米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年4月26日

 

 

本日の相場

とうもろこし             --安値寄り付き、安値引け

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAY 04 301 - 300 1/2 301 3/4 297 1/2 301 1/4 - 2 1/4 58962 -12495
JUL 04 307 3/4 - 07 1/4 308 303 307 1/4 - 2 1/2 243781 +7250
SEP 04 305 1/2 - 05 305 1/2 300 1/4 305 - 2 1/4 36965 -350
DEC 04 303 1/2 - 03 304 298 303 - 2 1/2 289804 +2687
MAR 05 305 - 04 1/2 306 1/2 301 1/4 306 1/4 - 2 20583 +52
MAY 05 306 3/4 - 06 1/2 308 303 3/4 308 - 2 1/4 4379 +70
            670364 -2695

大 豆               --安値寄り付き、安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 04 963 - 62 969 1/2 956 964 1/2 - 2 1/2 52486 -7774
JUL04 957 - 54 963 948 958 - 3 113279 +906
AUG 04 902 - 900 910 1/2 896 903 1/4 - 2 1/4 17476 +250
SEP 04 790 794 1/2 784 789 1/2 - 5 10617 -155
NOV 04 733 - 32 738 1/2 727 732 3/4 - 7 52463 +143
JAN 05 737 - 36 739 730 733 - 7 1/2 2859 -1
            255005 -6646

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 30120 -220 MAY 3293 -8 MAY 374 + 10 100.78 - 108.77
JUL 29970 -180 JUL 3263 -5 JUL 383 + 1/4  
AUG 28590 -150 AUG 3148 +1 SEP 388 + 2  
SEP 26530 -170 SEP 3006 +6 DEC 398 1/4 + 3/4  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

順調な作付け進捗の予感させる中西部の天候、中国での雨、アルゼンチンでの収穫に適したドライな天候などに加え、タイにおいて新たな鳥インフルエンザのケースが確認されたという報告などもあり、2.3セント下げて寄り付いた後も、週間輸出検証高の弱気な数字が確認されて更に下げ、一時は5月限で297.50を付けるに至ったが、その後は商業筋の積極的な買いに値を戻し、後半はどちらかというと強気ムードでの取引となった。一つのキーサポートである5月限296.50を下へ抜けなかったことはテクニカルな買い煽った。しかし上げ幅は限られ、各限月安値引けとなっている。5月限は2.25セント安の301.25として引けている。

 

(大豆) 

弱気な天気予報、新たな鳥インフルエンザ、SARS情報などを嫌気して前日比4-5セント下げての寄り付きとなった後も、弱気な週間輸出検証高の数字が確認されて更に弱含んだ。しかしその後は商業筋の買いに支えられ方向性の定まらないながらも下への動きは限られたものとなった。結局、一日の動きの中ではほぼ高値圏にて引け、5月限では2.5セント安の964.50として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では4,400枚の売り越し、大豆市場では2,000枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約151,400枚のロング、大豆では27,600枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部    

週末を挟み中西部の過半数に1.5インチまでの降雨をみた。特にアイオワ・ネブラスカ・イリノイ・オハイオ・インディアナでは雨量もまとまったものとなった。気温は南部地域では80度レベルまで上昇した地域もあったが、シカゴ近辺では最高気温は50−60度にとどまった。 週末の不安定な天候推移から一転、本日は快晴で少なくとも水曜まではこの傾向が続く。木曜から金曜にかけて前線の通過があり再び今後5日トータルで1.25インチまでの雨量が予想されているが気温は週後半に向けて上昇傾向にある。 週末の降雨は作付けの進捗にはややブレーキとなったが、土壌水分を保つという意味では有益な降雨になったとされる。今週の降雨も作付け作業に与える影響は軽微とされている。オハイオ・インディアナ・ミズーリあたりでは今週の作付けの進展が期待される。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月1日〜5月5日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト B/N N/B
東部ベルト B/N A

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  

クール&ドライのパターンが今週の中心。従い、大豆・コーン共に収穫の更なる進展が期待される。又、6-10日間予報でも、ドライパターンが現時点では支持されている。

 

