米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年4月20日

 

 

本日の相場

とうもろこし                  --安値寄り付き、安値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAY 04 309 1/2 - 08 1/2 310 3/4 307 3/4 309 1/4 - 2 97350 -7126
JUL 04 316 - 15 1/2 317 313 3/4 315 - 2 3/4 235083 +1935
SEP 04 311 3/4 - 11 1/2 313 309 1/2 311 - 2 1/2 37056 -144
DEC 04 308 1/4 - 07 3/4 310 306 1/4 307 1/2 - 2 3/4 289058 +2463
MAR 05 310 3/4 - 10 1/2 312 3/4 309 3/4 311 - 2 20515 -133
MAY 05 312 1/2 314 3/4 311 3/4 312 1/2 - 2 1/2 4218 +50
            698653 -2855

大 豆              --安値寄り付き、 期近を中心に大きく安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 04 965 - 64 973 951 952 3/4 - 16 1/4 69954 -2804
JUL04 961 - 59 968 947 949 - 16 1/2 100631 +165
AUG 04 904 1/4 - 02 909 891 893 - 15 1/2 18267 +22
SEP 04 794 801 787 789 1/2 - 4 3/4 11350 +188
NOV 04 732 - 31 744 731 734 3/4 - 1/2 51997 -409
JAN 05 735 - 33 745 733 734 - 3 3665 + 8
            260208 -2723

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 29730 -670 MAY 3228 -9 MAY 397 + 3 108.27 - 107.00
JUL 29570 -660 JUL 3198 -24 JUL 406 + 3 3/4  
AUG 28430 -640 AUG 3108 -27 SEP 411 1/2 + 5 1/4  
SEP 26530 -290 SEP 2998 -22 DEC 420 + 4  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

作付けにとって良好な天候が続いていることから、作付け面積増加が期待され、本日も弱気ムードに包まれる一日となった。前日比2-3セント下げて寄り付いた後も、狭いレンジ内での取引に終始した。USDAから売り先不明の133,000トンの輸出成約が発表されたことは若干下値を支える材料となったものの、ファンドのロングに対する警戒感もあり、大きな動きの無いまま引けを迎えた。5月限は2.0セント安の309.25として引けている。

 

(大豆) 

旧穀限月を中心に弱含む一日となった。前日比4-5セント下げて寄り付いた後も、ファンドのテクニカルな売りにより期近を中心に値を崩して行く展開となった。コーンの作付け面積に対する増加期待、南米におけるベーシスの上昇などにより新穀限月はサポートされたが、期近は最後まで下げ続けた。5月限が昨年8月以来初めて50日間の移動平均線を下へ抜けたことは更なるテクニカルな売りを呼び、5月限は16.25セント安の952.75として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では1,000枚の売り越し、大豆市場でも1,000枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約140,600枚のロング、大豆では16,800枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部    

昨日はカンザス南部、ミズーリ、オハイオの一部など限られた範囲内で0.10-0.50インチまでの降雨を見た。気温はほぼ平年並みからやや高め推移となった。今週は週末に向けてコーン産地の80%、小麦産地の90%の範囲で1.25インチまで、場所によっては2-5インチ(ほぼ南部地域)までが予報されている。かなり活発な降雨予想となっておりこの間作付けは停滞することとなろうが、来週には再びドライ傾向が予想されていることから回復も早いと見られる。現在ドライと指摘されるミネソタ中西部、イリノイ南東部、インディアナ南西部などへの今週の降雨が期待されている。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (4月26日〜4月29日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト N/A B/N
東部ベルト N B/N

今週は降水量期待があるものの、来週は平年以下の予報。作付けには傾向よし。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  

昨日はほぼ全域でドライ。本日もドライで、水曜遅くに南西部産地地域で降雨が見込まれる。その後は木・金と南西部や北部産地での降雨、今後5日間で全体の40%の産地で0.25-1.25インチまでの降雨予報となっている。このように、ドライパターンが基本的に継続の見込みとなっており、収穫作業のピッチは早まると思われる。

 

ブラジル  

昨日は産地の45%の範囲で0.25-1.25インチまでの降雨。中心はサンタカタリナ・パラナ・サンパウロ西部など。気温は高いところで90度前半まで上昇している。向こう5日間ではリオグランデドスル・マトグロッソドスル南部、パラナ北部、サンパウロ南部などを中心に65%のコーン・大豆産地に1.5インチまでの降雨が見込まれる。活発な降雨前線の影響で小麦産地へは有益な雨となるが、収穫作業が進む特に産地南部地域にとってはその遅延に繋がっている。北部産地については現時点では問題なく収穫の進展を見ている。

 

 

 

 

本日の発表等

 

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

  4/20/04 4/13/04 4/6/04 3/30/04 3/23/04
大豆  75 78 82 83 88
大豆油  69 67 71 74 82
大豆粕  76 82 86 87 91
コーン  77 78 86 83 85
小麦  62 59 68 67 67

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

中・長期のトレンドに影響は及ぼさないものの、リバーにおけるキャッシュのベーシスがこのところ強含んでいることからシカゴ期近5月限と先の限月のスプレッドが縮む傾向にあることは興味深い。もう暫くこの傾向は続きそうである。

さて、目新しい材料に欠ける中、作付けには理想的な天候推移に注目が集まり、弱気ムードが高まっている。大豆の期近がテクニカルに非常に弱気なサインを示していることも、短期的にはコーン相場の頭を抑えることになろう。しかし、12月限が3ドルを大きく割り込むような展開は予想しにくい。今はまだ順調な作付けに注目が集まっているが、5月に入れば12日に発表される新穀のSupply/Demandが視野に入り、市場の注目は自然と堅調な需要へと向かう。そして、その先にあるのは天候相場である。今週一杯は下値を狙っても、その後はあまり深追いをすべきではないと考える。(K)

 



(大豆)

11月限についてはコーンの順調な作付け進捗を背景としてここ数日こじっかりが続いているものの7月限は引き続きネガティブな展開が継続している。本日もセッション中盤までは960前後で耐える動きだったものの、材料難の買い手不足から閑散な市場ではするすると値を落としての安値引けと、いかにも弱い値動きとなっている。テクニカルにもこの950割れ(特に945-940というレンジ)を下に抜ければ更に売り物が集中することになるのでその動きには注視する必要あり。 さて本日は一部地域で大豆の作付け進捗が明らかになった。ミシシッピでは45%(昨年26%)が既に植わっているとの事でそのハイペース度が本日数字をもって確認された。特に南部産地での早期作付け傾向の背景にはブッシェルで1ドルもの開きがある8月・9月限の鞘がある。本日の発表内容から、今年は大雑把1.3百万エーカーと、昨年同期の0.6百万比較で倍以上の大豆が既に植わっていると事になる。この内、デルタ地域が約1.1百万。 ある試算では5月初旬までに約6百万エーカーの大豆の作付けが完了でき、その場合には凡そ180百万ブッシェルの大豆が8月中にものになるという。確かにもしそれが実現したならば、数字上は年度末の危機的在庫レベルをカバーするに足る内容にも思えるが・・。しかし、それ以上に市場の危機意識はこの5-6月と再び広がると考えるもの。(A)

 



 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)