米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2004年1月30日
| 本日の相場 |
とうもろこし --やや高値での寄り付き、高値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE |
CHG |
OPEN INT |
CHG |
|
| MAR 04 | 272 1/4 - 71 1/2 | 277 | 270 3/4 | 276 1/4 | + 6 1/4 | 311750 | -1280 |
| MAY 04 | 276 3/4 - 76 1/2 | 282 1/4 | 275 | 281 1/2 | + 7 1/4 | 113513 | 3068 |
| JUL 04 | 280 - 79 | 284 1/2 | 278 | 283 3/4 | + 6 1/4 | 74821 | 678 |
| SEP 04 | 275 - 74 1/2 | 279 | 274 | 278 1/2 | + 6 1/2 | 13432 | 667 |
| DEC 04 | 269 1/2 - 68 3/4 | 275 | 268 3/4 | 274 | + 6 1/2 | 102054 | 3228 |
| MAR 05 | 273 1/2 - 73 | 277 3/4 | 272 1/4 | 277 1/2 | + 7 | 7430 | 269 |
| 625805 | 6706 |
大 豆 --ほぼ変わらず寄り付き、高値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 04 | 810 - 07 | 821 | 805 1/2 | 819 1/2 | + 10 1/2 | 120846 | -4461 |
| MAY 04 | 810 - 08 1/2 | 825 | 806 | 822 3/4 | + 13 1/4 | 76622 | 1004 |
| JUL 04 | 800 | 814 | 795 1/2 | 813 | + 13 1/4 | 37556 | 448 |
| AUG 04 | 769 | 784 | 766 | 782 | + 13 1/2 | 8348 | 178 |
| SEP 04 | 716 | 732 | 715 | 731 | + 16 3/4 | 3886 | 54 |
| NOV 04 | 653 - 52 1/2 | 665 | 650 | 662 1/2 | +12 1/4 | 22024 | 911 |
| 270049 | -1840 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| MAR | 25560 | +350 | MAR | 2927 | +20 | MAR | 389 | + 8 3/4 | 105.74 - 105.86 |
| MAY | 25650 | +470 | MAY | 2935 | +38 | MAY | 395 | + 9 3/4 | |
| JUL | 25270 | +400 | JUL | 2937 | +58 | JUL | 388 3/4 | + 7 3/4 | |
| AUG | 24270 | +400 | AUG | 2885 | +54 | SEP | 392 1/2 | + 8 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)本日はやや高値でスタートした後も引けまで終始右肩上がりを維持。3月限は序盤以降引け直線までほぼ273-274を中心に小刻みなアップダウンを続け方向感のない展開が継続したが、引け際に一気に買い上げられ大きく高値引けとなった。仕向け地不明として215,000トンの成約が確認された事、今週特に後半の厳しい寒さ、又月曜に約定高値を付けた後の急落が4日間続いた事から、月末の金曜という事もあってテクニカルな巻返しが本日の高値に繋がっている。
(大豆)寄り付きこぞ昨日の流れをそのまま引き継いだもののその直後が本日の安値。その後はアップダウンを繰り返しながらじりじりと値を上げる展開。 中西部の厳しい寒さ、アルゼンチン・ブラジル南部のドライストレス、アジア鳥フルーを背景にブロイラー輸出への期待(大豆粕需要期待)その他、アルゼンチンよりのさび菌報告など複数のサポート材料の中、コーンの引け際の動きに大豆も連動した形。大きく値を戻して1月の取引は終了している。
本日ファンド筋はコーン市場では4,500枚の買い越し、大豆市場では3,500枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約177,500枚のロング、大豆は約66,500枚のロングとなった模様。(推定)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日はベルト全体の55%の範囲に3インチまでの降雪を見た。気温は極めて低くこの冬一番の厳しい一日となった。しかし気温は明日以降は徐々に回復。来週も平年以下のレベルが継続するものの本日までの3日間の厳寒は峠を越しそうである。 これら異常な低温状態にあるもののベルトの過半数は雪に覆われており作物を冷害からプロテクトしている。ウインターキルも最小限に抑えられそう。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (2月9日〜2月13日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B | N |
| 東部ベルト | N/B | A |
