米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年4月21日

 

 

本日の相場

とうもろこし                  --安値寄り付き、安値引け

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAY 04 305 1/2 - 04 306 1/2 299 3/4 304 - 5 1/4 90883 -6467
JUL 04 313 - 10 313 304 3/4 309 - 6 237594 2511
SEP 04 307 1/2 - 07 1/4 309 1/4 301 305 1/2 - 5 1/2 37014 -42
DEC 04 304 - 03 1/2 305 3/4 297 1/2 302 - 5 1/2 291421 2363
MAR 05 307 1/4 308 1/2 300 1/2 305 - 6 20323 -192
MAY 05 309 - 07 1/2 309 303 1/2 307 - 5 1/2 4225 7
            696799 -1854

大 豆                     --安値寄り 付き、安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 04 945 949 926 935 - 17 3/4 66707 -3247
JUL04 945 - 41 945 921 933 1/2 - 15 1/2 105966 5335
AUG 04 886 - 84 886 868 1/2 877 1/2 - 15 1/2 18086 -181
SEP 04 783 - 82 783 768 774 - 15 1/2 11108 -242
NOV 04 725 1/4 - 25 728 3/4 710 721 - 13 3/4 52324 327
JAN 05 727 - 26 727 713 722 - 12 3643 -22
            262329 2121

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 29450 -280 MAY 3165 -63 MAY 385 - 12 109.52 - 109.63
JUL 29280 -290 JUL 3135 -63 JUL 393 1/4 - 12 3/4  
AUG 28040 -390 AUG 3053 -55 SEP 399 - 12 1/2  
SEP 26180 -350 SEP 2940 -58 DEC 407 1/2 - 12 1/2  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

作付けの順調な進捗、初期成長にとって恵みとなる週末にかけての適度な雨予報を受け、弱気ムードが続いている。デイリーチャート上でギャップを付け、前日比4-5セント下げての寄り付きとなった後も若干弱含む展開が続いた。USDAから売り先不明の120,000トンの輸出成約が発表されたこと、商業筋の積極的なプライシングなどは下値を支えたが、ファンドを中心とした売り圧力に押される形となった。大豆3品の弱さにも影響を受け、昼前に大きく下げ、一時は5月限で300セントを割り込む場面も見られた。その後値を戻すが、各限月大きく安値引けとなっている。5月限は5.25セントダウンの304.00として引けている。

 

(大豆) 

ファンドのリクイデーションに先導された弱気ムードは今日も続き、前日比7-8セント下げて寄り付いた後もテクニカルな下げに終始した。ファンドは今日一日でまた8,000枚もの売り越しを行い、マーケットの重石となっている。南米のベーシスは引き続き強含んでいることは材料として強かったが、弱気な流れは最後まで変わらず、各限月大きく安値引けとなった。5月限は17.75セント安の935.00として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では10,000枚の売り越し、大豆市場でも8,000枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約130,600枚のロング、大豆では8,800枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部    

昨日は荒れた天候。コーン産地の70%、小麦産地の50%の範囲で1.25インチ、所によっては2インチ以上の集中豪雨も見ている。中西部全体に広がった活発な前線の活動があるが、特にイリノイ中心部〜西部、アイオワそしてミネソタといった範囲に雨量が集中している。又イリノイ中央部では竜巻が起こり一部のエレベータでの被害なども伝えられている。 向こう5日間についてはネブラスカ、カンザス、ミズーリ、イリノイ中南部、インディアナなどを中心にほぼ全域で活発な降雨が見られるという予報。来週は再び好転する見込みで、作付け進捗も期待されているが。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (4月27日〜4月30日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A B/N
東部ベルト N B/N

予報変わらず作付けには理想的な天候予報が続く。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  

昨日はほぼ全域でドライ。週末にかけたの向こう5日間ではコーン・大豆産地の55%に1.25インチまでの降雨が予想される。気温は全域で平年以下レベルの傾向続き、最高気温でも70度半ばあたりまで。今週予想される北部産地中心の降雨については、遅まきの大豆へはよい雨となる。又週末以降来週にかけてのドライへの回復も、収穫進捗へ寄与すると思われる。

 

ブラジル  

昨日は全域でドライ。気温は高い地域で90度前半まで上昇した。向こう5日間では大豆・コーン産地の45%で1.5インチまでの降雨予想。中心は南部産地となり収穫作業への影響が伝えられるが、翌週はドライへ回復し収穫も再び進捗を見る見込み。

 

 

 

 

本日の発表等

 

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン) *( )内はマイナス

明日の予想  先週の発表数字 
小麦(旧穀) 250-400 391.7
小麦(新穀) 100-200 60.0
コーン 800-1,100 1,335.5
大豆(旧穀)

50-150

179.0

大豆(新穀)

50-150

300.3

大豆粕

15-50

16.7

大豆油

0-5

2.9


 



【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

    4/18の週        前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      102 102
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   102 102

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

順調な作付けペースが嫌気されて弱含む日々が続き、思いのほか早く12月限が3ドルラインに到達したが、これ以上の大きな下げはあまり期待できない。キャッシュベーシスが大きく強含んでいること、現レベルにおいては商業筋に積極的な買いが入っていることより、これ以上の下値は限られると考える。繰り返しになるが、5月の需給報告が視野に入ってきて再び強気な需要サイドにマーケットの注目が集まるタイミング、受粉期の天候が議論されるようになるタイミングでは非常に強気なマーケットが待ち構えているのではと予想する。上値リスクを十分頭に入れてプライシングの戦略を練りたい。余談ではあるが、CBOTは2004年の第4四半期から、(コーンを原料とする)エタノール相場を導入することを予定している模様。(K)

 



(大豆)

中国高官の経済引き締めをにおわすコメント、或いはFRB議長のグリーンスパンの“この夏へ向けての利上げへの地ならし的発言”がきっかけとなり為替は昨年11月以来のレベルまで強含むとその影響で各種商品市場も全面安に傾きCRB指数は大きく下落。CBT市場も同様に投機筋の売り物が引き続き集中する事となった。が、同時に目立ったのは商業筋の買い意欲。投機筋の売りもそろそろ一巡という見方やテクニカルにもくるところまで来たという見方が7月限の920以下を阻止する結果となった。4月頭に1064という約定高値を付けて以来相場は下落し続ける。本日の安値を見るまで11営業日で1.43ドルと十分すぎる下落幅を見ている。現在の相場は、バックに非常に強いファンダメンタルズを背負いながらも勢いから投機筋のリードによりここまで値を落としてきたが、この先の下落幅には大きな期待を寄せることは出来ない。これまでの急激な下降トレンドを修正するタイミングはすぐそこまで来ていると見る。(A)

 



 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)