米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2004年3月30日
| 本日の相場 |
とうもろこし --やや高値寄り付き、大きく高値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| MAY 04 | 306 1/4 - 07 | 312 3/4 | 306 1/4 | 312 1/4 | +7 1/4 | 298994 | -6629 |
| JUL 04 | 310 1/2 - 11 1/2 | 317 1/2 | 310 1/2 | 317 1/4 | +7 1/2 | 142976 | +1053 |
| SEP 04 | 306 - 06 1/4 | 311 1/2 | 306 | 311 1/4 | +6 | 29338 | +871 |
| DEC 04 | 301 1/2 - 01 1/4 | 307 1/2 | 301 1/4 | 306 3/4 | +6 | 206808 | -725 |
| MAR 05 | 304 1/2 - 04 3/4 | 309 1/4 | 304 1/2 | 308 3/4 | +5 | 16165 | +249 |
| MAY 05 | 306 1/2 | 310 | 306 1/2 | 309 1/2 | +4 | 1597 | +60 |
| 704127 | -4745 |
-
大 豆 --高値寄り付き、
変わらずの引け、期先は安値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAY 04 | 1013 - 15 | 1024 | 1012 | 1016 1/4 | +3 1/4 | 132469 | -1761 |
| JUL04 | 1004 - 05 | 1013 1/2 | 1003 1/2 | 1008 | +4 1/4 | 60021 | +887 |
| AUG 04 | 965 - 67 | 972 | 961 | 962 | -1 1/2 | 14524 | -22 |
| SEP 04 | 855 - 56 | 858 1/2 | 849 | 850 1/2 | -3 | 9185 | +144 |
| NOV 04 | 764 - 63 | 765 1/2 | 755 | 757 1/2 | -6 1/4 | 46458 | +94 |
| JAN 05 | 761 - 62 | 764 | 755 | 755 | -6 | 2562 | +34 |
| 267927 | -611 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAY | 31650 | +200 | MAY | 3311 | -28 | MAY | 415 1/4 | +9 1/2 | 105.43 - 105.76 |
| JUL | 31360 | +270 | JUL | 3301 | -26 | JUL | 420 1/4 | +10 | |
| AUG | 30370 | +220 | AUG | 3275 | -30 | SEP | 422 1/2 | +8 1/2 | |
| SEP | 28100 | +200 | SEP | 3210 | -20 | DEC | 431 1/4 | +9 1/2 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
| ここ最近の弱気ムードを振り払うかのように、本日は一転して強気な相場を迎えた。寄り付きは前日比約1セント高での取引となったが、その後もされに値を上げる展開が続いた。昨日引け際の上昇からのフォロースルーと、ここ最近の下げに対する行き過ぎ感、USDAのデイリーレポーティングシステムによる売り先不明の165,000トンの輸出成約、台湾の買い付け、などが材料としては強か他、明日のビッグレポートに対する強気な市場予想もファンドの買いを煽った。流れは最後まで変わらず、各限月大きく高値引けとなった。5月限は7.25セントアップの312.25として引けている。 |
(大豆)
| 前日と変わらずか、やや高値での寄り付きとなった後は、若干強含む展開が続いた。明日の発表に関してはタイトな在庫が確認されるのではという予想が多い一方で、作付け面積に関しては弱気な予想が多く、本日の上昇幅も抑えられた。ビッグレポートと四半期末を目前に控えて本日も利益確定の売りとポジションをスクエアにする動きが目立ち、引け際の弱気な展開につながった。結局、期近二限月は高値引けとなったが、期先は下げて引けている。5月限は3.25セントアップの1,016.25として引けた。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では7,000枚の買い越し、大豆市場でも3,000枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約199,300枚のロング、大豆では43,200枚のロングとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
| 昨日のベルトは主に東部地域に活発な降雨を見た。全体の50%の範囲に1.00インチまでの雨量で中心はオハイオ中央部・南西部。気温はほぼ全域で平年比5-10度高め推移となった。 予報に変化なく水曜までは降雨の見やすいパターンが続く。気温は向こう5日間、ほぼ平年並み推移、シカゴ周辺では概ね50度前半までの上昇となる。 |
