米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2004年2月11日
| 本日の相場 |
とうもろこし --変わらずの寄り付き、高値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 04 | 279 1/2 - 80 1/4 | 285 | 278 3/4 | 284 1/4 | +4 1/4 | 221660 | -27314 |
| MAY 04 | 286 - 86 1/2 | 291 1/4 | 284 | 290 1/2 | +4 | 186764 | +18671 |
| JUL 04 | 288 - 88 3/4 | 293 1/2 | 286 1/2 | 293 | +4 1/4 | 87138 | +4552 |
| SEP 04 | 282 1/2 - 82 | 287 1/2 | 281 1/2 | 287 | +4 1/2 | 15413 | +88 |
| DEC 04 | 279 3/4 - 80 | 284 3/4 | 278 1/2 | 283 3/4 | +3 1/2 | 120413 | +3242 |
| MAR 05 | 281 1/2 | 287 | 281 1/2 | 286 3/4 | +3 1/4 | 8809 | +384 |
| 643651 | -224 |
大 豆
--高値寄り付き、高値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 04 | 837 - 35 | 845 1/2 | 834 | 838 | +3 1/4 | 87482 | -5800 |
| MAY 04 | 836 - 35 | 846 | 834 | 838 1/2 | +2 1/2 | 98450 | +3822 |
| JUL 04 | 821 - 20 1/2 | 828 | 818 | 821 | +3 | 42409 | +2043 |
| AUG 04 | 785 - 85 182 | 792 | 785 | 787 | +3 | 9120 | -147 |
| SEP 04 | 727 1/2 | 736 | 727 1/2 | 729 | +3 | 4966 | -184 |
| NOV 04 | 651 - 50 | 661 1/2 | 650 | 654 3/4 | +4 | 23957 | -505 |
| 267299 | -725 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG |
WHEAT |
CHG |
NY-YEN | |||
| MAR | 24800 | -40 | MAR | 3214 | +44 | MAR | 388 1/2 | +4 | |
| MAY | 24800 | -90 | MAY | 3211 | +45 | MAY | 394 1/2 | +2 1/4 | |
| JUL | 24320 | -70 | JUL | 3154 | +28 | JUL | 385 | +4 | |
| AUG | 23330 | -40 | AUG | 3052 | +2 | SEP | 388 | +4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
| 前日終り値とあまり変わらないレベルにて寄り付いた後、米国内での鳥インフルエンザ更なる拡大の噂によりやや下げたのも束の間、その後は勢いよく値を上げる展開が続いた。昨日の下げに対する行き過ぎ感も手伝い、ファンドを中心に積極的な買いが入った一方、農家売りは余り見られず。ファンドのロングは記録を更新し、20万枚を突破した模様である。強気な流れは最後まで変わらず、各限月上昇して引けた。ファンドを中心としたロングの乗り換え(主に3月から5月への乗り換え)は勢いを増しているが、下げた値位置での商業筋の買いが活発であるため、期近の下げには繋がっていない。3月限は4.25セントアップの284.25として引けている。 |
(大豆)
| 前日の大きな下げに対する行き過ぎ感も手伝い、やや上げて寄り付いた後は、ファンドの積極的な買い増しに支えられて、上下しながらも徐々に値を上げて行く展開が続いた。ヴァージニア州などで鳥インフルエンザが発見された、などの噂が流れるも、本日のところは真偽の程が確認されなかったため、相場への影響は限定的であった。大豆油は、鳥インフルエンザによる大豆粕消費の減退により搾油量が減少するのでは、との見方から買われた。大豆油の強気なムードは大豆相場へも多少影響を与えたものと見られる。中国がPNW積の米国産大豆を2-4杯キャンセルしたとの噂が流れ、PNWベーシスの下げにつながったが、シカゴ相場への影響は限られた。引け間際になってやや値位置を下げたものの、各限月前日比上昇して引けた。3月限は3.25セントアップの838.00として引けている。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では4,000枚の買い越し、大豆市場では3,000枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約203,500枚のロング、大豆では74,100枚のロングとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
