米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2004年4月5日
| 本日の相場 |
とうもろこし --やや高値寄り付き、マチマチで引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| MAY 04 | 332 - 30 1/2 | 335 1/4 | 326 1/2 | 329 1/2 | - 1 | 274418 | -4516 |
| JUL 04 | 340 1/2 - 38 1/2 | 342 | 333 1/2 | 336 1/4 | - 3/4 | 168018 | +7127 |
| SEP 04 | 338 | 340 1/2 | 335 | 335 1/4 | + 1/4 | 32255 | +866 |
| DEC 04 | 339 - 36 1/2 | 340 | 334 | 335 1/4 | + 1 | 245391 | +11374 |
| MAR 05 | 340 - 39 | 340 3/4 | 335 1/2 | 336 1/2 | + 2 | 18041 | +738 |
| MAY 05 | 340 1/2 - 40 | 340 1/2 | 337 1/4 | 338 | + 2 1/4 | 2131 | +202 |
| 750413 | +16400 |
大 豆 --高値寄り付き、
手前から大きく安値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAY 04 | 1053 1/2 - 52 | 1064 | 1022 | 1045 1/2 | - 21 | 121861 | -6404 |
| JUL04 | 1052 1/4 - 51 | 1064 | 1021 | 1023 | - 20 3/4 | 69463 | +4533 |
| AUG 04 | 1003 - 1000 | 1014 | 973 | 974 | - 17 1/2 | 16263 | +378 |
| SEP 04 | 876 - 75 | 885 | 864 | 865 | - 4 | 9603 | +33 |
| NOV 04 | 793 - 92 1/2 | 799 | 778 1/2 | 781 1/2 | - 2 | 50598 | +1053 |
| JAN 05 | 795 - 94 | 799 | 779 | 781 1/2 | - 4 | 3186 | +153 |
| 274069 | -209 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAY | 32650 | -950 | MAY | 3274 | -10 | MAY | 414 | - 2 1/4 | 103.99 - 105.34 |
| JUL | 32450 | -100 | JUL | 3268 | +3 | JUL | 421 | - 2 3/4 | |
| AUG | 31200 | -770 | AUG | 3230 | +0 | SEP | 423 1/4 | - 3 | |
| SEP | 28940 | -370 | SEP | 3150 | -19 | DEC | 432 3/4 | - 2 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
| 大豆・大豆粕市場と同様、先週よりの勢いもそのまま寄付き直後に約定高値を更新(5月限:335-1/4)したがその後は一転急落。セッション中盤に本日の安値326.50をつけるまでは一方的に値を下げたがその後すぐに同限月で332まで戻し、後はセッション終了まで330-329というレンジを小刻みに上げ下げするという展開に終始しそのまま取引を終了している。大きな材料のインプットがあった訳ではないが本日の約定高値を更新したことをきっかけに市場に買い過剰感が噴出したという言うことになる。スパークスはブラジルのコーン生産量を43.1百万トンと前回比0.709百万下方修正し昨年比4.4百万トン低い数値を発表している。アルゼンチンについては12.5百万トン、南アフリカについては7.5百万トンとこれらも昨年比共に2.2百万トン低い数値となっている。 午前中の輸出検証高はややネガティブな内容となった。 |
(大豆)
| 先週の流れもそのまま5月限は小さくギャップをつけての高値寄り付き。ファンドの買い物が集中しその直後に一気に本日の高値へ急進し約定高値を更新。5月・7月限共に1064を付けた。しかしその後が続かず。約定高値を更新したという達成感からか徐々に値を崩す展開終盤にかけては一方的に値を崩す展開となる。結局セッション終了間際に先週金曜の安値をも下に抜け本日の安値圏での引けとなっている。輸出検証高はややネガティブ。ブラジルのCeleres社よりは大豆の生産量が54.百万と前回の56.17百万トンから下方修正され発表となった。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の売り越し、大豆市場では3,000枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約224,600枚のロング、大豆では55,200枚のロングとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
| 週末の降雨はベルト南西部に限られた。雨量は0.1〜1.0インチ、中西部全域の15%をカバーした。今日から明日にかけては、テキサス州やオクラホマ州で降雨が残り、今週の金曜日には再び南西部から北東部で降雨が始まり、0.25〜1.5インチ、所により2.0インチの降雨がベルトの35%の地域をカバーするだろう。ベルト北西部では降雨不足が心配されている。 |
