米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年12月12日
| 本日の相場 |
とうもろこし ---変わらずの寄り付き、高値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| DEC 03 | 253 1/2 | 255 | 251 | 254 3/4 | + 2 3/4 | 2576 | -4704 |
| MAR 04 | 251 1/2 - 50 3/4 | 253 | 249 3/4 | 252 1/2 | + 1 1/2 | 306818 | -2175 |
| MAY 04 | 253 3/4 - 52 1/4 | 255 1/4 | 252 1/4 | 254 3/4 | + 2 1/2 | 50693 | 1594 |
| JUL 04 | 255 1/2 - 55 1/4 | 257 | 254 1/4 | 256 3/4 | + 2 1/2 | 39506 | 1498 |
| SEP 04 | 251 1/2 - 51 1/4 | 252 1/2 | 251 | 252 | + 1 3/4 | 7421 | 336 |
| DEC 04 | 249 1/2 - 49 1/4 | 250 | 249 | 249 1/2 | + 3/4 | 34342 | 1014 |
| 444584 | -2414 |
大 豆
---安値寄り付き、大幅安値引け---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JAN 04 | 766 - 64 1/2 | 779 1/2 | 764 1/2 | 776 1/4 | + 9 1/2 | 90382 | -3260 |
| MAR 04 | 770 - 68 | 783 | 768 | 779 1/2 | + 9 3/4 | 70399 | 3073 |
| MAY 04 | 755 | 769 1/2 | 755 | 767 1/4 | + 10 | 51233 | 377 |
| JUL 04 | 746 - 45 | 758 | 745 | 755 | + 10 1/4 | 27719 | 454 |
| AUG 04 | 722 | 732 1/2 | 722 | 731 1/4 | + 11 1/4 | 5561 | 38 |
| SEP 04 | 674 - 72 | 679 1/2 | 672 | 676 1/4 | + 7 1/4 | 2474 | 158 |
| 262584 | 1082 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| DEC | 23100 | +290 | DEC | 2887 | +54 | DEC | 3804 | + 2 1/2 | 107.67 - 107.83 |
| JAN | 23270 | +370 | JAN | 2857 | +48 | MAR | 3934 | + 3 3/4 | |
| MAR | 23360 | +360 | MAR | 2843 | +43 | MAY | 3904 | +2 3/4 | |
| MAY | 23030 | +220 | MAY | 2805 | +28 | JUL | 3654 | +3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
前日とほぼ変わらずの寄り付きとなった後は、そのレベルを挟んで上下3セントの幅で移り気な展開となった。ブラジル・アルゼンチンの天候がここ最近は理想的に推移していることと、ファンドの大量のネットロングはどちらも相場には重石となったが、本日も農家売りはあまり見られず、3月限で250を付近でもあまり売り物が見られなかったことはファンドの買い意欲を増した。後半に入ると概ねブリッシュな展開となり、コーン以外のマーケットが強含んで取引されたこと、12月限が3月に対してインバースとなって切り落ちを迎えたことはトレーダーの心理を更に強気にした。結局各限月前日比上げての取引終了となり、3月限は1.5セントアップの252.5として引けている。
(大豆)
南米の天候が理想的に推移していることと、中国の大豆・大豆粕価格が弱含んだという報告を受けて寄り付き時はやや安値での取引となったが、直後に10セント近く値を上げることとなった。前日の下げに対する行き過ぎ感と、中国がここ最近1-2杯のPNW積の米国産大豆を買ったかもしれないという噂が流れたこと、また、来週17日にシカゴを訪問することになっている中国の大豆バイヤーによる使節団に対する期待などがファンドの買い意欲を誘った。その後は上げたレベルを維持し、各限月高値にて引けることとなった。1月限は9.5セントアップの776.25として引けている。
本日ファンド筋はコーン市場では3,500枚の買い越し、大豆市場では2,500枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約120,900枚のロング、大豆は約52,700枚の ロングとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日はベルトの10%以下の範囲でお湿り程度の降雨と、3インチまでの雪(所によっては6インチまで)。気温は平年比極めて低め推移となり、シカゴ周辺でも最高気温が摂氏でゼロを下回る日が昨日・本日と継続している。 週末にかけてはミズーリ南部、イリノイ南部、インディアナ南部、オハイオ南部あたりを中心にベルと全体の25%の範囲に0.10-0.35インチの降雨が予想される。降雪については1-4インチまで可能。降雪については来週に入ってからも火曜から水曜にかけてベルトの大部分で見る見込みとなっている。 気温は現在平年比かなり冷え込む形となっているものの、積雪も適度に見ており現在のところウインターキルの指摘はない。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (12月18日〜12月22日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A | B |
