米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年12月16日

 

 

本日の相場

とうもろこし   ーほぼ変わらずレベルで寄り付きやや安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAR 04 253 1/2 - 53 254 249 3/4 252 - 1 1/2 317306 6457
MAY 04 255 1/2 - 55 1/4 256 1/4 252 1/4 254 - 1 3/4 50926 -173
JUL 04 257 3/4 - 57 1/2 258 254 255 1/4 - 2 1/4 38354 -145
SEP 04 252 1/2 - 52 1/4 252 3/4 249 1/2 250 1/2 - 1 1/2 7625 -6
DEC 04 249 1/2 - 49 1/4 249 3/4 247 1/4 248 1/2 - 1 35696 99
MAR 05 254 254 252 253 - 1/2 2303 64
          453402 6105

 

 

大 豆       ーやや安値で寄り付くが直後に大きく下落しそのまま安値での引けー
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 04 772 - 71 1/2 772 1/2 758 764 1/4 - 8 3/4 75032 -8082
MAR 04 776 1/2 - 76 777 1/2 762 1/2 768 1/2 - 9 82381 8936
MAY 04 766 - 65 1/2 766 752 757 - 8 1/2 52586 -223
JUL 04 754 - 53 755 742 746 1/2 - 7 1/2 27486 256
AUG 04 728 - 27 728 719 722 3/4 - 6 1/4 5612 25
SEP 04 680 680 670 672 - 4 2310 -20
          260552 1003
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
JAN 22810 -250 JAN 2816 -38 MAR 389 1/2 + 3 107.47 - 107.61
MAR 22930 -260 MAR 2805 -37 MAY 388 1/2 + 3 1/2  
MAY 22620 -280 MAY 2772 -37 JUL 366 3/4 + 3 1/2  
JUL 22200 -230 JUL 2733 -40 SEP 370 + 4

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  

農務省よりは100,000トン米国産コーンのエジプト向け成約ニュース。又昨日引け際には大きく値を戻した動きのフォロースルーなどもあり寄り付き前のコールは確りとなった。ほぼ昨日引け際のレベルを維持した形で寄り付いたものの続かず、寄り付きで本日の高値をつけた(3月限254)。大豆関連商品市場が全て売り先行に値を削っていた流れには逆らえず、コーン市場も同様に値を削る展開となり、直後に本日の安値(3月限249-3/4)をつけるに至る。その後は251-252を中心レンジとしたアップダウンをセッション終盤まで続け前日比やや安値で引けている。積み重なったいる大きなファンドネットロング、際立ったサポート材料不足、ホリデームードといった部分が結果的には相場の頭を抑える結果となった形。本日はインサイドデー。

(大豆)   

やや安値より付きの後相場は一気に売られる。テクニカルに弱いとされる現在の動きにはファンド筋も敏感に反応、売りが売りを呼ぶ形となり1月限では760を割る場面が2度程見られた。中国との何らかのアグリーメントが今週水・木でアナウンスされるといった部分は材料としてあるものの既に織り込まれた感もあり、テクニカルな売りムードに押し殺されている。序盤に大きく下げた後は小動き。762を中心に760-766(1月限)が中心レンジとなりそのままの安値引けとなっている。

本日ファンド筋はコーン市場では500枚の売り越し、大豆市場では1,000枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約123,400枚のロング、大豆は約49,200枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日はベルト西部を中心に0.1〜0.3インチの降雨があり、ベルト全域の30%をカバーした。この降雨は本日ベルト東部に残り、ベルト全域の35%をカバーする。水曜日の夜から木曜日にかけて、更に土曜日に北部、東部で雪混じりの降雨となり、1〜3インチの雨量をもたらしベルト全域の40%をカバーする。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (12月22日〜12月26日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A B
東部ベルト A N

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン 

昨日はサンタフェ州北東部を中心として、0.1〜0.35インチの降雨がベルト全域の20%の地域をカバーした。今週末にかけてはドライ気味の天候となるが、降雨もまばらに有り、0.1〜1.0インチの雨量でコーンベルトの40%、大豆ベルトの45%の地域を土曜日までにカバーする。今週のドライ気味の天候により、土壌水分の減少が懸念されるところではあるが、来週前半には再び降雨が予想されており、作柄に与える影響は少ない。現在では、最も水分の供給が必要な地域は、ブエノスアイレス州南西部、ラパンパ州南部、コルドバ州南部、エントリリオス州北東部、、サンタフェ州西部、中部地区となっている。

ブラジル

昨日より雷雨がリオグランデドスル州、サンタカタリナ州、パラナ州南部・東部、サンパウロ州東部、マトグロッソドスル州北東部に観測された。雨量は0.1〜1.0インチ、所により4インチを記録した。コーン・大豆ベルトの40%、小麦ベルトの55%の地域をカバーした。ドライ懸念の出ている地域は、マトグロッソ州北東部、ゴイアス州中部、ミナス州北部、バイア州全域となっている。今後10日間はミナス州北部、バイア州、ゴイアス州中部ではドライ天候によるストレスから作柄の悪化が懸念されている。

 

 

本日の発表等

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

  12/16/03 12/9/03 12/2/03 11/25/03 11/18/03
大豆  73 78 75 69 75
大豆油  78 79 75 69 72
大豆粕  73 77 75 70 80
コーン  59 57 56 53 51
小麦  74 81 81 78 78

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

ファンダメンタルズ上の大きな動きはない。大豆関連の下げに加え農家売りが若干出たことが本日の下げの原因。しかし、価格推移に関する見方は変えず、現状では農家の売りが年末にかけて極端に増加することは考えにくい事から、年末までに3月限で260セント程度までの上げは覚悟したい。下値は247〜248セント程度と考える。年明けの1月は農家の販売が徐々に増加すること、更にファンド筋のネットロングもこのまま一本調子で増加することも考えにくく、農家売りの進展に伴い、高値260セント程度から徐々に値を下げるイメージを持っている。(H)

 

(大豆)

”今週は調整の週”という部分が本日も出た。特にファンダメンタルズに新しいインプットはなくホリデーウイークを直前に控えたポジション整理中心の展開となっている。本日下げに勢いが付いたように、今後も更なる下落の可能性がある。740-780というレンジ取引の中で過去2週間は上半分が取引のレンジとなってきたが、今後は下半分(760-740)へ向かう可能性が高い。年内の営業日は既に10日を切っており、大きな”年度末”を控えて市場参加者のマジョリティーはポジション整理へ走る傾向となろう。 昨日の月間NOPA搾油報告を見た後の市場反応を見ても相場はやや疲れ気味であることがわかる。中国との間に1.5百万トンの合意などという噂についても織り込まれた感があり、(非常に強い)ファンダメンタルズから中期的な上昇トレンドを崩すことはないものの、短期的な動きについては”下向き”と考えてよい。本日持ち堪えられた1月限760、3月限764レベルは再度トライされ下に抜ける展開を予想する。(A)


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)