米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2004年1月8日
| 本日の相場 |
とうもろこし --安値寄り付き、高値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| MAR 04 | 249 1/4 - 48 3/4 | 253 1/2 | 248 1/2 | 251 3/4 | + 1 3/4 | 277203 | -866 |
| MAY 04 | 252 1/4 - 52 | 256 1/2 | 252 | 255 | + 1 1/2 | 70118 | 952 |
| JUL 04 | 255 1/2 - 55 | 259 1/2 | 254 3/4 | 257 3/4 | + 1 1/4 | 45860 | 1418 |
| SEP 04 | 253 - 52 3/4 | 256 | 252 3/4 | 255 | + 1 3/4 | 8767 | -82 |
| DEC 04 | 252 | 253 1/2 | 251 1/2 | 253 1/4 | + 1 1/4 | 45600 | 410 |
| MAR 05 | 255 1/2 | 257 3/4 | 255 1/2 | 257 1/2 | + 1 3/4 | 3144 | 95 |
| 452228 | 1950 |
大 豆
--安値寄り付き、高値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JAN 04 | 786 - 85 1/2 | 794 | 783 | 793 1/2 | + 6 | 5109 | -640 |
| MAR 04 | 790 - 88 1/2 | 798 | 787 | 797 1/2 | + 3 3/4 | 125468 | 500 |
| MAY 04 | 781 - 80 1/2 | 789 | 780 | 788 1/4 | + 3 1/2 | 55856 | -468 |
| JUL 04 | 766 1/4 - 66 | 776 1/2 | 766 | 776 | + 4 3/4 | 30575 | 713 |
| AUG 04 | 744 | 753 | 744 | 753 | + 4 | 6039 | -68 |
| SEP 04 | 700 - 699 | 703 | 699 | 702 1/2 | + 2 1/2 | 2715 | 1 |
| 243960 | 238 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| JAN | 23980 | -10 | JAN | 2857 | +61 | MAR | 394 | - 1 1/2 | 106.04 - 106.21 |
| MAR | 24130 | +00 | MAR | 2843 | +54 | MAY | 398 1/2 | + 0 | |
| MAY | 24030 | +110 | MAY | 2826 | +53 | JUL | 386 3/4 | +1 1/4 | |
| JUL | 23660 | +110 | JUL | 2797 | +49 | SEP | 389 | +0 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
予想を下回る週間輸出成約高の数字が確認され、寄り付きは前日比約1セントダウンとなったが、その後は大きく値を上げることとなった。マレーシアが(昨日のインド産コーン買い付けの噂に続き)米国産コーン20万トンを買い付けたという噂、更にはロシアが米国産コーンの買い付けを模索しているという噂も流れたことが引き金をなり、250セントを抜けたことにより更なるテクニカルな買いに火が付いた。勢いを得た相場は一時3月限で253.50を付けるに至った。韓国による産地オプションのコーン買い付けの報告があったことも本日の相場には支援材料となった。その後は若干値を戻す展開となるも、3月限で1.75セントアップの251.75として引けている。
(大豆)
予想の範囲を下回って弱気であった輸出成約高の数字を確認し、4-5セント下げて寄り付いた後は、一転して徐々に値を上げて行く展開となった。中国がここ数日間で米国産大豆を5-6杯買い付けたらしいという噂が流れたこと、南米で発生しているサビ菌の被害を防ぐためにUSDAが検討している南米産大豆の一時的輸入禁止措置が近々発令されるのでは、という噂が流れたことなどが支援材料となった。流れは最後までほぼ変わらず、3月限では前日日3.75セントアップの797.50として引けている。
本日ファンド筋はコーン市場では2,500枚の買い越し、大豆市場でも1,000枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約118,100枚のロング、大豆は約65,800枚の ロングとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
極度の冷え込みからは取り敢えず脱したものの、来週半ばにかけても引き続き低温が続く。中西部中心部においては最高気温が20度台〜30度台、最低気温は低いところで10度以下、それ以外でも20度以下という状態が継続すると見られる。降雨・降雪量自体は向こう1週間限られるが、各地に満遍なくカバーされるとみれれる。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (1月13日〜1月17日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B/N | B/N |