| 昨日はベルトの15%の範囲で0.10インチまで。ミシガン湖沿岸州での降雪はミシガン南西部など中心に2インチまでとなった。今後5日間も同地域を中心に全体の20%の範囲で3インチまでの降雪が可能。気温は平年比やや低めの推移となる。引き続き冬小麦産地でも十分積雪に覆われておりウインターキルの被害は心配されていない。 |
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (2月15日〜2月19日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A/N | B |
| 東部ベルト | N/A | B |
やや高め気温推移により僅かならがもリバーの凍結状況が改善する傾向にある。
アルゼンチン
| 昨日はコーン産地の10%、主にブエノスアイレス中南部、ラパンパ西部地域で0.10-0.35インチと僅かな降雨を見た以外は概ねドライ。気温は北西部産地で90度前半まで上昇している。向こう5日間についてはコーン産地の50%、大豆産地の45%に0.10-1.00インチ所によって2インチまでの降雨が予想される。中心はコルドバ南西部、ラパンパ、ブエノスアイレスなど。気温は平年並みからやや高め推移。北部産地では90度半ばまで上昇の見込み。 |
ブラジル
| 昨日は産地全体の25%の範囲で0.25-1.00インチまで、所によって2インチまでの降雨を見た。中心はゴイアス中東部、南西部、マトグロッソ中央部・南東部、バイア西部、ミナスジェライス北西部、南東部など。気温は平年並みからやや低め推移となっている。今後5日間、全体の80%の範囲で1.5インチまで、所によっては3.5インチまでの降雨が予想される。中心はマトグロッソ、マトグロッソドスル南部、パラナ南部、サンタカタリナ、リオグランデドスルなど。これら週末にかけての降雨によりドライとされる南部産地では恵みの降雨を受けることが出来ると期待される。 |
南アフリカ
| 昨日は産地僅か5%、南西部ベルトへお湿りがあった程度であとはドライ。気温は平年並みからやや低め推移となった。向こう5日間ではベルトの65%に1.25インチまでの降雨が期待。気温はほぼ平年並みを維持する見込み。週末にかけての降雨は産地中央部、北西部が中心となり作物へは有益なものとなる。 |
| 本日の発表等 |
【セッション中の発表】
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン)
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 300-500 | 575.5 |
| コーン | 700-950 | 986.3 |
| 大豆 | 100-300 | 368.2 |
| 大豆粕 |
25-50 |
53.6 |
| 大豆油 |
0-6 |
2.5 |
【引け後の発表】
| 2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 2/7の週 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 102 | 100 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 102 | 101 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
| 米国において餌用に消費されるコーンの内、鶏餌用は、全体の約1/3と言われている。また、米国全体でブロイラーは年間約80億羽出荷されると言われており、この内、約18%が輸出用、約82%が国内消費用である。日本を始めとする各国が米国産鶏肉の全面的輸入禁止措置を長期化(例えば一年など)させる可能性が少ないこと、また、今回の騒ぎにより米国内で処分された鶏は未だ10万羽に満たないことなどを考えると、やはり鳥インフルエンザ騒動がコーン相場に与える影響は今のところ限定的であると考えた方が良いであろう。長期的に見た場合の強気な意見は変わらず、調整場面が訪れればそこはまた買い場となろう。(K) |
(大豆)
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本日は終日方向感のない展開。5月限はほぼ838-844の間でのアップダウンを繰り返しそのまま引け、昨日セッション後半に更なる暴落を演じるきっかけとなったレベル844-866を上に抜けることなく、インサイドデー。中心限月が5月限へ変わった事もあり目先の調整を期待したいところ。中国が西海岸積を3杯キャンセルしたとの話もある。昨日コメントした中国関連の(相場にはネガティブな)情報が目先の調整を助ける可能性も。又カビ菌の米国への侵入を回避する為に現在大豆・大豆粕の扱いにつき様々な議論がなされているが、特に大豆粕については問題なさそうな方向へ進んでいるようだ。目先の頭を抑えうる材料の提供にはなっている。 しかし一方ではブラジルでの輸出港の動向へ徐々に市場の目も向き始める。現時点でパラナグア港での船積み遅延は20日前後とされているが、昨年春先の状況と市場の動きは未だ記憶に新しい。これらはこの先の更なる大相場を形成する大きな強材料となってくる。 目先は調整期待、しかしトレンドは今後も変わらず右肩上がりで進む。(A) |
| 弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 |
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)