米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年1月7日

 

 

本日の相場

とうもろこし      --安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAR 04 205 1/4 - 49 1/2 250 3/4 248 3/4 250 - 1 1/2 278069 -1796
MAY 04 252 3/4 - 52 1/4 254 252 1/4 253 1/2 - 1 1/4 69166 580
JUL 04 256 - 55 1/4 257 255 256 1/2 - 1 44442 671
SEP 04 254 254 253 1/4 253 1/4 - 1 1/4 8849 -148
DEC 04 252 3/4 - 52 1/2 253 251 1/2 252 - 1 1/2 45190 817
MAR 05 256 3/4 - 56 1/2 256 3/4 255 3/4 255 3/4 - 1 3/4 3049 96
          450278 236

 

 

大 豆          --安値寄り付き、安値引け--
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 04 789 - 88 792 782 1/2 787 1/2 - 8 3/4 5749 -911
MAR 04 791 - 90 797 785 1/2 793 3/4 - 6 3/4 124968 459
MAY 04 785 - 84 788 779 784 3/4 - 9 1/2 56234 -93
JUL 04 773 1/2 - 73 775 1/2 768 1/2 771 1/4 - 11 29862 432
AUG 04 746 749 1/2 744 1/2 749 - 8 6107 94
SEP 04 701 704 699 1/2 700 - 6 2714 2
          243722 284
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
JAN 23990 -260 JAN 2796 -64 MAR 395 1/2 + 1 106.11 - 106.16
MAR 24130 -360 MAR 2789 -67 MAY 398 1/2 + 3/4  
MAY 23920 -350 MAY 2773 -62 JUL 385 1/2 + 3 1/4  
JUL 23550 -280 JUL 2748 -55 SEP 389 + 3

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  


昨日流れた、台湾による中国メイズ買い付けの噂は、年明けの船積ではあったものの、成約自体は去年に行われたものであるということが確認され、マーケットに大きなインパクトを与えるには至らなかった。韓国向け中国メイズの噂も、新規成約に関するものではないことが確認された。更には、韓国による産地オプションのコーンの買い付けが確認されている。一方で、マレーシアがインド産のコーン75,000トンを買い付けたという報告が入ったことが材料としては弱気に受け止められ、前日のフォロースルーによる売りと相まって、3月限では1セント弱のギャップを付けて安値での寄り付きとなった。しかしその後は狭いレンジ内で方向性に欠ける動きに終始することとなる。需給報告・在庫報告を来週に控えていることもあり、ファンド筋はポジション整理の手仕舞いを動きが見られ、主に売り手となった。大きな動きのないままマーケットは引けを迎え、3月限は1.5セントダウンの250.00となっている。尚、本日も見られた商業筋の積極的な買いはマーケットの下値を支えた。



(大豆)   


前日のフォロースルーによるテクニカルな売りに加え、南米にて活発な雨が予報されていることが弱材料視された。加えて、来週の需給報告を前にしたファンドのポジション調整の売りも見られ、デイリーチャートで約3セントのギャップを付けて安値での寄り付きとなった。南米の農家売りが積極的に出ているという報告や、中国の大豆先物市場が弱含んでいるという報告も弱材料とされた。一方では中国が米国産大豆を3-4杯買い付けたという噂もあり、徐々に値を戻す展開となったが、上昇幅は限られ、3月限では前日比8.75セント安の787.50として引けている。
 


 

本日ファンド筋はコーン市場では2,500枚の売り越し、大豆市場でも1,000枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約115,600枚のロング、大豆は約64,800枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日も極度の冷え込みとなった。降雨・降雪は殆ど見られずドライ。本日は平年並みレベルまで気温が回復の兆しにあり過去2日の極度の冷え込みはどうやら峠を越した模様。今後5日間でベルと全体の60%の範囲に1-5インチの降雪が見込まれる。昨日は一部地域で華氏ゼロを下回るレベルまで気温が落ち込んだが向こう5日間はその心配はされておらず、ウインターキルの被害も最小限にとどまったものと見られている。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (1月12日〜1月16日)】 

  気温 降水量
西部ベルト B/N B/N
東部ベルト B B/N

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  

昨日はベルト南西部中心、25%の範囲で0.10-0.75インチの降雨、本日明日と西部が雨の中心となる。その後週末にかけて ベルト北東部へ移動し今後5日間で全体の55%の範囲に0.25-0.75インチの降雨が期待される。 僅かながらも降雨の予想カバー率が広がりを見せているが、気温は向こう数日平年並みからやや高め、80度後半から90度台まで上昇する。昨日の予報と変わらず、目先産地における降水量が限られること、又気温がやや高め推移となりそうなことから、ストレスの範囲が広がることが懸念材料となっている点は変わりない。特にブエノスアイレス北部を中心としたベルトの約1/4で目先の降雨不足が指摘されている。

ブラジル

昨日はマトグロッソ、リオグランデドスル北部、サンタカタリナなどを中心にベルと全体の30%に0.25-0.75インチの降雨を見た。気温は平年並みからやや高め推移で高いところでは90度半ばまでつけている。引き続き散発的な降雨は向こう5日間継続すると見られており、全体の65%の範囲に0.25-1.25インチまでの降雨が予想されている。中心はマトグロッソ、ゴイアス、ミナスジェライス。 昨晩はドライ地域として指摘されていたマドグロッソドスル中央部へも降雨を見たことから、現在ストレスが報告されている産地としてはハイア中北部などに限られ全体の5%以下にまで縮小されてきているとされる。 引き続き天候パターンは悪くない。

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  


(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦  250-450 443.2
コーン  600-800 758.3
大豆 250-450 545.3
大豆粕

25-75

17.6

大豆油

2-8

1.7

 

 



【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

    1/3の週        前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      101 102
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   102 103

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)


本日話題に上ったマレーシア(元々は中国メイズのバイヤー)によるインドメイズ買い付けに関しては、マレーシア自体が年間30-40万トン程度の需要しか持っていないことから、大きく注目するには値しない。しかし、元々中国メイズを買っていた韓国を中心とする国々の需要が2004年度に、合計でどの程度米国産にシフトするのかがマーケットの最大の関心事の一つであることに変わりはない。年が明けて以降農家売りが幾分活発化しているように感じるものの、未だ大きな動きとはなっていない。来週発表が予定されている需給報告・12/1時点の在庫報告に関しては、強気な内容を示唆する声が多いが、5月限のプライシングに関しては今のタイミングではまだ買い急ぐ必要もないであろうと考える。(K) 
 

(大豆) 

中国が今週更に数杯の米国産大豆を追加買付けしたという未確認情報は支援材料。先週後半の上昇局面に出ていれば動きに更に弾みがついていたかもしれない。しかし過去3営業日8ドルを挟んだ展開を続けた相場は発表を直前に控えポジション整理に一斉に入り出したか勢いに相場は頭を下げた。農務省発表内容に対する市場の事前予想においては、最終生産量が2420-2475百万ブッシェルで平均が2451、1百万ブッシェル現在の農務省数値より低い。12月1日在庫予想は1723-1799で平均は1750。本日の動きから発表を前にしてもう少しの調整もありうるが、今週は様子見としたい。(A)

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)