米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2004年2月24日
| 本日の相場 |
とうもろこし --安値寄り付き、高値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| MAR 04 | 285 3/4 - 86 1/4 | 291 | 285 | 290 3/4 | + 3 1/2 | 91155 | -22715 |
| MAY 04 | 293 1/2- 93 | 298 | 291 3/4 | 297 3/4 | + 3 3/4 | 286359 | 20749 |
| JUL 04 | 295 1/2 | 300 1/2 | 294 1/2 | 300 1/4 | + 3 3/4 | 104878 | 161 |
| SEP 04 | 289 1/2 - 88 3/4 | 295 | 288 1/2 | 294 1/2 | + 3 3/4 | 16433 | -44 |
| DEC 04 | 286 1/2 - 85 1/2 | 292 1/2 | 285 1/2 | 292 1/4 | + 4 | 135921 | 6769 |
| MAR 05 | 288 1/2 - 88 | 294 1/4 | 288 | 294 | + 3 1/2 | 9949 | 322 |
| 648684 | 5456 |
-
大 豆 --安値寄り付き、大きく高値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 04 | 904 - 02 | 931 | 902 | 929 3/4 | + 18 1/4 | 46365 | -6336 |
| MAY 04 | 901 - 898 | 927 | 898 | 926 | + 19 | 131327 | 6660 |
| JUL 04 | 884 - 83 | 908 1/2 | 883 | 907 1/2 | +19 1/2 | 51030 | 650 |
| AUG 04 | 841 - 40 | 867 | 839 | 866 1/2 | + 20 | 9184 | 268 |
| SEP 04 | 774 | 800 | 774 | 797 | + 21 | 5733 | -63 |
| NOV 04 | 699 - 98 | 729 | 698 | 727 | + 22 | 26003 | 414 |
| 270828 | 1667 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 28030 | +560 | MAR | 3410 | +44 | MAR | 392 1/2 | + 1 1/2 | 108.06 - 108.31 |
| MAY | 28030 | +570 | MAY | 3392 | +37 | MAY | 398 1/2 | + 1/2 | |
| JUL | 27480 | +630 | JUL | 3352 | +47 | JUL | 396 1/2 | +1 3/4 | |
| AUG | 26370 | +650 | AUG | 3250 | +58 | SEP | 398 | +1 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
| 寄り付きこそ前日比やや下げての取引となったが、その後は勢いよく値を上げる展開が最後まで続き、各限月契約高値を更新しての引けとなった。ブラジル北部のTOO WETな状況と、同国南部とアルゼンチンのドライ懸念は継続中。これによる大豆相場の高騰が、コーンマーケットにも大きく影響している。鳥インフルエンザは材料として弱いものの、現時点でマーケットを押し下げる材料とはなっていない。7月で3ドルを上へ抜けたことにより、ストップロスの買いオーダーがいくらか発動された模様だが、これも本日の相場に対しては大きなインパクトを与え得なかった。3月限は3.5セントアップの290.75、5月限は3.75セントアップの297.75として引けている。 |
(大豆)
| 本日も非常に強気な相場となった。寄り付きこそは前日比安値での取引となったが、その後は勢いよく値を上げることとなった。継続する南米の天候懸念は本日も大きく材料視された。各限月で契約高値を更新したことは更なるファンドの買いを誘発。USDAが南米の大豆・大豆粕の輸入に対しては特に規制をかけないという方針をほのめかしたことは材料として弱気であったが、本日の相場には大きなインパクトを与えることができなかった。最後まで流れは変わらず、各限月大幅に上昇して引けている。3月限は18.25セントアップの929.75、5月限は19セントアップの926.00として引けた。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では5,500枚の買い越し、大豆市場では実に6,000枚の買い越し。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約189,500枚のロング、大豆では69,800枚のロングとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
| 昨日の中西部は全体の45%の範囲に0.10-0.25インチまでの降水量。中心はインディアナ・オハイオ・ミシガンと一部イリノイ中南部。 気温は平年比やや高め推移を保った。 向こう5日間降水量は限られ全体の5%に0.25インチまでと見られる。水曜まで気温は平年並みからやや低目へ戻るが週末にかけて再び上昇し平年以上まで回復する。このところの平年以上の気温推移で積雪に覆われた範囲は雪解けにより狭まる結果となったが大幅な気温低下も見られておらず作物への被害は心配されていない。 |
