米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年1月5日

 

 

本日の相場

とうもろこし      --やや安値寄り付き、まちまちの引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAR 04 253 3/4 - 53 256 251 253 - 1/4 276673 12790
MAY 04 256 - 55 3/4 259 253 3/4 256 1/4 + 1/4 65646 1950
JUL 04 259 - 58 1/4 260 1/2 256 259 + 1/2 43171 -450
SEP 04 255 - 54 1/2 257 1/2 254 255 + 0 8985 32
DEC 04 253 1/2 - 53 254 1/2 250 3/4 253 - 1/2 43222 1440
MAR 05 255 258 255 257 - 1/2 2828 233
          442006 16077

 

 

大 豆             --高値寄り付き、高値引け--
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 04 799 - 98 802 786 796 3/4 + 4 1/4 8295 -2184
MAR 04 805 - 03 806 790 800 1/2 + 2 1/4 123356 5175
MAY 04 800 - 799 802 787 796 1/2 + 1 1/4 55896 648
JUL 04 790 - 89 792 778 785 1/4 + 1 1/4 28909 -5
AUG 04 758 - 57 764 756 758 - 1 5906 115
SEP 04 711 - 09 711 705 705 - 2 2758 200
          242638 4045
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
JAN 24220 +40 JAN 2852 +48 MAR 394 1/2 - 7 1/4 106.02 - 106.25
MAR 24530 -40 MAR 2489 +58 MAY 401  2 1/4  
MAY 24430 -100 MAY 2832 +56 JUL 383 1/2 - 3  
JUL 23940 -100 JUL 2802 +54 SEP 386 1/2 - 3 1/2

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  


前日終わり値とほぼ変わらずか、やや下げて寄り付いた後は、前日のフォロースルー、中国が米国産コーンの買い付けに引き続き興味を示しているという噂を元に前半は一時値を上げ、3月限で256セントを付けるに至ったが、週間輸出検証高が弱気な数字であったこともあり、間もなく値を戻した。その後は狭いレンジで移り気な相場展開となった。中国が年明け以降コーンの輸出を差し止めていることが影響して国内のコーン価格が弱含んでいるという報告があったことは、本日の相場には重石となった。加えて、本日もある程度の農家売りが出た模様。しかし方向性を見出せないまま引けを向かえ、3月限は前日比0.25セントダウンの253.0として引けている。



(大豆)   


前日のフォロースルーによるファンド筋の買いに支えられて5セント以上上げて寄り付いた直後、10セント以上値を崩し、その後も乱高下する展開。中国が米国産大豆油の買い付けに興味を示しているとの噂に反応して大豆油相場が上昇、その動きに大豆も一時追随した。一部トレーダーにゆる大豆油買い・大豆粕売りの動きが見られたことは、大豆粕相場には重石となったが、大豆3品の需給報告に関しては強気な見方をするものが多く、各市場には支援材料となっている。あまり方向性の定まらぬまま引けを向かえ、3月限は2.25セントアップの800.50セントとして引けている。

 

本日ファンド筋はコーン市場では6,500枚の買い越し、大豆市場でも1,000枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約120,600枚のロング、大豆は約66,800枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末はベルト全体の80%にかけて0.5-2.0インチ、特にオハイオ川流域ではまとまった降雨となった。又、土曜夜半よりは気温の低下と共に雪に変わり、1-5インチの積雪を見ている。一気に北西部よりの冬型の高気圧の南下により一気に冷たい風が中西部へ入り込んでおり、今週一杯は平年以下の気温が継続することとなる。この気温の冷え込みと共に水曜までにごく一部産地でウインターキルの懸念あり。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (1月10日〜1月14日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N B/N
東部ベルト B/N B/N

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  

週末を挟んだ過去3日間、産地ベルトの40%の範囲で0.1-1.0インチ、所によって1.5インチまでの降雨を見た。主な地域はエントレリオス北部・中央部、サンタフェ北部・南西部、コルドバなど。今後5日間は産地の45%の範囲で0.1-1.0インチまでの降雨が予想される。向こう10日間は、まとまった降雨は期待できないものの、ところどころで散発的な降雨が見込まれている。ドライ地域にもその降雨の期待はされておりストレス自体は最小限に抑えることができると思われる。しかし降雨自体が限られている為、今後の動向次第では再びストレスの報告が上がってくる可能性はある。

ブラジル

週末をはさみ、産地の40%の範囲で0.5-2.0インチの降雨を見た。ミナスジェライス、ゴイアス、バイア南部・西部、マトグロッソ中央部など。今後金曜にかけては産地ベルトの75%の範囲で0.25-1.25インチの降雨。水曜までは主に北部産地、金曜にかけては南部産地の半分で期待される。週末の降雨は北部のドライとされる地域を含め十分に見たことにより、又今週も引き続き降雨パターンが産地では期待できることから、現時点での土壌水分は十分という評価となっている。

 

本日の発表等


【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  1月1日の週  12月25日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  859.5 933.1 661.9 16,253.2 13,407.7
ダイズ  561.7 602.5 761.7 13,765.5 12,728.5
小麦  402.1 768.4 477.7 17,697.9 14,808.0

コーンにとっては弱気、大豆もニュートラルか、やや弱気とされる数字であった。

 

【引け後の発表】

 

2) コミットメント オブ トレーダーズ (12月30日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ロング    58,888 ロング   66,100 ロング   58,099
大豆粕  ロング   23,520 ロング   31,100 ロング  23,520
大豆油  ロング   49,947 ロング   48,100 ロング    44,797
コーン  ロング    90,158 ロング    90,500 ロング    59,436
小麦  ロング   16,749 ロング   26,100 ロング  18,481

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)


中国の現物が弱含んでおり、国内の輸出者は輸出の再開を待っているという話、また、中国が南部地域へのコーンの輸入を検討しているという話の両方がマーケットで流れている。中国政府が両方を実行に移すと仮定して、それぞれをどういったタイミングで行うのか、また、2003年度クロップのネットでの輸出(現時点でのUSDAの発表数字は850万トン)は一体何トンにまで減少するのか、非常に気になるところである。また、これら中国の輸出入に関する数量・タイミングなどはシカゴ相場にとってキーとなる要因の一つであるにも関らず非常に予想しにくいという事実が、今後のマーケットを読みにくくしている原因である。USDAも現時点では上記発表数字を変更しずらいであろう。いずれにせよ、現在のマーケットは短期的にはまだまだ上へ振れ易いと感じている。2004年度クロップの作付けが視野に入りだした辺りでマーケットがどうなるのか、もう少し時間をかけて予想することとしたい。(K)
 

(大豆) 

今週は来週月曜の発表を意識した神経質な展開となる。しかし一方的に現レベルから上へ動くパターンは考えておらず、寧ろこれまで蓄積してきている大きなファンドネットロングが整理されるタイミングを市場も模索することになる。それは恐らく来週頭の発表後ではないかと見ているが。(A)


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)