米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年4月27日

 

 

本日の相場

とうもろこし             --高値寄り付き、大きく高値引け

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAY 04 303 - 02 1/2 313 302 1/2 309 1/4 + 8 50210 -8781
JUL 04 308 1/2 - 08 320 308 315 1/2 + 8 1/4 246336 +2555
SEP 04 306 1/2 - 06 316 1/2 306 314 + 9 36990 +25
DEC 04 304 3/4 - 04 315 3/4 304 312 + 9 291585 +1721
MAR 05 308 1/4 - 08 317 1/2 308 315 1/4 + 9 20386 -197
MAY 05 310 1/2 - 10 1/4 320 1/2 310 1/4 317 + 9 5001 +622
            666659 -3794

大 豆               --高値寄り付き、大きく高値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 04 976 - 75 1009 974 1003 + 38 1/2 46261 -6241
JUL04 969 - 67 1000 966 994 1/2 + 36 1/2 117217 +3933
AUG 04 912 - 10 943 1/2 910 936 1/4 + 33 17845 +369
SEP 04 798 - 97 1/2 819 797 1/2 813 1/2 + 24 10998 +381
NOV 04 740 - 39 757 1/2 739 751 1/2 + 18 3/4 52551 +88
JAN 05 745 - 44 756 744 751 1/2 + 18 1/2 3873 +14
            253627 -1399

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 30820 +700 MAY 3246 +133 MAY 378 1/4 + 4 1/4 109.40 - 109.75
JUL 30700 +730 JUL 3395 +132 JUL 388 1/2 + 5 1/2  
AUG 29270 +680 AUG 3272 +124 SEP 393 3/4 + 5 3/4  
SEP 27110 +580 SEP 3115 +109 DEC 404 1/4 + 6  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

非常にブリッシュな一日となった。昨日引け後に発表されたクロッププログレスレポートは予想の範囲内だったが、「事実を確認して買い戻される」動きにつながった。週末に多少冷え込むという予報も出ており、これが発芽への悪影響を連想させたことも手伝い、デイリーチャート上で小さなギャップを付けて前日比1-2セント上げての寄り付きとなった。その後も昨日までの下げに対する行き過ぎ感もあってファンドを中心に積極的に買われた結果、勢いよく値を上げる動きが最後まで続いた。結局各限月大きく上げて引け、5月限は8.0セントアップの309.25として引けている。

 

(大豆) 

クロッププログレスの発表内容(作付け進捗率5%)は、弱気な期待に基づいて事前に多く売られ過ぎていたことにより、「事実を確認して買い戻される」動きへと繋がった。今週後半に予報されているCOOL&WETの天候は、作付けの遅れを予想させ、買い材料とされた。デイリーチャート上でギャップを付け、期近で前日比約10セント上げて寄り付いた後も、絶え間なく上昇する展開となった。ブラジルの生産量が5,000万トンを割るのではないかという話も囁かれ出したのに加え、4月に入ってからの下げに対する行き過ぎ感も手伝って、勢いは止まらず、各限月期近を中心に大きく高値引けとなった。5月限は38.50セントアップの1,003.00と、再び10ドルを上へ抜けて引けることとなった。


 

本日ファンド筋はコーン市場では10,000枚の買い越し、大豆市場では9,000枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約161,400枚のロング、大豆では36,600枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部    

昨日はオハイオやミシガン北部など一部の限られた地域(全体の10%程)にお湿り程度の降雨があったのみ。気温は平年以下にて最高気温も高いところで60度半ばまでと限られたものの、全般的にドライとなった。このパターンは明日水曜まで継続するが、本日より木曜にかけては気温が急激に上昇する。寒冷前線の西から東への通過に伴い、コーン産地の75%に1.50インチまでの降雨が予想される。一旦上昇する気温は週末には再び平年以下のレベルへ低下。ミズーリ・イリノイの一部では今週予想される降雨が過多になる可能性があるとするも、全体的には、一時的な作付け停滞となるものの、土壌水分という意味では悪い雨ではないと判断されている。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月2日〜5月6日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト N/B N/A
東部ベルト N A

降水量が平年以上のパターンという予報。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン  

全域でドライ。この傾向は今週後半にかけて継続見込みにて、雨量もコーン産地の15%、大豆産地の25%に1.00インチまでと限られたものになる見込み。向こう10日間予報もドライ傾向となっており、引き続き遅れていた収穫作業は急ピッチで進むものと思われる。

 

ブラジル  

昨日はほぼ全域でドライ。今週は産地の25%の範囲に1.0インチまでの降雨。火・水と北東部産地の一部、金曜には南部・西部地域で雨が見込まれる。6-10日予報では引き続きところどころでの降雨予報が出ているが、特にサンパウロはマゴグロッソドスル東部といった小麦産地では降雨が必要であると指摘されている。

 

 

 

 

本日の発表等

 

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

  4/27/04 4/20/04 4/13/04 4/6/04 3/30/04
大豆  81 75 78 82 83
大豆油  75 69 67 71 74
大豆粕  80 76 82 86 87
コーン  78 77 78 86 83
小麦  55 62 59 68 67

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

ここに来てようやく市場には最近の続落に対する行き過ぎ感が蔓延し、大きく値を戻す展開となった。引き金となったのは、今週末から週明けにかけてベルト北部にて予報されているCOOLな予報。しかし、先週大きく値を下げた際も、本日の反発にしても、基本的なファンダメンタルズの変化を伴ったものではなく、目先の天候やクロップレポートに反応しているだけであり、早くも天候相場の様相を呈している。今年の最重要期と言われている7月に近づけば、こういった動きが更に加速され、上昇(下落)幅もおのずと大きいものになろう。その際、上値リスクは天候次第で相当大きいものとなり、場合によっては4ドルを超えるような展開もあり得るが、下値リスクは限られる。国内・輸出需要共に大きく落ち込む理由が見当たらない中、12月限が3ドルを大きく割り込むような展開は考えづらい。(K)

 



(大豆)

先週水曜からの流れが綺麗に続いている。本日の急伸により、”先週水曜で安値はつけた”という見方がより市場に確認されたことで、今後の再びの”2桁相場”へ向けた展開にも弾みがつくこととなると思われる。以前より指摘している通り、7月限の上昇トレンドは確りと維持されている。今後6月へ向けた本格的な上昇相場へ向けた値動きの体勢もこの1週間の動きで整ったと見ている。一度相場がこの流れに変わると、先週までの3週間相手にされなかったような強材料も、一転影響力を帯びてくる。取り敢えず目先はブラジルの生産量予想の発表。明日のCONAB以降、来週にかけて4-5社が相次いで最新の生産量予想を発表することとなるが、予想されるレンジは50-51百万トン平均と言われる。前回までの発表内容につきご参考まで下記。

CONAB : 57.667 / IBGE : 56.93 / SAFRAS : 52.28 / CELERES 54 / AG RURAL 49.3 (百万トン)

来週にかけて各社がどの位下方修正をかけてくるのか、が市場の焦点であり又、目先の値動きを作る事となるので、要注目である。(A)



 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)