米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年12月22日

 

 

本日の相場

とうもろこし     --安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAR 04 248 - 47 1/2 248 246 246 1/4 - 3 314980 -3354
MAY 04 250 3/4 - 50 1/2 250 3/4 249 1/4 249 1/2 - 3 53697 987
JUL 04 253 1/4 - 53 253 1/2 251 3/4 252 1/4 - 2 1/2 40356 412
SEP 04 249 - 48 3/4 250 1/4 248 3/4 249 - 1 1/4 7803 100
DEC 04 247 3/4 249 1/4 247 3/4 248 1/4 - 1/4 2317 5
MAR 05 252 1/2 254 252 1/2 252 3/4 - 1/2 173 11
          457687 -1675

 

 

大 豆        --安値寄り付き、大幅安値引け--
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 04 760 - 57 760 753 753 3/4 - 11 54642 -2552
MAR 04 764 - 60 765 757 1/2 758 3/4 - 11 1/4 93215 637
MAY 04 756 - 55 756 3/4 751 1/2 752 1/4 - 8 1/2 53576 -547
JUL 04 745 - 41 1/4 747 3/4 741 742 3/4 - 6 1/2 27699 58
AUG 04 718 1/2 - 17 722 1/2 717 719 1/2 - 6 1/2 5771 106
SEP 04 673 - 71 675 670 670 - 6 2350 -40
          253080 -2276
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
JAN 22850 -60 JAN 2756 -49 MAR 385 1/2 - 8 3/4 107.34 - 107.52
MAR 22930 -110 MAR 2741 -48 MAY 386 - 7  
MAY 22730 -50 MAY 2722 -45 JUL 368 3/4 - 3 1/4  
JUL 22250 -60 JUL 2692 -44 SEP 372 1/2 -3 1/2

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)  

前日引け値から1.5セント下げて寄り付いた後も徐々に弱含む展開が続いた。週間輸出検証高の数字は予想より大きく、強気なものであったことに加え、市場では2003年度の中国のコーンの輸出量を650万トン程度と見る向きが強いことも相場を支えたが、それ以上に大豆相場の弱さに影響を受けた。年末を控えた手仕舞いを行う動きが多く見られ、ファンドを中心に大きく売り越した。取引量は少なく、本日の合計はたったの26,000枚程度であったという。結局3月限では3セント安の246.25として引けている。
 



(大豆)   

デイリーチャート上で2セントのギャップを付けての安値寄り付きとなった後も、弱含む展開が続いた。中国による新規買い付けのニュースにも関らず金曜日の上昇幅が小さかったこと、また、本日期待されていた中国による追加買い付けのニュースが入って来なかったことが大きく弱材料視された。週間輸出検証高は期待を上回り材料として強かったため、一時は若干強含む場面が見られたものの長くは続かなかった。後半には再び下値を探り始め、結局はほぼ本日の安値圏にて引けることとなった。中国の大連市場にて大豆価格が下げたというニュースや、中国が今月の1日から20日までの間に34-35杯の大豆を輸入したというニュースは、これ以上の受け入れは能力的に難しいのでは、という考えを抱かせ、弱材料とされた。1月限は11セント安の753.75として引けている。
 


 

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の売り越し、大豆市場では4,000枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約116,500枚のロング、大豆は約44,000枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末はベルトの25%の範囲に2インチまでの降雪を見ている。今週は水曜から木曜にかけて特に東部産地において0.25−1.00インチまでの降雨が予想される。ベルトのほぼ85%の範囲をカバーすると見られる。降雪については1-4インチまでが予想されている。今週は気温がやや高め推移ということもあり小麦産地への積雪も限られたものとなる。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (12月28日〜1月1日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A A
東部ベルト A A/N

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン 

週末はベルトの南部・東部にて、ベルトのほぼ50%の範囲で0.10-1.00インチまでの降雨をみた。今週後半にも同様の降雨システムが産地へ到来見込み。ブエノスアイレス、エントレリオス、サンタフェなどを中心に0.10-1.00インチまでの降雨が約50%の範囲に訪れると予想される。しかし産地西部地域についてはそれら降雨を外すこととなると思われ、今後のストレスへ繋がる恐れも懸念されている。

ブラジル

週末はベルトの50%の範囲に0.25-1.5インチまでの降雨を見た。主な産地としてはリオグランデドスル、サンタカタリナ、北西部を除くパラナ、サンパウロ中央部、南東部など。 今週は火曜にかけて中央部、南部産地を中心に、その後は金曜にかけて北部産地にて、大豆・コーン産地の70%の範囲に0.5-1.5インチ、所によっては3インチまでの降雨が予想されている。特にマトグロッソ南部、ゴイアス南部、ミナスジェライス中央部、南部などではまとまった降雨が期待される。

 

本日の発表等


【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  12月11日の週  12月4日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  1,289.6 946.5 1,210.9 14,387.0 12,267.0
ダイズ  859.3 900.3 620.7 12,382.6 11,270.4
小麦  338.5 320.5 416.8 16,485.7 13,871.7

 コーン・大豆共に強い数字であった。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)


今見ているファンドの売りは、ロングリクイデーションというよりは、休日前のポジション整理。本格的な売りを見出すまで、3月限のプライシングは待ちとしたい。

エタノールプラントに関して、あるデータによると、今年6月の時点で、稼動していたエタノールプラントは2,914(百万ガロン/年)、建設中のプラントは527であったのに対し、10月の時点ではそれぞれ3,014、587と、合計160(百万ガロン/年)増加したという。この数字は、コーンの使用数量に換算すると約60(百万ブッシェル)に相当する。ちょっとした建設ラッシュである。

一方で、2004年クロップの作付け面積に関してはやはり弱気な見方が多い。大豆のイールドに対する不信感から、なるべくコーンを作付けしようとする農家が増えるだろうという予想である。本来農家はクロップローテーションを重要視するが、そのもっとも大きな理由の一つがルートワームを中心とした害虫の大量発生を防ぐためである。しかし2004年度には260万エーカー分の種子が流通するであろうと言われているRWCによって、ローテーションを狂わせる決意をする農家が現れるかもしれない。大豆のイールドへの不信感とRWCのダブルパンチである。(K)

 

(大豆)

弱含みの展開でのスタート。3月限756付近の50日移動平均については一旦下に抜けてもおかしくない。目先の相場の居所は740-780というこれまでの大きな取引レンジの下半分、740-760へ入ってきた。先週の中国向け数量についての情報に対しては現実的なものとなるのかどうか、現時点では懐疑的な見方が市場にもある。これら材料が威力を発揮するのはまだ先。確固たる判断材料が出て車で待たねばならない。 これから1月農務省発表後あたりまでの間に、11月下旬につけたような底を再度形成すると見ている。そしてそのレベルは740割れは見ても720を割れへの展開はなし。従いこの向こう3週間〜1ヶ月という期間が7ドル前半というレベルを抑えるチャンスだと考えているが。(A)


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)