米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年1月20日

 

 

本日の相場

とうもろこし      --やや高値寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAR 04 273 3/4 - 73 278 3/4 272 275 1/4 + 2 3/4 317889 10777
MAY 04 277 1/2 - 76 3/4 283 1/4 276 1/4 279 3/4 + 3 93049 3374
JUL 04 280 3/4 - 80 286 1/2 279 1/2 283 1/4 + 3 1/2 65056 4203
SEP 04 274 279 1/2 274 277 1/4 + 3 3/4 10179 167
DEC 04 271 1/4 - 71 275 270 3/4 273 1/4 + 2 1/4 75961 4564
MAR 05 272 3/4 - 72 1/2 276 3/4 272 1/4 275 + 2 1/4 5198 461
          569595 23623

 

 

大 豆          --やや高値寄り付き、安値引け--
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 04 837 - 36 840 1/2 827 1/2 828 1/4 - 7 1/2 129590 -196
MAY 04 839 842 1/2 829 1/2 830 1/4 - 8 1/4 65269 404
JUL 04 834 1/2 - 34 837 1/2 825 1/2 826 1/4 - 6 1/2 33797 1454
AUG 04 798 - 97 800 791 793 1/2 - 3 1/2 7834 7
SEP 04 741 744 736 737 1/2 - 1 1/2 3684 7
NOV 04 670 - 69 674 668 668 1/2 - 2 1/2 19843 -37
          260442 1671
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
MAR 25960 +110 MAR 2923 -39 MAR 395 1/2 - 2 1/2 107.15 - 107.43
MAY 25910 +50 MAY 2908 -46 MAY 399 3/4 - 2 1/4  
JUL 25610 +20 JUL 2886 -45 JUL 391 - 2 1/2  
AUG 24520 +00 AUG 2835 -40 SEP 394 - 3

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  


本日もコーンマーケットは続伸。前日比若干上げて寄り付いた後、本日もファンドの勢いは収まるところを知らず、徐々に値を上げていく展開となった。午前中に発表された週間輸出検証高の数字は予想より少なく、材料としては弱気であったものの、マーケットの勢いを止めるには至らなかった。USDAによる売り先不明の168,000トンの輸出成約の発表、大豆粕相場の上昇などもコーンマーケットの強気ムードを煽り、各限月で契約新高値を更新したことは更なるテクニカルな買いを誘った。流れはほぼ最後まで変わらず、引け際に多少値を戻すも、各限月上昇して引けることとなった。3月限は2.75セントアップの275.25として引けている。

 

(大豆)   


取引量が少なく、移り気な相場展開となった。前日比若干高値にて寄り付いた後、強気な週間輸出検証高の発表にも支えられ、前半は上下しながらも強含む展開となった。しかし、この上昇はローカルの買いに支えられたもので、ボリュームも少なく、長続きなしなかった。3月限で840を抜けた辺りではファンド・コマーシャルのまとまった売りが控えており、後半は一転して弱気ムードとなる。弱気な流れのまま引けを迎え、期近を中心に各限月前日比安値にて引けている。3月限は7.5セントダウンの828.25として引けている。

 

本日ファンド筋はコーン市場では10,700枚の買い越し、大豆市場では600枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約186,300枚のロング、大豆は約70,700枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今朝まで過去4日間でベルトの65%の範囲に0.25-1.00インチの降雨を見た。特にミズーリ中央部、イリノイ南西部ではまとまった降雨となった。降雪についてはミシガン、インディアナなどのレイクフロントを中心に1-6インチとなっている。今後5日間についてはベルトの45%の範囲に0.10-0.50インチの降雨、2-6インチの降雪が予想される。主な産地としてはミシガン、インディアナ北部、イリノイ北部、オハイオなど。気温は西部地域では平年以下、東部地域では平年以上の推移とみられる。 イリノイ北部、ミズーリ北部では一部ドライスポットがあるものの、連休を挟んだ週末の降雨降雪で土壌水分は補給されている。又、今後10日間でウインターキルに対する注意報は出ていない。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (1月25日〜1月29日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N B/N
東部ベルト N/A N/B

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  今後10日もドライ傾向継続。産地への降雨は限られる。

