米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年4月12日

 

 

本日の相場

とうもろこし       --安値寄り付き、安値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAY 04 326 - 24 326 1/2 321 1/2 322 1/4 - 8 1/4 207695 -18045
JUL 04 332 1/2 - 31 333 329 329 1/2 - 8 1/4 199809 10408
SEP 04 331 - 30 1/2 332 328 328 1/4 - 9 34104 376
DEC 04 329 1/2 - 27 3/4 331 326 1/4 326 1/2 - 10 272231 8088
MAR 05 331 1/2 - 31 1/4 333 328 328 1/4 - 10 3/4 19716 486
MAY 05 334 - 33 1/2 334 331 331 - 10 1/2 3328 512
            750332 2495

大 豆             --安値寄り付き、安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 04 980 - 77 989 1/2 965 967 - 21 102591 -8511
JUL04 977 - 75 986 965 967 -22 83783 6931
AUG 04 938 1/2 - 38 924 1/2 918 920 1/2 -30 1/2 17431 432
SEP 04 833 - 32 833 816 816 1/2 - 25 1/2 10325 287
NOV 04 763 1/2 - 63 768 750 752 - 26 1/2 52543 594
JAN 05 768 - 67 768 754 754 - 25 3363 -30
            273558 -243

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 30950 -730 MAY 3122 -66 MAY 407 1/2 - 7 105.32 - 105.95
JUL 30820 -660 JUL 3114 -64 JUL 416 1/2 - 7 1/2  
AUG 29550 -840 AUG 3091 -63 SEP 420 1/2 - 7 1/4  
SEP 27500 -1030 SEP 3030 -67 DEC 429 3/4 - 6  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

材料難の中、先週の急激な高値更新に対する行き過ぎ感もあり、非常に弱気な相場となった。中西部全域で継続中に作付けにとって良好な天候状況などが材料視され、また、ナイトセッションからのフォロースルーによるテクニカルな売りも手伝い、デイリーチャート上で大きなギャップを付け、4.5-6.5セント安にて寄り付いた後も若干弱気な展開が続いた。午前中に発表された週間輸出検証高の数字や商業筋の積極的なプライシングは下値を支えたが、引け際にはもう一段値位置を下げ、各限月大きく安値引けとなった。5月限は8.25セントダウンの322.25として引けている。

 

(大豆) 

先週からのフォロースルーによるテクニカルな売り、中国による米国産大豆買い付け成約キャンセルの噂や南米での順調な収穫作業などを受け、8-11セント安にて寄り付いた後、前半は値を戻す展開となり、一時は前日引け値付近まで戻したが、後半には再び下げに転じた。週間輸出検証高が弱気な内容であったことも一つ売り材料とされ、結局各限月大幅安となって引けた。5月限は21セントダウンの967.00として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では4,000枚の売り越し、大豆市場では7,000枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約202,400枚のロング、大豆では30,100枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部    

連休を挟み過去4日間、降水量はコーン産地でいう15%に0.5インチまでと限られた量となった。オハイオ、ミシガン東部、ミズーリなどが中心で、気温は平年比低め推移。最低気温は低いところで20度を下回る地域も見られた。 今後は明日にかけてはベルト東部、その後も木・金曜とノースダコタ、ミネソタ北部、ウィスコンシン北部などの一部で合計0.5インチまでの降雨が予想されるが、範囲はコーン産地の10%と限られたものとなる。

ミズーリ南東部・イリノイ南東部・インディアナ南西部・オハイオ南部など一部小麦産地においては水分が不足していると見られているが6-10日間予報では平年以上の降雨が予想されており水分補強が見込まれている。これは同時に作付け前のコーン産地の土壌水分補強にもよい傾向とされる。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (4月17日〜4月21日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト N/A A
東部ベルト A A

6−10日予報においては変化が見られ、一転気温高め推移、降水量も平年以上となっている。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  

