米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年2月12日

 

 

本日の相場

とうもろこし      --高値寄り付き、安値引け

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAR 04 285 - 84 1/4 285 1/4 279 1/2 281 1/4 - 3 206327 -15333
MAY 04 291 3/4 - 91 291 3/4 285 1/4 287 3/4 - 3 198687 11923
JUL 04 293 1/2 - 93 293 1/2 288 290 1/4 - 2 3/4 87640 502
SEP 04 287 - 86 1/2 287 1/2 282 284 1/2 - 2 1/2 15590 177
DEC 04 284 1/2 - 83 1/2 284 1/2 278 1/2 282 - 1 3/4 122723 2310
MAR 05 286 - 85 1/4 286 1/2 281 285 - 1 3/4 9000 191
            643486 -165

大 豆          --安値寄り付き、安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 04 834 1/2 - 32 838 810 822 - 16 84540 -2942
MAY 04 832 1/2 - 30 839 812 823 - 15 1/2 101862 3412
JUL 04 813 821 801 808 3/4 - 12 1/4 42163 -246
AUG 04 782 - 80 786 775 778 - 9 9059 -61
SEP 04 726 1/2 - 26 729 1/2 720 720 - 9 4826 -140
NOV 04 652 - 50 656 1/2 647 1/4 649 - 5 3/4 23929 -28
            267321 22

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 24310 -490 MAR 3168 -46 MAR 386 3/4 - 1 3/4 105.32 - 105.47
MAY 24300 -500 MAY 3169 -42 MAY 393 1/4 - 1 1/4  
JUL 23890 -430 JUL 3133 -21 JUL 384 - 1  
AUG 22930 -400 AUG 3025 -27 SEP 387 - 1  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)

前日のフォロースルーに加えて強気な週間輸出成約高の発表も手伝い、前日比上昇して寄り付いたが、その直後には大きく値を崩すこととなった。ニュージャージー州で新たに鳥インフルエンザの発症が確認されたのに加え、ペンシルバニア州での発症例の噂も囁かれたことが売り材料とされた。午前中には商業筋の買いに支えられて強含む場面も見られたものの、後半は一方的に値を下げる展開となる。ファンドの記録的なネットロングに対する警戒感も一層強まっており、弱気ムードのまま引けを迎え、各限月安値引けとなった。3月限は3セントダウンの281.25として引けている。

 

(大豆)

弱気な週間輸出成約高の発表内容を受け、ファンドがリクイデーションの動きを見せたことにより、前日比安値での寄り付きとなった後も、終始弱含む展開が続いた。アジアで拡大中の鳥インフルエンザの被害、米国内での新たな感染例の発見は弱気ムードを後押しした。また、中国がここ10日間で7-10杯のPNW積米国産大豆の買い付けをキャンセルしたとの噂は、さらなるファンドの売りを誘った。中国での大豆粕需要の減退から、同国の搾油業者が生産スピードを落としそうであるという報告もあり、弱気ムードは最後まで変わらず、期近を中心に各限月安値引けとなった。3月限は16セントダウンの822.00として引けている。

 

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の売り越し、大豆市場では4,500枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約200,500枚のロング、大豆では69,600枚のロングとなった模様。(推定)

 

【鳥インフルエンザに関するニュース】
ニュージャージー州政府によると、同州の4箇所の鶏飼育場において、鳥インフルエンザの感染が確認された模様。また、ペンシルバニア州での新たな感染例と、デラウエア州における追加の感染例に関する報道が行われているが、正式には発表されていない。いずれもH7型で、アジアで拡大中のH5型とは異なるタイプであると言われている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨日はベルト15%の範囲で降雪は1インチまで。気温は幾分和らぐ傾向にある。今後5日間はベルと全体の15%に2インチまでの降雪が予想されるがその他の地域は基本的にドライ。来週ベルト北東部一部で気温の落ち込みが指摘されているものの、十分雪に覆われた状態であることからウインターキルなどの被害は心配されていない。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (2月16日〜2月20日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N B
東部ベルト N/B B

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  

昨日は産地の10-15%で0.50インチまでの降雨。中心は南部ラパンパ。しかしそれ以外はドライで気温はやや高め推移となった。向こう5日間についてはベルトの55-60%の範囲で1.00インチまで、所によっては2.5インチまでの降雨が予想される。中心はブエノスアイレス北部、東部地域。 今晩からと来週頭に予想される降雨は多少なりとも産地を潤すものと見られている。

 

ブラジル  

昨日はベルト全体の20%にて1.00インチまで、所によっては3インチまでの降雨。やはり中心は北部産地となっており、マトグロッソ−ゴイアス−ミナスジェライスそしてその北部のバイアが中心。気温は南部・西部にて90度台前半にまで上昇している。 今後5日間については全体の85%に0.25-1.50インチ所によっては3インチまでの降雨予想。上記北部産地と同様にリオグランデドスルにおいても降雨が期待できる。週末にかけての降雨により南部ドライ産地の状態も多少良化するものと期待されている。

 

南アフリカ

昨日は概ねドライ。気温はやや高め推移となった。向こう5日間はベルトの65%で1.25インチまでの降雨が期待されているという予報変わらず、コーンベルトへは潤いの雨という事になる。

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

 

1)  USDA発表 週間輸出成約高(2月5日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 1,180.0 0.0 30,532.8 22,822.6 9,441.2 56.7
大豆 146.1 20.2 22,574.9 23,607.7 4,686.3 2,352.2
小麦 340.3 136.3 26,015.6 18,556.5 6,145.9 1,137.3
大豆粕 -93.7 24.9 3,084.5 3,845.3 1,100.7 93.0
大豆油 3.2 0.0 178.9 439.0 72.7 4.4

 

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(2月5日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 782.0 887.3 21,091.6 17,793.2 50,800
大豆 574.6 801.4 17,888.6 17,519.1 24,490
小麦 744.1 570.0 19,869.7 15,118.7 31,300
大豆粕 123.7 105.8 1,983.8 2,383.4 3,860
大豆油 1.4 3.0 106.2 260.3 390

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

意見変わらず、長期的見通しは強気。いくつかの短期的な弱材料とファンドによる大量のネットロングに頭を抑えられ、暫くは調整局面となるかもしれないが、安値に対する過度の期待は出来ない。米国内で鳥インフルエンザが被害が少しずつ拡大しているが、影響の程度と米政府・各国政府の対応を冷静に見守りたい。今のところは、コーンの需給に与える影響はそれ程大きなものになるとは考えていない。(K)

 

(大豆)

中国が追加で数杯のキャンセルをしたのではないかという噂・鳥フルーに関するニュージャージ等での報告、或いはブラジル南部への降雨期待などがきっかけとなり、インサイドデーの後本日も大きな動きとなった。調整局面は一気に訪れ、一瞬にして戻されたもののセッション後半の5月限812までの急激な下落は印象的な動きとなった。

2日前に一代の高値を更新し862を付けた相場も本日の安値は812と、3日で50セントも動かれたのではたまったものではないが,期待した展開となってきており現レベルから下値については買い場と位置づけたい。勢いから8ドルラインの攻防もあり得るものの、過度な期待は持たずこの820から下をうまく確保することにより今後の上昇局面に備えたいところ。(A)

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)