過去4日間、コーン産地の20%、大豆産地の35%にて0.10-0.65インチの降雨を観測。ラパンパ中央部・西部、コルドバ・サンタフェの一部、エントレリオス北部、ブエノスアイレス北西部などが中心。気温は高いところで90度半ばまで上昇している。今後5日間についてはコーン産地25%、大豆産地の20%において0.10-0.75インチの降雨が予想される。中心は南部、北西部産地が本日、南東部が水曜日。しかしそれ以外の地域ではドライ傾向が続く。 向こう10日間も現在の天候パターンが続くとみられ、特に南西部を除くブエノスアイレス、エントレリオス、ラパンパ東部、南西部を除くサンタフェ、コルドバ北部・西部の一部などでは、確実にドライによるストレスが蓄積されている。現時点で急激な気温上昇がないのが救いとはなっているものの、この傾向が1月末まで継続するようだと、2月以降相場材料としてより指摘されることとなる。要注意である。

ブラジル  パターンに若干の変化が見られ、今後南部産地への降雨が期待される

過去4日間で産地全体の40%の範囲に0.5-3.5インチの降雨をみた。主な地域はマトグロッソ東部、ゴイアス北部、ミナスジェライス北東部、バイア東部・西部、気温は東部の一部で100度を越えるレベルまで上昇した。今後5日間は全体の75%で0.50-2.00インチの降雨が予想される。中心はマトグロッソ、マトグロッソドスル北部・東部、パラナ、サンパウロ南部、ゴイアス西部など。気温は平年並みからやや高め推移。 週末の降雨の影響でマトグロッソ東部、バイア、ミナスジェライス北東部などでは一部洪水の報告も上がっているものの、全体的にはコーン・大豆生育にはタイムリーな降雨だったと評価されている。産地北東部の最もウエットとされる地域においては今後10日間降雨は限られ、コンディションの回復が期待される。 又、これまでドライ傾向が続いていた南部産地においても今後徐々に状況が好転する可能性が出てきた。週末にはリオグランデドスル西部においても降雨が観測されている。来週にかけては中央部、南部産地においても降雨システムの通過が期待されており、若干パターンに変化が見られる点には注目できる。現在最もドライによるストレスが蓄積していると言われる地域はリオグランデドスル南部、産地全体比10%以下の範囲にとどまっている。

南アフリカ   週末、そして今週は引き続き ”恵みの雨”

週末を挟み、産地中央部、北西部において降雨に恵まれた。全体の75%の範囲に0.25-1.25インチの降雨をみている。気温もほぼ全域で平年比低め推移となった。今週は土曜にかけて引き続き北部・中央部中心に65%の範囲に1.5インチまでの降雨が予想されている。 週末の北部・中央部産地への降雨は恵みの雨となった。又、今週の降雨は更なるコンディション回復に繋がると見られている。

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  1月8日の週  1月1日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  898.9 839.1 691.6 18,016.8 14,821.4
ダイズ  921.3 533.5 881.8 15,299.9 14,559.9
小麦 700.1 646.5 397.8 18,919.6 15,749.7

コーンは弱気、大豆には強気な発表内容となった。

 

 

【引け後の発表】
 

2) ブリッシュコンセンサス 

 

  1/20/04 1/13/04 1/6/04 12/23/03 12/16/03
大豆  78 80 76 69 73
大豆油  78 84 79 74 78
大豆粕  87 85 78 70 73
コーン  79 73 62 53 59
小麦  67 66 67 65 74

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)


強気な予想は変わらず。

ファンドの買い増しは留まるところを知らず、本日も大幅に買い越している。今後、2004年度クロップの需給バランスがどのように具体化されていくかによって、5月限以降の値位置がどのレベルを目指していくかが決定されることとなろう。しかし、2003年度クロップにおいてさえ需要が供給を上回ったことが認識された今、相場は現在より高値を目指していく可能性が非常に高いと言えよう。普段なら早すぎるタイミングであるし、テクニカルな問題もあるかと思われるが、敢えて、「今すぐ買わずとも、5月限でさえ早めに買う準備をしておいた方が良い」と書きたい。(K) 



(大豆) 

先週の約定高値達成を見た後相場にはやや疲れが見れる。今週は流れからして先週農務省発表後に付けた大きなギャップを埋めにかかる動きも期待できるが、大きな期待はこの時点では持てない。3月限820を割れから下のレベルへの展開についてはそれなりの抵抗があると思われる。8ドル以下への展開が困難であるという想定のもとでのオペレーションを心がける。(A)

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)