米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年12月10日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---やや高値寄り付き、変わらずの引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| DEC 03 | 250 3/4 - 50 1/4 | 250 3/4 | 248 1/2 | 249 3/4 | + 0 | 10316 | -6182 |
| MAR 04 | 250 - 49 1/4 | 250 | 248 1/2 | 249 3/4 | + 0 | 310499 | 1058 |
| MAY 04 | 252 1/2 - 52 | 252 1/2 | 251 1/4 | 252 1/4 | + 0 | 49157 | 669 |
| JUL 04 | 254 1/2 - 54 1/4 | 254 1/2 | 253 1/4 | 254 | + 1/4 | 37623 | -177 |
| SEP 04 | 250 - 49 3/4 | 250 1/2 | 249 1/2 | 250 1/2 | + 1/2 | 7146 | -3 |
| DEC 04 | 249 1/4 - 49 | 249 1/2 | 248 1/4 | 249 | + 1/2 | 33148 | 498 |
| 451061 | -4134 |
大 豆
---やや高値寄り付き、安値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JAN 04 | 788 - 87 | 789 | 777 | 785 | - 2 | 97034 | -3391 |
| MAR 04 | 789 - 88 | 789 | 777 1/2 | 785 1/2 | - 2 | 64840 | 1815 |
| MAY 04 | 774 - 73 1/2 | 775 | 763 1/2 | 771 | - 2 1/4 | 48924 | 2913 |
| JUL 04 | 759 1/2 - 59 | 760 1/2 | 750 1/2 | 757 | - 1 1/4 | 24236 | 1276 |
| AUG 04 | 732 | 732 | 724 | 731 | + 1 | 5480 | 89 |
| SEP 04 | 675 | 682 | 673 | 678 1/2 | + 3 1/2 | 1932 | 20 |
| 259917 | 2771 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| DEC | 23150 | -180 | DEC | 2895 | +6 | DEC | 386 1/2 | - 8 1/2 | 107.93 - 108.35 |
| JAN | 23240 | -180 | JAN | 2862 | +25 | MAR | 398 3/4 | - 7 3/4 | |
| MAR | 23300 | -180 | MAR | 2848 | +19 | MAY | 396 1/4 | - 6 3/4 | |
| MAY | 23100 | -60 | MAY | 2812 | +26 | JUL | 369 3/4 | - 3 1/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
発表の前日とあって、閑散としたマーケットとなった。昨日のフォロースルーによるテクニカルな動きが多少見られたことにより前日比やや高値での寄り付きとなったが、3月限250ではまたしてもまとまった売りオーダーが入り、上に抜くことはできず、その後は徐々に下げる展開となった。一方で本日の安値248-249付近では商業筋のまとまった買いが入り値を支え、引け際に値を上げる展開となり、結局前日終り値とほぼ変わらない値位置での引けとなった。
(大豆)
前日のフォロースルーと、中国の大豆・大豆粕マーケットが上昇したという報告もあり、前日比若干上げて寄り付いたが、その後は弱含む展開が続いた。ファンドが発表を前にしてポジション整理の動きを見せたことが本日の相場には重石となった。韓国・台湾が現物の大豆に興味を示しているという噂も手伝い、引け間際に値を上げたが、上昇幅は限られ結局前日比約2セント下げての取引終了となった。
本日ファンド筋はコーン市場では500枚を買い越し、大豆市場では5,000枚を買い越したと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約107,900枚のロング、大豆は約56,200枚の ロングとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日は中西部の75%と広範囲にわたって降雨降雪を見た。雨量にして0.25-1.5インチ(所によっては3.5インチまで)、雪量にして1-4インチで中心はミズーリ中央部〜西部となった。本日は中西部北部・東部において同様の降雨、西部においては一部降雪の見込み。シカゴエリアでは本日まで平年比10度近く高い気温推移が続いていたが、今晩あたりから急激に冬型の天候へ移行すると言われ気温は一気に落ち込むと見られている。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (12月16日〜12月20日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | N/A | B |