過去4日間、大豆産地の70%、コーン産地の55%に1.5インチ、所によっては3インチまでの降雨。中心はコルドバ中東部・南東部、サンタフェ中央部など。気温は80度台後半まで。向こう5日間で大豆産地の80%・コーン産地の75%で1.5インチまでの降雨期待。中心はやはりコルドバ・サンタフェとなる。降雨は今後も広範囲にわたって予想されており、ダブルクロップの大豆には有益な雨となる。6-10日予報ではドライ傾向が言われているので来週以降の収穫進捗には問題ないと思われる。

 

ブラジル  

過去4日間で産地の60%に2-3インチまでの降雨。中心はマトグロッソ東部・北西部、ミナスジェライス北部、ゴイアス中西部。気温は平年並みからやや低め推移となっている。 今週も金曜にかけて毎日でも降雨をみる環境にある。今後5日間で全体の45%の範囲で2-3インチの降雨が期待されている。特に産地中西部から北は降雨過多傾向続く。

南部産地においてはドライにて収穫の進展が促されるが、中西部・北部・東部産地にかけてはこの4月に入り例年の倍以上の雨量が見ている地域も多く、収穫遅れが心配される。

 

 

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT )

 

  4月8日の週 4月1日の週 昨年同週 今年度累積 昨年度累積
コーン 1,161.8 743.4 664.0 29,243.6 23,129.7
ダイズ 204.0 195.6 324.7 21,096.4 24,097.9
小麦 503.4 613.8 437.5 26,315.8 20,075.0

コーンはやや強気、大豆には若干弱気な内容となった。

 

【引け後の発表】 

2)USDA週間クロップ・プログレス(4/11の週) 

【単位 : %】 

《コーン主要産地の作付け進捗状況》 

  4/11/04  先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   1 NA 0 0
イリノイ   4 NA 2 3
ネブラスカ   0 NA 1 0
ミネソタ 0 NA 0 0
インディアナ   3 NA 1 1
オハイオ 0 NA 0 2
ウィスコンシン 0 NA 0 0
サウスダコタ 0 NA 0 0
ミズーリ 31 NA 25 20
ミシガン  0 NA 0 0
主要18州平均   6 NA 4 4

やや弱材料と捉えられる。

 

3) コミットメント オブ トレーダーズ (4月6日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ロング    43,113 ロング   53,300 ロング   52,198
大豆粕  ロング   26,643 ロング   23,200 ロング  29,235
大豆油  ロング   43,281 ロング   40,300 ロング    41,460
コーン  ロング   203,921 ロング   233,700 ロング   168,819
小麦  ロング   39,091 ロング   41,600 ロング  43,482

コーン・大豆共にロングが予想より少なく、強材料とされる。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

現時点での順調な作付けペースなどが利益確定売りを煽り、再び調整局面となっているが、前回の高値、5月限で319-320辺りでは強くサポートされ、ここを下へ抜くにはそれなりの具体的な新規材料を必要とすると考えることから、今日の引け値から320を挟んだレベルでは積極的に買いを入れていくべきであると考える。また、短期的な値動きの幅が大きくなってきていることに対する注意が必要である。今後、ひと度天候の悪化が伝えられた時の上昇スピードは非常に大きなものとなる可能性が高い。(K)



(大豆)

先週月曜に最高値を更新1064を付けて以来の流れが3連休明けの本日にも綺麗に表れた。とにかく今はロング筋の投機家が玉整理に走るタイミングにて少々の材料では反転することはないと思われる。先週木曜の農務省発表に対するSELL THE FACTが好例である。恐らく目先は950ラインの攻防あたりまで見ることになるだろう。相場が落ち着きを取り戻すにはもう少し時間を要しそうである。10ドル割れは買い機会という見方は変わらず。値動きが激しいのは相変わらずだが、この9.50-10.00の中で今後のリバウンドの動きも見られてくるものと予想する。(A)

 



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)