米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年2月25日

 

 

本日の相場

とうもろこし       --やや高値寄り付き、やや高値引け

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAR 04 292 - 91 3/4 292 1/2 288 1/2 291 3/4 + 1 71814 -19341
MAY 04 299 1/4 - 98 3/4 299 1/2 295 1/2 298 1/2 + 3/4 308068 21709
JUL 04 301 1/2 - 300 3/4 302 298 1/2 301 + 3/4 105190 312
SEP 04 294 3/4 - 94 1/2 295 1/2 292 3/4 294 1/2 + 0 16615 182
DEC 04 294 1/4 - 93 1/2 294 1/4 290 292 1/4 + 0 139687 3766
MAR 05 294 - 93 1/2 294 1/2 292 293 1/2 - 1/2 10310 361
            655950 7266

 -

大 豆                   --高値寄り付き、高値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 04 941 - 39 943 917 933 3/4 + 4 42696 -3669
MAY 04 936 - 33 937 911 928 + 2 135818 4491
JUL04 917 1/2 - 17 919 894 911 1/2 + 4 51132 102
AUG 04 876 - 75 877 855 871 + 4 1/2 9438 254
SEP 04 805 - 03 805 788 802 1/2 +5 1/2 5704 -29
NOV 04 740 - 34 740 716 732 +5 27975 1972
            274330 3502

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 28100 +70 MAR 3383 -27 MAR 387 1/4 - 5 1/4 108.45 - 109.08
MAY 28060 +30 MAY 3359 -33 MAY 394 1/2 - 4  
JUL 27610 +130 JUL 3325 -27 JUL 394 - 2 1/2  
AUG 26560 +190 AUG 3235 -15 SEP 396 1/2 - 1 1/2  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)

日々急激に高値を更新する大豆相場につられ、寄り付きは前日比やや上げての取引となった。南米の天候懸念が材料としては相変わらず最も大きい。各限月新高値を更新した後は、ファンドが売り手に回ってセッション前半は弱含む展開となった。しかし終盤になると再び値を戻し、結局は一日の中での高値圏にて引けることとなった。農家を含め、売り物が少ないことも下値を支える要因となっている。期近が比較的強いことは、ファンドの限月乗り換えがほぼ終了したことを意味していると捉えられている。日本で3件目となる鳥インフルエンザの発症例が報じられたが、マーケットには大きなインパクトを与えなかった。3月限は1セントアップの291.75、5月限は0.75セントアップの298.50として引けている。

 

(大豆)

日本での3件目となる鳥インフルエンザ感染例に関する報道に対しては、市場はあまり反応しなかったが、逆に米国・中国において追加の感染例に関する報道が無かったことが強気に捉えられた。前日からのフォロースルー、ナイトセッションにおける続伸、継続する南米の天候懸念などを受け、前日比10セント以上アップしての寄り付きとなり、契約高値を大幅に更新した後は、徐々に値を崩す展開が続いた。南米の大豆・大豆粕の輸入が間もなく開始されるのでは、との噂などを受け、ファンドも売り手に回った。しかし、引け際には再び値を上げ、上げ幅は限られたものの、結局各限月前日比上昇して引けている。3月限は4セントアップの933.75、5月限は2セントアップの928.00として引けることとなった。


 

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の売り越し、大豆市場では実に2,500枚の買い越し。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約187,500枚のロング、大豆では67,300枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部    

昨日は全体の10%の範囲で0.25インチまで。降雪は1-2インチ。気温はやや低め推移。今後日曜にかけては概ねドライ推移となり、気温はほぼ平年並み推移だが、週末にかけては急激に上昇。当地シカゴでも週末は50度半ばまで上昇する見込みとなっている。この気温上昇に絡み来週前半にはまとまった降雨システムの到来が予想される。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (3月1日〜3月5日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト N/B A/N
東部ベルト N/A A

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  

昨日も概ねドライ。気温はやや高め推移で高いところで90度半ばまで上昇。今後3日間も同様なパターンとなり殆ど降雨期待は持てず。金曜から土曜にかけては全体の35%の範囲で1.00インチまでの降雨見込み。 週末の降雨期待が広がるものの、依然としてストレスの蓄積は避けられない状況が続く。

 

ブラジル  

昨日は大豆産地の35%の範囲で1.25インチまでの降雨。中心はマトグロッソ、ゴイアス。気温は90度前半まで。しかし南部産地ではドライとなった。 週末にかけて全体の45%の範囲に1.5インチまでの降雨期待。しかし傾向は変わらず中心はゴイアス、マトグロッソ、ミナスジェライスあたりとなる。気温は高い地域で90度半ばまで上昇する見込み。

 

【 アルゼンチン・ブラジルの降水量推移 】 (1月以降積算分 & 2月以降半月分 データ)

  FEB01-FEB15 FEB01-FEB15 JAN01-FEB15 JAN01-FEB15
《アルゼンチン》 降水量(インチ) 平年比% 降水量(インチ) 平年比%
ブエノスアイレス 1.26 80% 6.21 139%
ラパンパ 2.23 147% 4.25 116%
コルドバ 0.90 48% 5.04 94%
サンタフェ 2.54 104% 4.26 59%
エントレリオス 1.30 81% 2.78 51%
《ブラジル》        
リオグランデドスル 2.35 94% 3.93 51%
サンタカタリナ 2.07 61% 7.00 69%
パラナ 3.35 69% 10.88 89%
サンパウロ 3.53 90% 9.53 86%
マトグロッソドスル 2.77 65% 5.37 40%
マトグロッソ 7.26 140% 19.04 131%
ゴイアス 5.64 144% 15.94 112%
ミナスジェライス 5.04 160% 12.54 103%
 

 

本日の発表等

 

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  


 

(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦  200-400 397.1
コーン  700-900 952.3
大豆 100-200 209.9
大豆粕

0-50

80.8

大豆油

0-5

2.7


 



【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

    2/21の週        前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      102 103
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   101 101

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

5月限に関しては、短期的にはこれ以上大きく買い上げられる材料もなく、暫くは3ドル前後のレベルにて安定しそうな感があるが、大きな調整も期待できない。中・長期的な意見は変わらず強気。アウトルックフォーラムで発表された作付け面積は若干大目の予想であるという気がするのと、作付け期以降の天候に注目が集まっていく中で、概してマーケットは強気な情報に目を向けがちであるからである。現時点での土壌水分を取り上げるのは時期尚早であるが、ベルト西部でドライ気味な状況となっている。(K)



(大豆)

”勢い”にはやや途切れが見えた本日の相場つき。高値引けとはなったものの、寄付きレベルを高値に大きく下への動きを見た本日。これまでの”勢い”はひとまずおさまり、その間市場へ入ってきた弱材料が目先のセットバックの要因として使用されやすい状況にも見える。8ドル台までの下落局面は十分考えられるものの、ひとたび上を向かせた時の勢いは昨日までの動きで実証済み。 トレンドラインが”2桁”へ向いている点は確りと押さえた上で調整局面をいかに拾っていくかがポイントとなる。(A)

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)