| 東部ベルト | N | B |
アルゼンチン
昨日はベルトの約10%の範囲に0.10インチ以下がサンタフェ中東部に見たのみでその他の地域についてはドライとなった。気温は低め推移。土曜にはブエノスアイレス中・西部、ラパンパ北東部、コルドバ南部中心、日曜はブエノスアイレス北東部、エントレリオス、サンタフェ北・東部が中心で、全体の45%の範囲に0.10-0.75インチの降雨が予想される。 気温はほぼ平年並みからやや低め推移。 今月に入ってからの産地での降雨は順調。既に1-3インチ、多いところでは6インチまでが積算されている。一部のドライ懸念の程度についてもどちらかというと最近の降雨によって低減されてきており、徐々に改善方向にあるということが出来る。
ブラジル
昨日は大豆・コーン産地の45%の範囲に0.25-1.25インチの降雨。主なエリアとしては、マトグロッソ南西部、ゴイアス北部・中南部、その他ミナスジェライス、パラナといった地域に広がった。 週末にかけては産地の中北西部を中心に降雨が期待。日曜から月曜にかけては南部産地までその降雨が及ぶと予想される。 昨日から変化なく、産地の土壌水分は十分に保たれた状態が今後も続きそう。
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) コミットメント オブ トレーダーズ (12月9日現在) (単位:枚) |
| オプション含まず | ⇔ 市場事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | ロング 58,760 | ロング 56,200 | ロング 57,094 |
| 大豆粕 | ロング 20,650 | ロング 23,800 | ロング 20,284 |
| 大豆油 | ロング 54,494 | ロング 52,700 | ロング 51,172 |
| コーン | ロング 117,457 | ロング 107,900 | ロング 87,401 |
| 小麦 | ロング 35,180 | ロング 36,800 | ロング 38,625 |
コーンのネットロングが予想より大きかったため、弱材料とされる。
| 2) USDA 週間ローンデータ ( DEC2-WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル) |
【コーン】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2002クロップ | 11.6 | -3.6 | 1.9 | 0.1 | 1,353.0 | 3.5 |
| 2003クロップ | 730.8 | 128.9 | 0.0 | 0.0 | 10.9 | 4.2 |
【大豆】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2002クロップ | 1.4 | -0.4 | 0.2 | 0.0 | 382.7 | 0.4 |
| 2003クロップ | 107.1 | 9.9 | 0.0 | 0.0 | 3.6 | 1.4 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
本日は12月限のラストトレーディングデーであったが、現物市場が強含んでいることもあって、めずらしくも3月限に対してインバースとなっての切落ちを迎えた。このことは3月限にも強気な影響を与える。一方、ファンドのネットロングはついに12万コントラクトに届くこととなり、心理的な弱材料となることは間違いないが、これ以上ファンドがロングを積み重ねることができないかというとそんなこともなく、過去には14万コントラクトとなったこともある。また現在のファンドのポジションが全体に占める割合は25-26%であるが、過去には35%近くにまで達したこともあることを考えると、更なるファンドの買い増しがあるという可能性を頭に入れておいた方が良いであろう。よって、短期的にはもう一段の上昇を向かえる可能性は十分にある。しかし、当たり前のことながらファンドは永遠にロングを持っていることなどできず、いつかは売り手仕舞いをかけなければならない。現在の値位置に織り込まれた強材料が吐き出されると同時に訪れるであろうファンドの手仕舞い売りに期待し、3月限のプライシングはまだ待ちたい。(K)
(大豆)
【今週の相場回顧】
今週は農務省の発表を前に前半は神経質な展開を見た。市場の事前予想による期末在庫の下方修正懸念がBUY THE RUMORとなりファンドのネットロング積み上げを促進した。結果、この時点での”据え置き”の報告を見、相場は昨日大きく下落、本日は10セント近く戻しはしたものの昨日の高値までは見ずに、チャート上は先週の動きと似たものとなっている。
【来週の展開】
”据え置き”という発表を見たことで、目先の展開については過去2週間と同様の展開、アップダウンは見るものの現在の値動きレンジを大きく抜ける展開はないと見る。クリスマスも迫っておりホリデームードが来週あたりからお目見えしそう。今週前半につけた期近で780を若干上に抜けたレベルが強いレジスタンスとなり、どちらかというと下値狙いの展開が期待できる。11月頭に8ドルを見て以降継続している740-780というレンジを維持しながら、来週は760-740への値動きに若干ウエイトがかかってくるのではないかと見ている。(A)
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