは12月・3月限で250セントをトライしたものの、またもや上へと抜けることはできなかった。3月限で短期的に245-255レンジを上へ抜けるには、かなり強気な需給報告が発表されない限りは難しいと思われる。需給報告に関しては、昨日も述べたが、堅調な輸出を背景に、米国産の在庫はやや減少、中国の輸出の減少を背景に世界の期末在庫はやや増加、というシナリオが考えられる。米国産コーンの輸出が堅調なのは間違いないものの、カナダのコーンの生産量が増加傾向にあることが多少の足かせになるかもしれない。
需給報告の注目点を見ても分かるように、現在市場の目は完全に供給面を離れて、需要面に集中している。そして各"UNKNOWN"な材料を、どちらかというと強気な方向へと織り込んできた。今後ファンドのリクイデーションを伴った下げのタイミングが年内に訪れ、そのタイミングで中国を始めとする"UNKNOWN"な材料がはっきりとしていなければ、再び上昇に転じる展開になると考えられる。しかし、年明けに各"UNKNOWN"な材料が具体化し始めるのを契機としてファンドのリクイデーションと共に相場が下げる展開となったときには、それ以降市場の関心は来年のクロップの作付け意向に集中し、弱気な市場予想と共にダラダラと下げる展開になることも考えられる。(K)
(大豆)
米国と中国の首脳会談で注目されているのは、米国が中国通貨のフロート制を強く要求するかどうかの点。米国側としては中国通貨がドルに対して実勢を反省しない安いレベルでペッグされており、これが米国の対中貿易における大きな赤字を生んでいるとの認識。フロート制になれば元はドルに対して強含み、農産物を含めた米国産原材料の輸出が伸び、製品輸入が緩和する方向となる。大豆関連市場商品は本日、米中首脳会議で話されるはずの通貨調整に対する期待が広まり、急伸したもの。市場のもう一つの注目点は今週木曜日に控えた米国農務省による需給報告。現在の輸出のペースから、前回発表された輸出量890百万ブッシェルが上方修正される可能性がある。国内の搾油や種子・その他に付いての需要は減少させづらく、期末在庫は更に下方修正されてもおかしくはない。しかし、既に米国大豆の期末在庫率は5%を切る程度となっており、最低維持すべき数量である。今後価格によるレイショニングが起きない限りにおいては最低必要量の大豆を国内で確保できなくなる可能性がある。中国関連のニュースに目先はアップアンドダウンを繰り返すとしても、北米でのタイトな需給を背景に価格は底堅い展開が続くと考える。1月限で760セント程度までの下げがあれば買い場面と考える。(H)
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)