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (2月29日〜3月4日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | N/B | A |
| 東部ベルト | N | A |
アルゼンチン
| 昨日もほぼドライで気温は高いところで90度前半まで上昇。現在のドライパターンは今後少なくとも3日間は継続する。週後半にはラパンパ・ブエノスアイレス南部などを中心に25%の降雨が期待されるが全体としてのドライ傾向に変化は見られず来週一杯まで気温も平年比高め推移と予想され、引き続きストレス蓄積パターンが続く事になる。 |
ブラジル
| 昨日はベルトの20%の範囲に2.00インチまでの降雨。中心はサンパウロ北部、ミナスジェライス西部、マトグロッソ南東部、ゴイアスなど。ベルト南部は引き続きドライ傾向継続。 今後5日間で全体の50%に2.00インチまでの降雨期待はあるものの、やはり中心は中央部〜北西部に至る地域。 北部:ウエット、南部:ドライ、の構図は変わらぬまま2月も最終週へ突入することになりそうだ。 |
【 アルゼンチン・ブラジルの降水量推移 】 (1月以降積算分 & 2月以降半月分 データ)
| FEB01-FEB15 | FEB01-FEB15 | JAN01-FEB15 | JAN01-FEB15 | |
| 《アルゼンチン》 | 降水量(インチ) | 平年比% | 降水量(インチ) | 平年比% |
| ブエノスアイレス | 1.26 | 80% | 6.21 | 139% |
| ラパンパ | 2.23 | 147% | 4.25 | 116% |
| コルドバ | 0.90 | 48% | 5.04 | 94% |
| サンタフェ | 2.54 | 104% | 4.26 | 59% |
| エントレリオス | 1.30 | 81% | 2.78 | 51% |
| 《ブラジル》 | ||||
| リオグランデドスル | 2.35 | 94% | 3.93 | 51% |
| サンタカタリナ | 2.07 | 61% | 7.00 | 69% |
| パラナ | 3.35 | 69% | 10.88 | 89% |
| サンパウロ | 3.53 | 90% | 9.53 | 86% |
| マトグロッソドスル | 2.77 | 65% | 5.37 | 40% |
| マトグロッソ | 7.26 | 140% | 19.04 | 131% |
| ゴイアス | 5.64 | 144% | 15.94 | 112% |
| ミナスジェライス | 5.04 | 160% | 12.54 | 103% |
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) ブリッシュコンセンサス |
| 2/24/04 | 2/17/04 | 2/10/04 | 2/3/04 | 1/27/04 | |
| 大豆 | 89 | 84 | 81 | 76 | 79 |
| 大豆油 | 90 | 88 | 87 | 82 | 80 |
| 大豆粕 | 89 | 79 | 75 | 75 | 81 |
| コーン | 89 | 85 | 77 | 72 | 73 |
| 小麦 | 69 | 62 | 63 | 61 | 60 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
| 7月限はあっさりと3ドルの大台に達し、5月限も3ドルがもう目前に控えている。達成するのは時間の問題であろう。3ドルに達した時点で暫く上げ止まる可能性はある。一方で、現在の強気なムードは大豆の高騰による影響も大きいものの、コーン自身の材料も強気であるため、大きなコレクションを期待しにくい状況でもあると感じる。テキサスで新型の鳥インフルエンザが確認されたが、周囲の人間と話した限り、米国民が鶏肉の安全性に対して大きく不信感を抱いている様子は感じられない。一連の鳥インフルエンザ騒ぎが米国の鶏肉の消費量に与える影響は限られると思われる。需給の逼迫感を携えたまま天候相場に突入した場合、先の限月、特に12月限以降の限月においてどのレベルまでの高騰が有り得るのか、予想し難い。(K) |
(大豆)
|
本日も”勢い”を持続。弱材料に目もくれない現在の相場は、鳥フルー関連或いは、さび菌問題につきブラジルよりの大豆・大豆粕輸入についてやや楽観的な表明が農務省より行われた事などの材料を完全に無視する形で三度約定高値を更新することとなった。 ブラジルよりは現在の北部産地ウエット、南部産地ドライが主因で生産量が50百万トンを下回るなどとする極端な情報も市場に注ぎ込まれ本日のラリーに拍車をかけている。 現在の上昇局面がそのまま9ドル半ばレベル(950-960)まで到達する可能性はあるが、仮にそのパターンとなっても恐らく3月上旬には一旦セットバックを迎えると思われる。取引の中心レンジは限りなく9ドル台に引き上げられてきているものの、急激な動きにはそれなりの反動が必ずどこかで訪れる。そういう意味では8ドル台への回帰もまだ十分考えられる。しかし、相場の流れは完全に”二桁”ラインを目指しており、現在のトレンドに変化が訪れる時期はまだまだ先。 現在の状況下、仮にブラジルの生産量に異変(下方修正)が起きるとすればそれは更なる上昇エネルギーとなって市場へ入ってくる。セットバックを期待するサイドとしてはこれが一番怖いところ。(A) |
| 弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 |
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)