米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年2月26日

 

 

本日の相場

とうもろこし       --安値寄り付き、高値引け

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAR 04 290 - 89 1/2 297 289 1/2 296 + 4 1/4 51960 -19854
MAY 04 297 - 96 303 296 302 + 3 1/2 318662 10594
JUL 04 299 3/4 - 99 1/2 304 1/2 299 303 3/4 + 2 3/4 104742 -448
SEP 04 293 - 92 3/4 297 292 1/2 296 3/4 + 2 1/4 16979 364
DEC 04 290 - 89 1/2 295 289 1/2 294 1/2 + 2 1/4 142523 2836
MAR 05 292 1/2 - 92 296 291 1/2 295 3/4 + 2 1/4 10557 247
            649813 -6137

 -

大 豆              --安値寄り付き、安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 04 923 - 21 933 917 928 - 5 3/4 30133 -12563
MAY 04 916 - 12 928 1/2 912 925 - 3 139224 3406
JUL04 896 - 95 911 1/2 895 908 1/2 - 3 51729 597
AUG 04 861 - 57 871 856 867 1/2 - 3 1/2 9490 52
SEP 04 796 3/4 - 96 805 791 803 1/2 + 1 5845 141
NOV 04 722 1/2 - 22 736 1/2 715 734 3/4 +2 3/4 29671 1696
            267721 -6609

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 27650 -450 MAR 3405 +22 MAR 387 1/2 + 1/4 109.49 - 109.63
MAY 27820 -240 MAY 3366 +7 MAY 396 1/4 + 1 3/4  
JUL 27450 -160 JUL 3332 +7 JUL 396 + 2  
AUG 26500 -60 AUG 3233 -2 SEP 398 1/2 + 2  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン)

寄り付きは大豆相場につられて前日比約2セント下げての寄り付きとなったが、その後は勢いよく値を上げていく展開となった。週間輸出成約高が予想の範囲を超えて強気な数字であったこと、中国政府により、同国の新穀コーンの作付け面積が前年日2.4%減となりそうであると発表されたこと、などが強材料視された。また、国内にて鳥インフルエンザ関連の追加のニュースが無かったことなども相場を支えた。各限月で契約高値を更新したことは更なるファンドの買いを呼び、流れは最後かで変わらず、特に引け際には一段の上昇を見、各限月期近を中心として前日比高値引けとなった。3月限は4.25セントアップの296.0、5月限は3.5セントアップの302.0として引けている。

 

(大豆)

南米ブラジル・アルゼンチンにおける天気予報の改善、弱気な週間輸出成約高などが材料視され、前日比10セント以上下げての寄り付きとなった。その後は徐々に値を戻す展開となったが、上げ幅は限られた。午後になると逆に再び値を崩していく展開となった。南米産大豆・大豆粕輸入再開への期待、中国にて新穀大豆の作付け面積が今年度のそれを上回るとの予想が中国政府からレポートされたことなども本日の相場には重石となった。結局期近を中心に安値引けとなり、3月限では5.75セントダウンの928.00、5月限では3セントダウンの925.00として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の買い越し、大豆市場では実に3,500枚の買い越し。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約190,500枚のロング、大豆では70,800枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部    

昨日はドライ。ベルト北東部地域はやや上がったもののその他の地域は概ね平年並みの気温となった。 日曜まではベルトの殆どでドライ。気温は週末平年比10度-15度上昇する見込みでこのシカゴ地域でもこの冬2番目に暖かい週末となりそう。気温は50度台半ばまで上昇する見込み。

しかし来週になると気温は平年並みへ落ち、降雨システムの到来によりまとまった降雨が予想されている。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (3月2日〜3月6日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト N N/A
東部ベルト N A

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  来週のまとまった降雨期待

昨日はドライで気温も90度半ばまで上昇。そして向こう2日はドライが継続する。週末には産地西部地域・北東部地域を中心に35%の範囲で降雨予想。雨量は1.00インチくらいまで。 今週末の降雨範囲と雨量では効果は限られるものの、来週はベルト全域にわたり降雨が到来するという予報に変化してきており、この動向には注目したい。

 

ブラジル  

昨日はベルトの20%、北部産地中心に0.75インチまで。週末に向けては北東部産地が中心の降雨。全体の40%に1.5インチまでと見られ中心はゴイアス、ミナスジェライス。気温はやや高め推移。 全体の25%と言われる大豆産地におけるストレスの広がりであるが、中心はリオグランデドスル。 北部では引き続き降雨傾向続くものの、来週に向けて若干その程度が抑えられるようで、北部の収穫作業へは朗報か。

 

【 アルゼンチン・ブラジルの降水量推移 】 (1月以降積算分 & 2月以降半月分 データ)

  FEB01-FEB15 FEB01-FEB15 JAN01-FEB15 JAN01-FEB15
《アルゼンチン》 降水量(インチ) 平年比% 降水量(インチ) 平年比%
ブエノスアイレス 1.26 80% 6.21 139%
ラパンパ 2.23 147% 4.25 116%
コルドバ 0.90 48% 5.04 94%
サンタフェ 2.54 104% 4.26 59%
エントレリオス 1.30 81% 2.78 51%
《ブラジル》        
リオグランデドスル 2.35 94% 3.93 51%
サンタカタリナ 2.07 61% 7.00 69%
パラナ 3.35 69% 10.88 89%
サンパウロ 3.53 90% 9.53 86%
マトグロッソドスル 2.77 65% 5.37 40%
マトグロッソ 7.26 140% 19.04 131%
ゴイアス 5.64 144% 15.94 112%
ミナスジェライス 5.04 160% 12.54 103%
 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

 

1)  USDA発表 週間輸出成約高(2月19日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 987.2 0.0 32,445.2 23,957.5 9,512.4 56.7
大豆 -4.6 0.0 22,783.7 24,306.1 3,672.5 2,363.4
小麦 415.3 150.0 26,767.9 19,046.4 5,867.4 1,347.3
大豆粕 -127.7 1.2 3,037.6 3,966.0 873.4 94.2
大豆油 -4.1 0.0 177.5 508.5 64.8 4.4

 

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(2月19日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 996.5 871.8 22,932.8 19,182.5 50,800
大豆 587.4 620.4 19,111.2 19,861.1 24,490
小麦 361.0 669.8 20,900.5 15,578.6 31,300
大豆粕 122.9 57.5 2,164.2 2,676.5 3,860
大豆油 1.5 5.0 112.7 328.9 390

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

7月限に続いて5月限も3ドルを上へと抜け、上げた値位置をキープするどころか、更に上値を目指す展開。非常に強い地合となっている。5月限に関しては3ドル近辺で一旦膠着するのではと思っていたが、足踏みをせずに更に高値を目指す可能性も出てきている。いずれにせよ、「早めに手当て」の姿勢は崩さない方が良いであろう。期先に関しては、天候相場に突入すれば広いレンジでの取引となろうが、その際の底値は3ドルより遥か上に設定されるのではなかろうか。(K)



(大豆)

昨日の高値更新後と本日の展開をみても目先5月限で9ドルラインを目指す展開は十分可能。しかし9ドル割れは確実に抑える。昨日の高値はいずれ更新される運命にあり今後の下げについては一時的なセットバックと位置づけたい。 昨日の安値を抜けなかった事が引け際の戻しを誘ったが上記のようにやや下向き加減の今が需要家サイドへは一つのチャンスとなる。待ちすぎても押し目は来ない。(A)

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)