米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年1月27日

 

 

本日の相場

とうもろこし      --安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAR 04 279 3/4 - 79 1/4 280 1/2 275 1/4 276 1/4 - 5 322047 4012
MAY 04 283 1/2 - 83 1/4 284 3/4 280 280 3/4 - 4 1/2 107555 1053
JUL 04 286 1/4 - 86 287 1/4 282 1/2 284 1/4 - 3 3/4 76008 1750
SEP 04 280 281 1/2 277 1/2 277 3/4 - 4 1/2 12272 92
DEC 04 276 - 75 1/2 278 3/4 274 274 1/4 - 3 1/2 91765 3136
MAR 05 279 - 78 281 1/2 277 277 1/4 - 3 1/2 5808 516
          619084 10644

 

 

大 豆          --安値寄り付き、安値引け--
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 04 843 1/2 - 41 1/2 845 3/4 833 835 1/2 - 12 129723 -251
MAY 04 844 - 41 845 1/2 833 1/2 835 1/2 - 12 1/2 73508 2312
JUL 04 834 - 33 834 1/2 823 1/2 826 - 10 3/4 36360 366
AUG 04 796 1/2 - 95 799 788 1/2 790 - 10 1/4 7896 -53
SEP 04 741 742 735 1/2 737 - 7 3/4 3752 29
NOV 04 675 - 74 1/2 675 670 3/4 672 1/2 - 4 20530 427
          272483 2846
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
MAR 26070 -680 MAR 2952 -34 MAR 380 - 1 1/4 105.51 - 105.85
MAY 26050 -610 MAY 2938 -33 MAY 385 1/4 - 1 1/2  
JUL 25690 -490 JUL 2913 -32- JUL 381 1/2 + 0  
AUG 24590 -410 AUG 2862 -23 SEP 384 1/2 + 0

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  


昨日引け後にFDAより発表されたMBMに付随するものの使用規制に関する発表が、マーケットが想定していたものより緩い内容であったことが嫌気され、下げることとなった。前日比約2セント下げて寄り付いた後も少し弱含んだが、その後はファンドが買い手に回り、徐々に値を上げていった。しかし3月限で280を越えた辺りで天井を打ち、更には、ファンドのまとまったリクイデーションにより引け際に大きく値を下げることとなった。鳥インフルエンザの猛威が中国にも及んだことにより、半端でない数の鶏が処分されるのではという考えから、マーケットでは弱材料と捉える向きが多くなっている。結局、3月限で5セントダウンの276.25として引けている。


 

(大豆)   


昨日夕刻のFDAからのアナウンスの内容に対する失望感がSELL THE FACTの動きに繋がり、弱含むこととなった。前日比2セント強下げて寄り付いた後、さらに大きく弱含み、3月限で一時835.0とした。しかしその後はファンド勢が買い手に回り、徐々に値を上げていく展開となった。しかし3月限で845を越えた辺りで大きなプレーシャーを受け、引け間際に相場は再び急落。結局、期近3月限では12セントダウンの835.50として引けることとなった。鶏インフルエンザの被害の拡大もマーケットには重石となり始めている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では売り買い同数量、大豆市場では2,500枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約183,100枚のロング、大豆は約72,500枚の ロングとなった模様。(推定)

 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日はベルトの約50%の範囲で降雨降雪を見た。ミズーリ・イリノイ・インディアナ・ミシガンなどを中心に昨晩よりの降雪も続き本日午前中まで継続した。1-4インチまでの降雪となっている。向こう5日間についてはベルと全体の30%で雪については1-4インチまでが予想される。 来週にかけて平年以下の気温傾向が続くが、南部1/4を除いてはほぼ雪に覆われており低温からくるウインターキルの被害も回避できるものと見られている。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (2月6日〜2月10日)】 

  気温 降水量
西部ベルト B A
東部ベルト B N

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  週後半の雨もやや期待薄

昨日の降雨はベルトの10%以下のみ。ラパンパ西部・南部地域に0.10-0.75インチまでと限られ、その他はほぼ全域でドライとなった。又気温も平年比高め推移となってる。今週は木曜にかけては同様のドライパターンが継続するものの、金〜土にかけてはブエノスアイレス南部・西部、ラパンパ北部、コルドバ南部などを中心に大豆産地の40%、コーン産地の50%にて降雨が期待されている。しかし気温も平年以上のレベルが続いており、北部産地の一部では100度を超える見込み。 週末にかけての雨量については期待薄と見られ、ストレスの拡大は避けられないものと思われる。

ブラジル  

昨日は25%の範囲で0.25-1.25インチまで。中心はマトグロッソ、ゴイアス、バイア西部など。週末にかけては全体の70%の範囲で0.25-1.50インチの降雨を見る見込み。中心はマトグロッソ、ゴイアス。  南部産地(リオグランデドスル・サンタカタリナ・パラナなど)においては向こう10日間で期待される降雨によりドライストレスは若干低減される見込みにある。雨量自体は十分とは言われてないが、状況の悪化を最小限に抑える役目は果たしそう。

南アフリカ   

ほぼ全域でドライ。ベルトの僅か5%に0.5インチまでの降雨に限られた。今後土曜にかけては全体の25%の範囲に0.10-0.75インチまでの降雨、特にベルト南東部が中心となりそう。これまでの降雨システムにより幾分状況は改善したものの、今後10日間については再び傾向がドライとなる。特に産地中央部・北東部においては状況が心配されるところ。コーンはタッセリングの段階に入っており水分確保は重要な部分であるが、今後のドライ傾向の下イールドの更なる低下が懸念される。

 

 

本日の発表等

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

  1/27/04 1/20/04 1/13/04 0/6/04 12/23/03
大豆  79 78 80 76 69
大豆油  80 78 84 79 74
大豆粕  81 87 85 78 70
コーン  73 79 73 62 53
小麦  60 67 66 67 65

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

方針変わらず、現在のマーケットを短期的調整局面とみなし、今の内に買えるところまで買うという姿勢で臨みたい。可能であれば、5月限でさえ全て終わらせてしまいたいぐらいである。鳥インフルエンザの猛威がマーケットに弱気なムードを与え出していることや、今日の引け際の展開を見ていると、もう一段の下げが訪れることを予感させるが、長期的なトレンドの転換とはならないと考えているので、そこではあまり欲張らずに早めに買い進めてしまいたい。(K)

 


(大豆) 

昨日のFDAアナウンスをきっかけにまとまったSELL THE FACTが本日見られ、大豆三品では合計7000枚前後のファンド売り越しと見られている。特に大豆粕が中心の本日となったが、FDA発表内容に加え、アジア各地で報告されている鳥フルーが原因での飼料需要減退という懸念も日に日に大きな要素へなってきている。既にタイ・インドネシアにおいては大豆粕需要が大きく減少するとの報道も一部見られ、既契約分の船積み遅延を促す動きも確認されている。今回中国南部で確認された鳥フルーにおいても今後の大豆輸入ペースに影響を与えかねない。一方では、これらアジア各国の鶏肉生産縮小懸念が、米国鶏肉への輸出期待へ繋がり、米国内における大豆粕需要へはサポーティブという材料ともなってくる。など等、この鳥フルーを背景とした材料も今後の日々の価格動向へ影響を与えることとなる。   目先の動きとしては本日のSELL THE FACTをきっかけとした更なる下落が期待できる。3月限は820レベルを下に抜けることが出来るかが一つの焦点。現在”効いている”上記ネガティブ材料がファンドの更なる売りを後押しするかどうかに注目したい。(A)

 

 

 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)