アルゼンチン
昨日は産地の10%の範囲に0.10-0.50インチの降雨。その他は概ねドライとなった。今後5日間については大豆産地の45%、コーン産地の55%で0.5-1.5インチ、所によっては2.5インチまでの降雨の見込みで中心はベルト南西部となる。しかし雨量又その範囲からしても現在のストレスを十分に緩和するものにはならないと思われ、気温の上昇と合わせて今後の動向には市場の目も注目することとなる。
ブラジル
昨日はベルトの45%の範囲で0.1-1.0インチの降雨、所によっては4インチ以上となった。中心は南西部産地。この流れは来週前半まで継続すると見られ引き続きベルト南部・西部へ降雨をもたらすこととなる。ベルト全体の70%の範囲に0.25-1.5インチ所によっては4インチまでの降雨が今後5日間で予想されている。しかし最も雨量が多いのはベルト北西部になる見込み。南部産地での降雨がどのくらいとなるか、ストレスが伝えられている地域でもあり注目される。
南アフリカ
昨日はベルトの5%の範囲に0.25-1.25インチの降雨を見たのみでその他は全般的にドライとなった。この傾向は来週前半まで継続する見込みにて今後5日間でもベルト10%の範囲に0.10-0.75インチまでの降雨量しか予想されていない。今週のドライ傾向がそのまま来週も続くことから、引き続き作物に与えるストレスは拡大し、受粉期のコーンのイールドへの影響は必至だと見られている。
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) コミットメント オブ トレーダーズ (1月27日現在) (単位:枚) |
| オプション含まず | ⇔ 市場事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | ロング 70,527 | ロング 72,500 | ロング 71,896 |
| 大豆粕 | ロング 27,010 | ロング 28,800 | ロング 26,693 |
| 大豆油 | ロング 65,736 | ロング 65,900 | ロング 62,575 |
| コーン | ロング 176,421 | ロング 183,200 | ロング 154,495 |
| 小麦 | ロング 28,135 | ロング 24,600 | ロング 32,431 |
ほぼ中立視される。
| 4) USDA 週間ローンデータ ( JAN 27-WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル) |
【コーン】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2002クロップ | 4.6 | -0.7 | 1.9 | 0.0 | 1,360.0 | 0.7 |
| 2003クロップ | 1,148.1 | -12.0 | 0.0 | 0.0 | 118.4 | 30.7 |
【大豆】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2002クロップ | 0.4 | -0.2 | 0.2 | 0.0 | 383.7 | 0.2 |
| 2003クロップ | 117.3 | -6.9 | 0.0 | 0.0 | 34.4 | 8.2 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン・大豆) 今週は転換週
農務省の12日月曜の需給報告後、大きくギャップをつけて2週間上昇し続けてきたコーン・大豆相場であったが、先週金曜・今週月曜と一代の高値を付けた後、今週の動きは短期的な転換点となった。コーン3月限は月曜の約定高値281-1/2から昨日の安値268-1/4までほぼ13セントの下落、大豆3月限は先週金曜の約定高値855から昨日の801まで54セントと大幅な下落を演じる。材料も今週はそれなりに豊富に提供された。MBM使用規制に対する警戒感を材料として買い上げられたこともあり今週のFDAの(予想以下の)発表内容は約定高値を付けた後のSELL THE FACTを後押しした。加えてアジア各国で発生が確認された鳥フルーについては今後の飼料需要減退を促すと受け止められ、又その被害範囲の大きななどは特に心理的な圧迫材料となり相場の下落に拍車をかける結果となった。しかし本日”月末の金曜”は、この冬一番の寒さ。シカゴでは日中の最高気温が華氏で2度くらいにしか上がらない記録的なレベルで、リバーでは凍結懸念などからバージフレーとは大幅上昇。最高値を見た後の急落の影響もあり農家売りは完全に沈黙という状態で現物価格も週後半大きく上昇する結果。寒さからの飼料需要期待というムードも加わり大きく上昇して取引を終了しており昨日までの急落からいくらか回復する形でこの一月を終了している。
来週の展開としては、ひとまず織り込まれた上記鳥フルーなどの大きな材料がどう扱われてくるのか。向こう10日間引き続き平年比低めの気温推移が予想される中西部での低温状態を背景に更なるサポート材料が提供されるか。週末を挟んだアルゼンチン・ブラジル南部の今後の雨量はどう推移するのか。本日のムードからすれば先ずはサポート材料が先行し来週前半は強含みの展開が予想されるものの、上げ腰は如何に。上記材料の出方によって展開は左右されるものの、コーン・大豆共に今週前半につけた最高値位置まで一気に戻れる力は目先ないと見ている。来週中に、今週付けた安値を再度トライする展開も十分期待できる事から、焦らず日々の展開を追っていきたいところ。(A)
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