米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年12月31日
| 本日の相場 |
とうもろこし --やや高値寄り付き、高値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| MAR 04 | 243-1/2-244 | 246-1/2 | 243-1/4 | 246 | + 3-1/2 | 265994 | -2788 |
| MAY 04 | 246-1/2-246-3/4 | 249 | 246-1/2 | 248-3/4 | + 3 | 63224 | 416 |
| JUL 04 | 249-249-1/4 | 251 | 248-1/4 | 250-3/4 | + 2-1/2 | 43340 | 221 |
| SEP 04 | 247-3/4 | 250 | 247-1/2 | 249-3/4 | + 2-3/4 | 8825 | 63 |
| DEC 04 | 247 | 249 | 246-1/2 | 248-3/4 | + 2-1/4 | 41650 | -360 |
| MAR 05 | 251-1/2 | 253-1/4 | 251-1/4 | 253-1/4 | + 2-1/2 | 2597 | 20 |
| 427011 | -2430 |
大 豆
--安値寄り付き、高値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JAN 04 | 777-778 | 791 | 777 | 789 | + 11-1/2 | 20575 | -6320 |
| MAR 04 | 782-784 | 796 | 782 | 794 | + 9-1/4 | 116892 | 3793 |
| MAY 04 | 778-778-1/2 | 794 | 778 | 791 | + 10-1/2 | 55172 | 68 |
| JUL 04 | 767-1/2-768 | 777 | 767-1/2 | 776 | + 6-1/4 | 28556 | 309 |
| AUG 04 | 746-747 | 753 | 745 | 751 | + 5 | 5735 | 24 |
| NOV 04 | 634-635 | 639 | 633-1/2 | 635 | + 1 | 17191 | 34 |
| 246795 | -2143 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| JAN | 241.90 | + 1.10 | JAN | 2787 | + 33 | MAR | 377 | + 11-3/4 | 106.89- 107.64 |
| MAR | 244.10 | + 0.30 | MAR | 2784 | + 41 | MAY | 378-1/4 | + 11-1/2 | |
| MAY | 244.50 | + 1.70 | MAY | 2767 | + 29 | JUL | 365-3/4 | + 12 | |
| JUL | 238.20 | + 0.90 | JUL | 2746 | + 41 | SEP | 367-1/2 | + 9 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
本日も強気な展開となった。約1セント上げて寄り付いた後も力強く上昇を続けた。中国のCOFCOが米国産コーン150万トンの買い付けに興味を示しているという噂が流れたことや、一方で、中国は既に米国産コーンを2-4杯買い付けたらしいという噂も流れ、買い材料とされた。ファンドも本日は買い手に回り、最後まで流れは変わらず、3月限は3.5セントアップの246として引けた。
(大豆)
寄り付きこそは約2セント安での取引となったが、その後は上下しながら徐々に値を上げていく展開となった。昨日に引き続き、USDAがサビ菌の国内での拡大を防止するために、南米産の大豆・大豆粕の輸入禁止を検討しているという噂が囁かれたことは買い材料の一つとされた。流れは最後まで変わらず、特に引け間際には勢いを増し、期近1月限では11.5セントアップの789として引けた。
本日ファンド筋はコーン市場では4,000枚の買い越し、大豆市場でも4,000枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約94,400枚のロング、大豆は約70,100枚の ロングとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日は概ねドライで気温もやや高め推移となった。本日も変化なく昨日と同様の天候となるが、明日〜金曜にかけては40%の範囲で0.10-0.50インチの降雨が特に東部地域で見られそう。その後週末にかけては85%の範囲に0.25-1.25インチ所によっては2.5インチまでの降雨が予想され、かなりまとまった降雨になると見られる。特にベルト南部地域が中心。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (1月5日〜1月9日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B | N |
| 東部ベルト | B | N |
アルゼンチン