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (4月04日〜4月08日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | N/B | B/N |
| 東部ベルト | N/B | B |
気温は西部で引き続き平年比高め、一方降雨は平年を下回るに変化した。コーンの作付け初期としては良好なパターン。
アルゼンチン
| 昨日はコーン産地の15%、大豆産地の10%以下に0.10-0.50インチまでの降雨。中心はコルドバ、ラパンパ、ブエノスアイレスなど。気温は高め推移で高いところでは90度半ばまで上昇した。今後5日間については大豆産地の60%、コーン産地の65%に0.25-1.25インチまでが予想される。西部産地では今夜から、明日から木曜にかけて東部産地へ移動。その後は週末にかけてドライとなる。コルドバ、ラパンパ、ブエノスアイレス北東部、エントレリオスなどが中心となる。 一部の遅蒔きの大豆産地では4月に入っても水分は必要とされており、それら地域にとっては来週にかけての降雨予報は”やや物足りず”といったところ。 |
ブラジル
|
昨日は全体の10%の範囲に0.10-0.50インチまで。中心はゴイアス中東部、バイア南西部、ミナスジェライス北西部・東部など。気温はやや高め推移で高い地域では90度半ばまで上昇している。今後週末にかけてもマトグロッソ・ミナスジェライス東部などを中心に毎日雨のチャンスあり。リオグランデドスルの一部でも金曜には降雨が期待される。気温は週末に向けて高め推移の傾向となっており、高い地域では90度後半まで上昇すると思われる。 今後10日間も降雨は頻繁に予想されるものの、収穫への支障とはならない程度だと見られる。又平年比高めの気温推移は収穫地域の土壌乾燥に一役買い、収穫作業には助けとなると思われる。 |
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) ブリッシュコンセンサス |
| 3/30/04 | 3/23/04 | 3/16/04 | 3/9/04 | 3/2/04 | |
| 大豆 | 83 | 88 | 88 | 85 | 86 |
| 大豆油 | 74 | 82 | 80 | 80 | 81 |
| 大豆粕 | 87 | 91 | 88 | 87 | 85 |
| コーン | 83 | 85 | 83 | 84 | 83 |
| 小麦 | 67 | 67 | 57 | 57 | 62 |
| 2) 農務省四半期在庫報告・作付意向 発表前市場予想レンジ |
【 作付け意向 】 (単位 : 百万エーカー)
| 予想平均 | 予想レンジ | USDA 2003年 | |
| コーン | 80.290 | 79.500-81.000 | 78.736 |
| 大豆 | 74.508 | 71.822-76.400 | 73.404 |
| 小麦 | 59.854 | 59.000-61.000 | 61.700 |
【 在庫予想 】 (単位 : 10億ブッシェル)
| 予想平均 | 予想レンジ | USDA 12/1/2003 | USDA 3/1/2003 | |
| コーン | 5.275 | 5.208-5.340 | 7.945 | 5.132 |
| 大豆 | 0.867 | 0.850-0.904 | 1.686 | 1.201 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
| いよいよ発表を明日に控え、本日マーケットはここ最近の弱気ムードとは打って変わって大きく上昇した。発表内容に対する強気な予想が反映された部分もあるが、昨日までの相場でファンド筋のポジション整理が一段落したという意味合いも強いと感じる。短期的な動きは明日の発表次第とは言え、ベースにある需要面のファンダメンタルズは依然として強い。中国政府の付け焼刃的補助金政策に農家はなびかず、コーンの生産量が大きく増えそうな気配は無い。2004年度の作付け面積は前年度を下回り、生産量が前年度(114百万トン)並に達するのは難しいと見る向きが多い。一方、米国のエタノール生産量は堅調(1月はまたもや記録を更新し、655万バレル/月となった。)で、2003年度のFSI需要が更に上方修正される可能性もある。明日の発表がいかに弱気な内容になろうとも期近で290セントを割るような展開は予想しづらく、逆に、上への動きには十分警戒しなければならない。ここ数日のポジション調整によりファンドは再び買い増す準備が整っているとも考えられ、明日の発表内容が若干でも強気サイドであった場合、再びはっきりとした上昇トレンドを描き、契約高値を更新する展開となろう。(K) |
(大豆)
|
明日のインプットにより目先の動きが決定付けられる事となる。本日時点で市場のムードとしてはどちらかと言うと”弱気な数字期待感”の方が優勢となっている。市場予想は、3月1日時点在庫予想平均867百万ブッシェル(昨年実績:1202百万)で予想レンジ:850-904百万。 新穀作付け意向については予想平均:74.445百万エーカー(昨年実績:73.404百万)で予想レンジ:71.822−76.40百万。 これまでの相場展開と今年度背負う異常なファンダメンタルズから、明朝の発表は大きく注目されるところ。(A) |
| 弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 |
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)