| 東部ベルト | N | N/B |
アルゼンチン
昨日は産地の約10%に0.25インチまでの降雨を見た以外は概ねドライとなった。今晩産地北部地域の25%において0.10-0.75インチの降雨をみる見込み。続いて週末にかけては産地の中央部・北西部を中心に0.25-1.25インチの降雨を産地全体の45%の範囲にみる予報がでており、土壌水分の更なる改善が期待されている。
ブラジル
昨日は大豆・コーン産地の30%に0.5-1.5インチまでの降雨を見た。主な地域としては、マトグロッソ中北部・南東部を除く全域、ゴイアスの北部・中西部、ミナスジェライスの中北部・南東部、バイア南西部、サンパウロ南部・西部など。特にマトグロッソ南西部においてはまとまった降雨となった模様。 本日は産地北部で降雨をみ、今晩から木曜にかけては南部産地、金曜には中央部、北西部へと移動する見込みでこのシステムは土曜一杯まで継続する見込み。日曜夜までにコーン・大豆産地の60%に0.5-1.5インチの降雨が予想されている。 今後の10日ほどの予報を見ても総じて十分な降雨システムの到来が期待でき概ね土壌水分という意味では問題のない状態が継続することとなる。唯一ドライ傾向にあるバイアにおいても最近降雨を見てきており、ドライの影響は現在の所最小限(ベルト全体の10%以下)にとどまっている。
| 本日の発表等 |
【セッション中の発表】
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン)
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 600-800 | 891.7 |
| コーン | 800-1,000 | 864.4 |
| 大豆 | 300-500 | 255.1 |
| 大豆粕 |
25-75 |
-4.7 |
| 大豆油 |
2-8 |
-0.8 |
【引け後の発表】
| 2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 12/6の週 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 101 | 102 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 103 | 101 |
【 需給報告に対する市場予想 】
期末在庫(百万ブッシェル)
| 市場予想平均 | 市場予想レンジ | 先月発表数字 | 02年度 | |
| 大豆 | 0.117 | 0.105-0.125 | 0.125 | 0.169 |
| コーン | 1.282 | 1.200-1.324 | 1.349 | 1.081 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
明日の発表に関してはマーケットが大きく反応するような数字は期待できないが、小麦、大豆の期末在庫の減少幅が著しい場合にはコーンマーケットにも影響が及んでくる可能性がある。しかしそれ以上に、発表後から年末年始にかけてのファンダメンタルズの変化とファンド、農家の動きは3月限のプライシング方針を決定する上で非常に重要になってくると考えるので、目が離せない。ここで言うファンダメンタルズとは、中国の輸出政策を筆頭に、年明けに上院で承認されるであろうエネルギー法案に絡んだエタノール需要の動向、EUのGMO問題に対する姿勢、南米の天候などを含む。そして需要面のファンダメンタルズがはっきりしてくれば、次は2004年クロップの作付け意向が注目の的となって来よう。(K)
(大豆)
パラナ州におけるGMO禁止措置が違法だとしたブラジル最高裁のニュース、混沌とした現地情勢をはっきりと映している。60百万トンとも言われる同国生産大豆が収穫・流通され始める春先にはどのような状況となっているのか、何かあれば米国の今年度の期末在庫危機を更に触発するような展開にもなりかねない。 今週は明日の発表を前にして2日とも買い物優勢が続いている。昨日の高値引けの流れを引き継いだ本日序盤の展開、中国の南米産大豆の買い付け情報などもあり勢いを失い780を割るも、終盤に再び買い上げられて終了したセッション後半の動き。発表を前にしてやはり米国の需給バランスに対する不安感が相場の動きにも表れており、明日の内容次第では8ドルまで一気に到達する可能性ある。基本的な流れが上向きトレンドである点はかわらず、従い今後の更なる高値相場を想定したオペレーションを心がける。明日の発表をみて改めて目先の動きを占いたい。(A)
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)