ブラジル  

週末を挟みマトグロッソ、サンパウロ、パラナなどを中心に1.25インチまでの降雨、コーン・大豆産地の50%をカバーしている。今週は木曜にかけて東部、北東部など東海岸沿いに降雨のシステムが通過の見込み。その後このシステムは南部、南東部へ南下すると見られる。雨量は産地の30%に1.5インチまで。雨量は限られ今週も収穫作業は進展を見そう。

 

 

 

 

本日の発表等

 

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  4月22日の週  4月15日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  613.8 522.3 586.5 30,431.2 24,593.9
ダイズ  87.6 184.5 360.1 21,374.1 24,820.3
小麦 804.8 390.1 282.6 27,609.7 20,624.3

コーン・大豆共に弱気な内容となった。

 

【引け後の発表】

2)USDA週間クロップ・プログレス(4/25の週) 

【単位 : %】 

《コーン主要産地の作付け進捗状況》 

  4/25/04 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   36 19 21 16
イリノイ   64 40 40 28
ネブラスカ   22 7 11 14
ミネソタ 23 6 19 13
インディアナ   42 15 21 14
オハイオ 30 3 14 8
ウィスコンシン 3 0 6 5
サウスダコタ 8 0 6 5
ミズーリ 78 67 54 52
ミシガン  15 5 2 3
主要18州平均   37 20 24 20

 

《コーン主要産地の発芽率進捗状況》 

  4/25/04 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   1 NA 0 0
イリノイ   16 NA 5 5
ネブラスカ   1 NA 1 1
ミネソタ 0 NA 0 2
インディアナ   5 NA 1 1
オハイオ 0 NA 0 0
ウィスコンシン 0 NA 0 0
サウスダコタ 0 NA 0 0
ミズーリ 37 NA 22 23
ミシガン  0 NA 0 0
主要18州平均   8 NA 5 5

 

《大豆生産主要州の作付け進捗状況》 

  4/25/04 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   0 NA 0 1
イリノイ   3 NA 1 2
ミネソタ 1 NA 0 1
インディアナ 8 NA 3 3
ネブラスカ 1 NA 1 1
オハイオ 8 NA 4 3
ミズーリ 5 NA 2 2
主要18週平均 5 NA 2 2

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

週が明け、そろそろ売り過剰感が広がってきても良い頃だが、未だ弱気なムードが継続している。非常に順調なペースで進んでいる作付けがコーンの作付け面積の上方修正を予感させていることと、何より新規材料の欠落が一時的な弱気ムードを煽り、テクニカルなリクイデーション・ストップロスに繋がっている。

しかし基本的に強気な意見は変わらず。今年のマーケットは一度上げ出した時の上げ足は速くなるものと予想している。また、下への動きに関しても、これ以上の大きな下げはあまり期待していない。ここに来て再びSARSや鳥インフルエンザが話題に上っているが、世界のコーン需給に大きな影響を与えるとは思えない。12月限で3ドルを割り込んだ付近にまとまった買いが待ち受けていることはこの2週間の相場で証明されており、ベースにあるファンダメンタルズに変化が無い以上、そのレベルが大きくブレイクされることは考えにくい。(K)

 



(大豆)

本日の輸出検証3.2百万ブッシェルは今期最低レベル又、多少の降雨を見たものの総じて中西部の天候推移に問題が見られない(作付けの順調な進捗)などから本日は序盤値を下げる展開となったが、安値付近では積極的な買い物も見られ一方的な相場展開とはなれず。回復した後は逆に金曜の高値をセッション中盤・終盤と2度テストするといった、どちらかというと上に接触的な展開が目立った。先週水曜の線を基点に、過去3週間とは違う新たなトレンドが既に動き始めているのがわかる。 今週はブラジル大豆生産量の発表が相次ぐ予定。スパークスは本日、ブラジル51.5百万(前回比▲1.5)、アルゼンチン33.5(同▲0.5)と発表。その他CONAB, IBGE, SAFRASといった同国の主要機関よりも今週最新の数字が出される事となるのでその内容を確認したい。未だ相場には過去3週間の余韻が残っているが、今週以降徐々にムードに変化が現れてくると見ている。(A)



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)