米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年2月5日

 

 

本日の相場

とうもろこし      --やや安値寄り付き、高値引け

  OPEN HIGH LOW SETTLE

CHG

OPEN INT

CHG

MAR 04 269 1/4 - 68 3/4 276 1/2 268 3/4 275 1/4 + 5 284121 -8024
MAY 04 274 1/2 - 74 1/4 281 1/2 274 1/4 280 1/4 + 5 132434 2065
JUL 04 277 3/4 - 76 1/2 284 276 1/4 282 3/4 + 4 1/2 79542 -105
SEP 04 272 1/2 - 72 1/4 279 1/2 272 1/2 278 + 5 1/2 14684 354
DEC 04 269 1/2 - 69 277 1/2 269 276 + 6 107567 2435
MAR 05 273 - 72 1/2 280 272 1/2 279 1/2 + 6 7733 71
          629074 -3182

 

 

大 豆         --やや安値寄り付き、大幅高値引け--
          

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 04 806 - 05 833 1/2 805 832 1/4 + 26 1/2 107082 -3901
MAY 04 806 1/2 - 05 1/2 832 1/2 805 1/2 831 1/2 + 25 3/4 85763 2224
JUL 04 790 1/4 - 90 815 790 814 + 22 37637 456
AUG 04 759 776 759 775 3/4 + 15 1/4 8834 152
SEP 04 706 - 05 717 705 713 1/2 + 7 4129 96
NOV 04 635 - 34 641 1/2 633 639 1/4 + 2 3/4 23067 578
          267330 -383
  MEAL CHG   OIL CHG  

WHEAT

CHG

NY-YEN
MAR 25230 +530 MAR 3077 +91 MAR 381 + 5 105.41 - 105.79
MAY 25080 +430 MAY 3071 +95 MAY 387 + 4 1/2  
JUL 24620 +380 JUL 3027 +82 JUL 381 + 3 3/4  
AUG 23580 +280 AUG 2959 +69 SEP 384 1/4 + 2 3/4

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)

前日比0.5セント程度下げて寄り付いた後は、限られた材料の中ファンドに買い上げられ、一直線に上昇する展開となった。週間輸出成約高が予想を上回ったことが一つのきっかけとなり、上げた値位置で売り意欲に欠けたことが更なる買いを誘発した。中国が近々160万トンの輸出枠を発行するという噂が流れたが、これが年間の合計数量なのかどうかが分からない中、大きく材料視されることはなかった。しかし一部のトレーダーは、マーケットで言われている250-400万トンを大きく下回る数字であることを買い材料とした模様。ファンドのネットロング同様、大きく膨らんだオープンインタレストに対する警戒感にも関らず、相場の勢いは最後まで続き、各限月大きく上昇して引けることとなった。3月限は5セントアップの275.25となっている。

 

(大豆)

前日比やや下げて寄り付いた後は、勢い良く上昇。週間輸出成約高が予想の上限に近かったことがやや強材料視された他、フレート格差により、中国が大豆の買い付けを南米産から 米国産へとスイッチしたという噂が流れたこと、早期に収穫された一部のマットグロッソの大豆の収量が予想を大きく下回ったという報告が入ったこと、なども材料視された。上げた値位置での売り意欲に欠けたことがさらなるファンドの買いを煽り、各限月大きく上昇して引けることとなった。3月現は26.5セントアップの832.25として引けている。

 

本日ファンド筋はコーン市場では10,000枚の買い越し、大豆市場では11,000枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約178,900枚のロング、大豆では72,500枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末にかけて降雪が予想される範囲はベルトの70%近くまで。1-5インチまでが主にイリノイ中央部に予想される。気温に関する予想にも変化なく今後2週間を目処に平年以下の推移が続く。積雪からウインターキルの懸念はないものの、上記状況からリバーにおける交通に支障が出てくる点が懸念材料となっている。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (2月10日〜2月14日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N/A B
東部ベルト B B

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  

予報に変化はなく週末に向けては降雨も限られる。産地のカバー率も15%にとどまる見込み。来週到来見込みの降雨にドライ地域の更なる改善が期待されているが、これを逃すと再び材料視される可能が高い。

ブラジル  

昨日も全体の40%で降雨を見た。南部産地においても降雨があったが週末に向けては北部へその前線が移動する事となる。来週頭にかけても活発な降雨が期待されるものの中心はマドグロッソ・ゴイアス。今週南部産地での降雨は恵みとなっている。引き続き北部中心の降雨パターンだが南部への雨が待たれるところ。

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

 

1)  USDA発表 週間輸出成約高(1月29日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 986.3 0.0 29,357.8 22,205.1 9,043.2 56.7
大豆 368.2 0.0 22,428.7 23,170.1 5,114.7 2,332.0
小麦 545.5 30.0 25,675.2 18,201.9 6,549.7 1,001.0
大豆粕 21.8 31.8 3,178.3 3,770.3 1,318.2 68.1
大豆油 2.5 0.0 175.7 422.2 70.9 4.4

 

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(1月29日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 887.3 943.9 20,314.6 16,938.2 50,170
大豆 801.4 858.2 17,314.0 16,602.2 24,490
小麦 570.0 823.8 19,125.5 14,672.1 30,620
大豆粕 105.8 114.1 1,860.1 2,173.2 3,860
大豆油 3.0 8.4 104.8 208.5 390

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)


鳥インフルエンザの今後の拡大スピード、収束に要する時間に関しては要注目であることには変わりない。しかし、この事件が世界の飼料需給に与える影響はどの程度に上るのであろうか。現在アジア全域で飼育されている鶏は合計で80億羽に上ると言われている。一方で、今までに鳥インフルエンザにより処分されたのは約5000万羽であろうと言われており、これは未だ全体の数量の1%にも達していないことから、今のところは世界のコーンの需給バランスに大きな影響を与えるには至っていないという見方ができる。中国が輸出を開始するタイミング・輸出可能数量が注目されているが、いかに弱気な方向に転ぼうが、2004年度の米国産コーンの需要合計が100億ブッシェルを下回ることはなかろう。長期的に強気な意見は変わらず、現在の相場を調整局面と見なし、早めの手当てを勧めたい。(K) 

 

(大豆)

大豆油主導ではあるものの、中国が西海岸積を積極的に行っているといった情報にも引っ張られ本日は予想外の展開。8ドル割れを嫌った形となった。しかし2週間前に付けた約定高値を目指してこのままいくとも思えず、目先の中心レンジは期近で810-820、勢いに再び8ドル割れを見る可能性もまだあると見ている。神経質な展開には間違いなく引き続き派手な値動きが予想されるものの現段階では一本調子の上げは期待できないのではないか。いずれにしてもトレンドは上向き、このような展開の中押さえどころは簡単ではないが、下がったところをうまく拾って行きたい。(A)

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)