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (4月11日〜4月15日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B | B |
| 東部ベルト | B | B |
気温・降水量ともに平年を下回る予想。降水量が平年を下回りコーンの作付けには好材料。
アルゼンチン
| 先週末から今朝にかけては、降雨はベルトの北東部、南西部に限られた。雨量は0.1〜0.6インチ、ベルト全域の10%をカバーしたのみ。今週前半にはベルトを前線が通過することにより、0.25〜1.25インチ、所により2.0インチの降雨がベルト全域の65%の地域をカバーする予定となっている。週半ばはドライ気味となるが、金曜日には再び降雨が期待されており、0.25〜0.75インチの降雨がベルト全域の20%の地域をカバーすることとなる。今週前半の降雨により、水分が補給されて大豆の鞘付きには良好の天候となる。一方、コーンの収穫作業は雨模様の天気で遅れ気味となる。 |
ブラジル
| 週末の降雨は南部から北部に移動、南部で激しい降雨となった。雨量は0.5〜2.0インチ、所により3.5インチを記録してベルト全域の55%の地域をカバーした。今週の降雨は北部で始まり、週中には南部に移動して、その後再び北部に前線は移動する。一連の雨量は0.25〜1.25インチ、所により3.0インチとなりベルト全域の65%をカバーすることとなる。ベルト全域で降雨があるため収穫の遅れが懸念されるところ。 |
| 本日の発表等 |
| 1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) |
| 4月1日の週 | 3月25日の週 | 昨年同週 | 今年度累積 | 昨年度累積 | |
| コーン | 720.7 | 843.0 | 848.1 | 28,059.1 | 22,465.6 |
| ダイズ | 189.3 | 354.1 | 456.1 | 20,886.0 | 23,773.1 |
| 小麦 | 557.5 | 644.9 | 335.8 | 25,756.0 | 19,637.5 |
コーン・大豆共に事前予想より小さな数字となり、やや弱気な内容に捉えられた。
| 2)USDA週間作付け進捗状況 |
当初本日はコーンの作付け進捗が発表されるとされていたが、結果として綿花・小麦・ソルガムなどは発表されるもコーンについては来週まで先送りとなった。
綿花は14週平均で8%。昨年は5%。テキサス15%(昨年10%)、カリフォルニア20%(昨年9%)と昨年比やや速いペースで作付けがスタートしている模様。小麦の作付け進捗は6州平均で6%。昨年は4%。ソルガムについては主要11州において平均進捗率は14%(昨年11%)降雨がやや心配されていたテキサスでは38%と昨年の32%を上回るペースとなっている。
** ミズーリ州におけるコーン作付け進捗報告**
12%収量(昨年ん:9%、5年平均:7%)にて昨年比約3日間程早いペースとされている。特に南東部地域における作付け進捗は進んでおり既に67%と昨年比はるかに早いペースとなっている。一方で州の北部2/3の地域についてはまさにスタートしたばかり。3月下旬に集中した降雨の為に作付け開始が遅れているもの。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
| 今週は8日の農務省の需給レポート発表が控えていること、またイースター週間に入ったことなどから、高値場面ではロング筋の整理売りが入りやすい展開。しかし、ファンダメンタルズに変化があるわけではなく,中長期的な相場の強地合に変化はない。本日の情報では、ブラジルのコーン生産高が43.1百万トン、アルゼンチンのコーン生産高が12.5百万トン、南アフリカのコーン生産高が7.5百万トンと何れも昨年度を大きく下回るのではないかと報道されており、今後コーン輸出国として米国産コーンの生産シェアーは一層高まりを見せることとなる。現在のコーンの作付け予想面積をベースとすると、7月の受粉が完了するまでパーフェクトな天候が必要であり、作付けの遅れによる作付け面積の減少や天候異変による収量のダウンなどがあれば需給バランスは過去経験の無いタイトな水準となることから、今後も期先の12月限以降の限月への買いが集中し易い展開となる。期近5月限は320セント程度、期先12月限は330セント程度までの下げを頭に入れながらも深追いせず、短期的な下げ場面では確りとプライシングを進めて行きたいところ。(H) |
(大豆)
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現在のファンダメンタルズを揺るがす材料がインプットされた訳ではないが、約定高値を更新した後の動き、テクニカルにも非常に弱い動きが見られた。先週農務省発表直後、或いは3月頭に5月限が950を挟んだ攻防を見せたあの日も大きなキーリバーサルとなったが下げ幅は期待以上に限られたレベルに収まりあの時も膠着相場は1週間強。その後は一気に10ドルの壁を突破する動きに繋がっている。 先週触れたように現在の相場には更なる(高い)レベルを目指すという大仕事が残っていると仮定している以上は本日の動きをきっかけに今後相場が10ドルを再び割れ950へ向けた展開となるとは現状考えていないが、目先の展開を占う上での明日の動きには注目したい。(A) |
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