ドライ傾向については予報は変わらず。気温も目先は高め推移が続く。週末にかけての降雨はベルトの僅か10%に0.1-0.5インチに過ぎず、先週末のまとまった雨に引き続き次の降雨システムの到来が待たれるところであるが現在のところその見込みは立っていない。1月第2週までドライが続くよう出れば、再び市場の焦点となってくる可能性が高い。
ブラジル
昨日はベルトの40%、南部産地中心に0.25-1.25インチの降雨を見た。気温はほぼ平年並み推移となっている。今後3日間は中央部産地中心、週末にかけては北部産地中心に0.25-1.5インチまで全体の65%をカバーすると予想される。 ブラジルについてはここにきての北部産地での降水量もあり、現在はドライ気味もこれまで十分すぎる降雨を見てきた南部産地と合わせ、土壌水分は十分なレベル。これからむかえる重要なステージを前にして問題視される材料はないと言ってよい。
| 本日の発表等 |
【セッション中の発表】
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン)
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 300-500 | 760.2 |
| コーン | 600-800 | 953.6 |
| 大豆 | 300-500 | 2,226.0 |
| 大豆粕 |
25-100 |
86.2 |
| 大豆油 |
2-10 |
18.1 |
【引け後の発表】
| 2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 12/27の週 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 102 | 103 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 103 | 103 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
中国が米国産コーンの南部地域への輸入を検討しているという噂が囁かれ出している。国内の輸送費が強含んでいるという話なので十分有り得ることである。2004年に中国がコーンの一部輸入を開始するということ事態は驚くべきことではないが、実際に初回の買い付けが確認されるタイミングでは新たな短期的上昇局面が訪れよう。やはり暫くは上値リスクにより注意しておいた方が良いであろう。1月・2月に買い場を見つけることは困難であろうと予想する。(K)
(大豆)
1月限の受け渡しが226枚と予想水準以下となった事も心理的に作用し穏やかにお開きになる予定の大納会は予想に反して高値引けとなった。3月限は794、一年前は565にて2ドル以上高いレベルで2003年の取引を終了している。
【これまでの相場を振り返る】
2003年は非常に大きな動きを経験した。これまで過去数年の経緯を振り返ると、1997年前半に9ドルを付けて以降1999年に“3ドル台も間近”というレベルに迫るまで2年強相場は大きく下落を続ける。その後は基本的に米国は豊作続き又、南米での急激な増産体勢もあり99年以降3年間は低迷相場が続いた。レンジは450-500という幅での推移、安値が定着することとなった。しかし、昨年2002年は春先の中西部洪水をきっかけとし安値覚えの相場も下半期にはとうとう過去3年間の取引レンジを上に抜け98年以来の6ドル相場も経験。550-600というレンジのまま今年、2003年に突入・・。
そして、2003年今年の取引は非常に派手なスタートを切る事に。農務省が1月需給発表において(市場予想と全く逆に)期末在庫を大きく上方修正した事から相場は暴落。発表前までファンドに買い上がられていた影響も大きく相場は550を切るレベルまで安値をつけた。しかし、その下落した一月のレベルが、“July4th”以降の暴落を見るまでの実に向こう半年の安値となる。今年下半期は新穀大減産と引き続き伸び続ける中国の大きな需要見込みに煽られて相場は“3ヶ月で3ドル”と未曾有の暴騰を演じ97年以来6年ぶりの高値圏、更なる高値そして97年以来の9ドル相場もそこまできている。
【2004年前半の相場展望】更なる波乱が待ち受ける
上記のように2003年1月、農務省発表をきっかけにつけた安値が向こう半年の安値となった。その農務省の発表までもう日がなくなっている。発表内容によっては現在積み重なっている大豆産品のファンドロング150,000枚(大豆70,000、粕30,000、油50,000)がある程度整理されるタイミングになる可能性はある。そういう意味では(短期的な見方として)現在カンカンの強気という言う訳ではない。しかし、昨年同時期の展開と同様に、現在のファンダメンタルズがある中、春先に向けての展開は間違いなく“BULLISH”。数ヵ月後の9ドル以上への相場展開は十分現実的なものとして考えておく必要がある。従い、1月どこかのタイミングでやってくるであろう押し目をどのように確保していくか(特に1月農務省発表後に注意)。同時に中国の動き、南米の天候などのファンダメンタルズ。2004年もスタート直後から再び目の離せない展開となる。(A)
2003年も当ホームページをご愛顧いただき、誠に有難うございました。2004年が読者の皆様にとりご繁栄の年となりますようシカゴよりお祈りしております。
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)