| 東部ベルト | B | B/N |
アルゼンチン 来週後半以降のホット&ドライ傾向が今後の懸念材料
昨日は主産地の約15%の範囲に散発的な降雨。中心はブエノスアイレス東部とコルドバ北部。それ以外についてはほぼドライで気温はやや高め推移となった。金曜から土曜にかけては寒冷前線の到来と共に60-65%の範囲に0.75インチまでの降雨が期待される。来週から向こう10日間については、非常によわい低気圧の通過はあるものの降雨は限定的とされており、これまでのパターンと比較してよりドライの傾向が強まると言われる。気温は今週末から来週全範囲かけてはやや低め推移。しかし来週後半からその翌週にかけて気温は平年以上のレベルへ上昇すると言われており、降雨量が限られるという予報と合わせてストレスをもつ範囲が広がると懸念されている。
ブラジル
今後2週間、基本的にはこれまでのパターンと同様頻繁に降雨を見ることができる予報となっている。中心はパラナ、サンパウロ、ミナスジェライスなどであるが、今週までと同様に北部産地においても適度な降雨パターンは継続しそう。気温推移も来週は平年並みからやや低め推移となっておりこれまでの延長で総じて問題視されていない。少なくとも来週末までの天候パターンに懸念材料はないと市場では見られている。
| 本日の発表等 |
【寄り付き前の発表】
| 1) USDA発表 週間輸出成約高(1月1日の週) (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 輸出成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 418.4 | 50.0 | 25,757.5 | 19,857.8 | 9,150.0 | 56.7 |
| 大豆 | 162.1 | 56.4 | 21,717.2 | 19,990.1 | 7,696.5 | 1,098.4 |
| 小麦 | 145.2 | 0.0 | 23,143.6 | 16,750.0 | 6,612.8 | 41.0 |
| 大豆粕 | -30.0 | 0.0 | 3,025.8 | 3,210.2 | 1,660.8 | 36.1 |
| 大豆油 | 3.3 | 0.0 | 166.2 | 287.4 | 84.0 | 4.4 |
| 2) USDA発表 週間輸出船積高(1月1日の週) (単位:千トン) |
| 輸出高 | 輸出高累計 | USDA通年予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 1,031.7 | 841.9 | 16,607.5 | 13,997.8 | 48,900 |
| 大豆 | 665.0 | 647.0 | 14,020.7 | 12,009.9 | 24,220 |
| 小麦 | 515.7 | 519.3 | 16,530.8 | 13,335.0 | 29,940 |
| 大豆粕 | 73.1 | 61.4 | 1,365.0 | 1,542.2 | 4,080 |
| 大豆油 | 1.7 | 2.0 | 82.2 | 118.5 | 390 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
発表を間近に控えているが割には、ロシアやマレーシアによる買い付けの噂が飛び交い、賑やかなマーケットになっている。今回の米国でのBSEの発生が実際に米国産コーンの期末在庫に与える影響は微量であると考えているが、米国内の餌需要だけを取り上げて見た場合は弱材料である。USDAがこの国内需要の減少を(輸出需要の増加と比べて)より大きく発表内容に反映させた場合や、マーケットが国内餌用需要の減少のみを大きく取り上げた場合は、相場が下へ振れる可能性も考えられよう。しかし、基本的にあまり大きな動きは期待できない。
尚、未だマーケットでは大きく材料視されていないものの、南アフリカの天候が受粉期を前にして旱魃気味になっていることには要注意である。(K)
(大豆)
昨日の動きのあと本日戻しはしたが、12月下旬に740割れを見てから一気に8ドルまで駆け上がった相場の勢いとはこの2日やや様相が異なると見る。これまで買い上げられた疲れに暫くの整理期間に入りたいところだが、“来週頭の発表を前に安易に売りに回れない”といった心境ではなかろうか。発表内容次第ではあるものの、短期的には更に売り込まれやすい相場環境にあるという認識に変わりはない。
殊大豆については、危機的な米国内の需給バランス、8ドル相場、しかし現時点での極めて大きな輸出成約量とペース、そして大豆三品で150,000枚近いファンドネットロングと、とにかく異常な市場環境にある事を改めて確認する必要があるが、その中で来週月曜には農務省毎月の需給報告の中でも8月に次いで市場が動きやすいとされる大きな発表を迎える。注目される最終生産量発表の他、これまでのペースを考慮した場合順当にいけば輸出は更に上方修正され、搾油・その他については削られる。結果大豆粕の輸出は更に抑制され油の需給バランスは更にタイト化することになる。しかし、未だに9ドル以上の相場を想定してはいるものの、本格的な天井を狙いに行く展開については需要サイドの動向がより鮮明に見えてくる春先まではそのタイミングへはもっていけないと見ており、(昨年ではないが)発表後は3月限で760-780レンジへの展開も期待できるのではないかと見ている。発表前ではあるものの、今抱いているこの先の相場イメージとして。(A)
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)