米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年1月6日

 

 

本日の相場

とうもろこし      --高値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAR 04 255 - 54 1/2 255 251 251 1/2 - 1 1/2 279865 3192
MAY 04 257 1/2 - 57 1/4 257 1/2 254 1/2 254 3/4 - 1 1/2 68586 2940
JUL 04 260 1/2 - 60 260 1/2 257 257 1/2 - 1 1/2 43771 600
SEP 04 255 256 254 254 1/2 - 1/2 8997 12
DEC 04 254 1/4 - 54 254 1/2 252 3/4 253 1/2 + 1/2 44373 1151
MAR 05 257 3/4 - 57 1/4 258 1/2 257 257 1/2 + 1/2 2953 125
          450042 8036

 

 

大 豆          --高値寄り付き、安値引け--
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 04 800 801 1/2 792 796 1/4 - 1/2 6660 -1635
MAR 04 805 - 02 1/2 805 1/2 795 1/4 800 1/2 + 0 124509 1153
MAY 04 799 - 98 1/2 800 790 1/2 794 1/4 - 2 1/4 56417 521
JUL 04 789 789 1/2 780 782 1/4 - 3 29430 521
AUG 04 760 761 755 757 - 1 6013 107
SEP 04 705 708 705 706 + 1 2712 -46
          243438 800
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
JAN 24250 +30 JAN 2860 +8 MAR 394 1/2 - 4 106.16 - 106.21
MAR 24490 -40 MAR 2856 +7 MAY 397 3/4 - 3 1/4  
MAY 24270 -160 MAY 2835 +3 JUL 382 1/4 - 1 1/4  
JUL 23830 -110 JUL 2803 +1 SEP 386 - 1/2

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  


現在中西部に訪れている極寒の天候は、「餌の需要を喚起するのでは」という考えの元に、若干強材料視されている。寄り付き時は、商業筋の積極的な買いが目立ち、前日比約2セント上げての取引となるも、時を待たずして値を崩した。その後は前日終わり値を上限とする狭いレンジ内での取引が続いた。現在中国の港には100万トン分の船が浮いていると言われ、「12/31以前に積めなかった玉に関しては原則輸出禁止とされてはいるものの、それ程の船をいつまでも浮かせている訳にはいかないだろう」という考えから、現在の状況は材料としては若干弱気に捉えられている。更には、「中国が韓国か台湾にコーンを売ったらしい」という噂まで流れた。結局一日のレンジのほぼ安値圏にて引けを迎え、3月限は1.5セント安の251.50となった。



(大豆)   


週明けに予定されている需給報告で、更にタイトな期末在庫が確認されるのではという考えに加え、中国が3-4杯の米国産大豆を買い付けたらしいという噂が材料視され、前日比2-3セント上げて寄り付いたが、後者の噂に関しては、中国の搾油マージンが低迷していることから真実味を欠き、継続的な買い材料とはならなかった。その後は移り気な相場展開となり、3月限は下値795.25、上値805.50と間で上下した後、ほぼ一日のレンジの中値にて取引を終了し、前日比変わらずの800.50として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では2,500枚の売り越し、大豆市場でも1,000枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約118,100枚のロング、大豆は約65,800枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日は五大湖周辺地域で一部降雪を見た(ベルト全体の10%以下)以外は殆どドライ、しかし気温は急激に下がっており最低気温は華氏でもゼロを下回っている。ここシカゴ地域においても朝方の気温は華氏ゼロを下回った。このパターンは明日も継続見込みにあり引き続き極度に低い気温は続きそう。 気温の低下から一部地域(ミズーリ中央部、イリノイ中央部など)ではウインターキルの被害が出た可能性あり。しかし週後半以降は平年並みのレベルへ回復するとされており、その被害が今後広がるといった見方はされていない。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (1月11日〜1月15日)】 

  気温 降水量
西部ベルト B/N B
東部ベルト B B/N

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  

昨日はベルト南部中心に30%の範囲で0.25-1.00インチの降雨を見た。週末にかけてはベルと北部中心35%の範囲に0.10-0.75インチの降雨が期待される。気温は向こう数日平年並みからやや高め、80度後半から90度台まで上昇する。昨日の予報と変わらず、目先産地における降水量が限られること、又気温がやや高め推移となりそうなことから、ストレスの範囲が広がることが懸念材料となっている。

ブラジル

昨日はベルと全体の25%の範囲で0.1-0.5インチ(所によっては1.5インチまで)の降雨を見た。主な産地としてはマトグロッソドスル。その他、マトグロッソ北部・南西部、バイア中西部、南西部を除くゴイアスでも散発的な降雨があった。 本日北部で雨を降らせた後このシステムは明日には南部へ移動し木曜まで降雨をもたらす。今後5日間でベルトの約80%の範囲に0.25-1.75インチの降雨が見込まれる。特にマトグロッソ、ゴイアス南部、サンパウロ、ミナスジェライス南部、パラナなど。 総じて現在は産地全体の10%以下と、ドライでストレスが報告されているエリアは限られる。バイア中北部、マトグロッソドスル中央部など。 主産地であるマトグロッソ南部地域においては一部から、降雨不足によるストレスの報告も上がっているが、最近の産地中央部〜北部における降雨傾向から全体的な評価としては現在のところ問題視されるレベルには達していない。又、今後の傾向を見ても、引き続き中央部、北部では降雨を受けやすい環境にあり、今後の改善が期待されるところ。

 

本日の発表等

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

  1/6/04 12/23/03 12/16/03 12/9/03 12/2/03
大豆  76 69 73 78 75
大豆油  79 74 78 79 75
大豆粕  78 70 73 77 75
コーン  62 53 59 57 56
小麦  67 65 74 81 81

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)


暫くは小康状態か。

ここのところマーケットは中国関連の噂に一喜一憂し、少し不安定な状態となっているが、それぞれの情報が噂の域を出ない限りは今のマーケットに大きな動きは期待できない。特に大きく下げることは難しいように感じる。例えファンドのネットロングが史上最高に近くなっていても、である。3月限で250に近いレベルでは商業筋の買いが積極的に出いている上に、250を割ったところで、テクニカルに大きく売られる状態でもないと思われる。むしろ、上値に警戒すべきであろう。ファンドの投下資金合計額は、コーン市場で過去最高のネットロング(約141,000枚)を記録した当時よりも増えており、更に大きなロングを保有する可能性も十分あると考えて良い。OPEN INTERESTに占めるファンドの割合も、当時(1995年)は35%に達したが現在は27-28%程度である。(K)
 

(大豆) 

農務省発表を来週の月曜に控え、2日に上がった後は上にも下にも動ききれず膠着状態が続いている。本日は中国の大豆クラッシングマージン悪化から今後の輸入ペースがスローダウンするのではといったニュースも本日の動きを抑える一因となったようだ。以前も述べたが、今後の値動きを占う上で来週月曜の発表内容とそれに対する相場の反応は大きな意味を持つことになる。今週は様子見、来週の発表後の動きを確認してから改めて今後の流れを見たい。(A)

 


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)