米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年4月22日

 

 

本日の相場

とうもろこし             --やや高値寄り付き、新穀限月を中心に高値引け

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAY 04 305 1/2 - 05 307 1/2 303 1/4 304 + 0 80264 -10619
JUL 04 311 1/2 - 10 313 309 309 3/4 + 3/4 234231 -3363
SEP 04 307 - 06 3/4 309 305 1/2 307 + 1 1/2 37433 419
DEC 04 303 1/2 - 03 1/4 305 1/2 302 1/2 304 1/2 + 2 1/2 290901 -520
MAR 05 306 3/4 - 06 1/2 308 3/4 305 1/2 307 1/4 + 2 1/4 20531 208
MAY 05 310 310 1/4 308 1/4 309 1/4 + 2 1/4 4246 21
            682881 -13918

大 豆                             --高値寄り付き、高値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 04 944 - 43 952 938 947 + 12 62512 -4195
JUL04 940 - 38 1/2 947 933 940 + 6 1/2 108930 2964
AUG 04 883 - 82 1/2 890 880 886 1/4 + 8 3/4 17612 -474
SEP 04 782 - 81 788 780 785 1/4 + 11 1/4 10637 -471
NOV 04 727 - 26 738 724 734 1/2 + 13 1/2 50941 -1383
JAN 05 728 - 26 738 726 735 1/2 + 13 1/2 3918 275
            259197 -3132

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 29910 -460 MAY 3187 +22 MAY 379 - 6 109.39 - 109.83
JUL 29670 -390 JUL 3144 +9 JUL 387 - 6 1/4  
AUG 28390 -350 AUG 3060 +7 SEP 394 1/4 - 4 3/4  
SEP 26520 -340 SEP 2940 +0 DEC 402 3/4 - 4 3/4  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

USDAから売り先不明の134,000トンの輸出成約が発表されたこと、週間輸出成約高の内容が強気であったことなどを受け、1セント程度上げて寄り付いた後も序盤は活発に買われたが、その後は期近を中心に若干弱気な展開が続いた。結局、5月限は前日比変わらずの304.00として引けている。一方で、12月限以降の新穀限月は終始堅調な動きとなった。50日の移動平均線を上へと抜けたことは更なるテクニカルな買いを集め、結局2セント以上上げて引けている。

 

(大豆) 

オープニング前に発表された週間輸出成約高は、旧穀の数量が予想の上限に近かったため、若干強気な材料とされた。韓国の買い意欲に関する報告、南米におけるベーシスが引き続き堅調であるという報告に加え、ここ最近の大幅な下落に対する行き過ぎ感も手伝って、期近で前日比8-9セント上げての寄り付きとなった。その後、前半は若干弱気な展開となったが、後半に入るとファンドを中心に再び買われ、勢いを取り戻した。その流れのまま引けを迎え、期近5月限では12セントアップの947.00として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の買い越し、大豆市場では1,000枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約132,600枚のロング、大豆では9,800枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部    

昨日ベルトの南東部25%-40%の地域に雨をもたらした前線は、今週末まで活発な活動を行うこととなり、同地域では引き続き雨の予報となっている。多い地域では合計の雨量が4.0インチに達するところもある見通し。コーンの作付けには若干の遅れが生じる可能性があるが、大きな問題とはならない。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (4月28日〜5月2日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト N B
東部ベルト B B/N

作付けは順調に進みそうである。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  

昨日南西部にて降雨をもたらした雨雲は、本日から明日金曜日にかけても活動を続け、南西部から、北東部にかけても雨模様となる。しかし土曜から月曜にはドライな天候へと逆戻りし、収穫作業の進捗に寄与することとなろう。

 

ブラジル  

昨日は西部・東部にて雨となったが、今日から明日にかけては南部と西部、週末は西部とベルトの中央部、月曜には北東部の地域と、雨の範囲は日毎に変化する。初期成育期の小麦には恵みとなろう。しかし来週には再びドライな天候に逆戻りし、土壌の乾燥が懸念されることとなろう。コーン・大豆の収穫作業には好条件となる。

 

 

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

 

1)  USDA発表 週間輸出成約高(4月15日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 1,149.1 127.5 40,276.2 31,334.5 9,657.2 278.2
大豆 126.2 28.2 23,855.1 27,409.8 1,801.3 2,987.7
小麦 86.6 173.0 30,131.1 21,402.4 4,495.0 2,410.7
大豆粕 48.5 0.1 3,344.7 4,762.9 411.0 233.3
大豆油 1.0 0.0 186.3 598.5 39.3 4.4

コーンは予想を上回り強気、大豆も若干ではあるが強気と捉えられた。

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(4月15日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 635.5 1,165.0 30,619.0 25,955.1 50,800
大豆 222.1 195.6 22,053.8 24,912.6 24,490
小麦 416.4 600.1 25,636.1 18,727.9 31,710
大豆粕 36.4 58.5 2,933.7 3,750.7 3,860
大豆油 6.7 1.4 147.0 505.0 390

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

新規材料の不足、順調な作付け、ファンドのロングに対する警戒感の中、弱気なマーケットが続いているが、本日の12月限の動きは中々印象的であった。期近限月が序盤の勢いを失う中、新穀限月はしっかりと値位置をキープして更には50日の移動平均線を上へと抜け、インサイドデーとなって高値引けとなったことも、テクニカルにも強気なサインを示している。来週か、もしくは5月に入った辺りからはマーケットの目が次第に強気な新穀需要サイドへと移り、上値を目指す展開となると見ている。

余談になるが、中国の農業の大幅な機械化を連想させるような風景を写した写真を入手した。下にある写真はJOHN DEEREのトラクターが中国への輸出用として、アイオワから西海岸まで貨車にて輸送されている途中の風景を写したものである。現在中国は、米国に次ぐコーンの耕地面積を誇るが、単位面積当たりの収量は米国の55%に満たない。しかし今後、農作業の大規模化・機械化が促進され、種子の改良が進んだ場合、再び安定供給国へ、というシナリオも考えられなくはない。現時点では、今後2-3年の間に需要増を上回るような生産量の増加が達成される可能性は極めて低いと個人的には考えるし、多くの人が同じ意見を持つと思われるが、興味のある話題ではある。 写真 (K)

 



(大豆)

短期的には、南米産大豆の出回り開始時期であることや中国からの買い意向が弱くなっていることなどから軟調な展開が予想出来るものの、ブラジル大豆のサビ菌の被害がマトグロッソ州を中心に意外に大きいことや、今後の天候相場入りを考えると11月限の7ドル前半レベルはこまめに買いを入れておきたいところ。期近については南米大豆の最終生産高や積み出し状況、更には中国の買い付け進捗などをまずは見極めたいところ。(H)



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)