米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2004年4月28日
| 本日の相場 |
とうもろこし --安値寄り付き、安値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| MAY 04 | 308 - 07 1/4 | 309 1/4 | 304 3/4 | 308 1/4 | -1 | 37891 | -12303 |
| JUL 04 | 313 1/2 - 12 1/2 | 315 1/2 | 310 1/2 | 314 1/4 | -1 1/4 | 253048 | +6692 |
| SEP 04 | 311 1/2 - 11 | 312 1/4 | 307 3/4 | 311 1/4 | -2 3/4 | 36236 | -754 |
| DEC 04 | 309 1/2 - 09 | 311 | 306 | 310 | -2 | 295690 | +4103 |
| MAR 05 | 312 1/2 - 12 3/4 | 314 1/4 | 309 3/4 | 313 1/2 | -1 3/4 | 20544 | +146 |
| MAY 05 | 314 | 315 | 312 1/4 | 315 | -2 | 5061 | +60 |
| 664944 | -1733 |
大 豆 --安値寄り付き、安値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAY 04 | 995 | 1005 | 987 | 996 1/2 | -6 1/2 | 40133 | -5909 |
| JUL04 | 986 - 89 | 993 | 971 | 980 | -14 1/2 | 123539 | +6322 |
| AUG 04 | 930 - 34 | 936 | 916 | 918 | -18 1/4 | 18706 | +855 |
| SEP 04 | 803 - 04 | 809 | 792 | 793 | -20 1/2 | 10888 | -110 |
| NOV 04 | 746 1/2 - 45 1/2 | 747 | 728 | 732 1/2 | -19 | 53516 | +965 |
| JAN 05 | 744 | 749 | 729 | 730 1/2 | -21 | 3938 | +65 |
| 255586 | +2172 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAY | 30650 | -170 | MAY | 3358 | -68 | MAY | 372 1/2 | -5 3/4 | 109.33 - 109.97 |
| JUL | 30550 | -150 | JUL | 3309 | -86 | JUL | 382 1/2 | -6 | |
| AUG | 29130 | -140 | AUG | 3188 | -84 | SEP | 388 1/2 | -5 1/4 | |
| SEP | 26830 | -280 | SEP | 3023 | -92 | DEC | 398 1/2 | -5 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
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週末の天気予報は昨日から変わらずかなり冷え込むとされており、材料としては強気であるが、昨日の急激な上昇に対する行き過ぎ感もあって、寄り付きは1-2セント下げての取引となった。中国政府が経済軟化政策を取ろうとしているという話も弱気ムードを煽った。しかし下げた値位置では商業筋を中心にまとまった買いが入りサポートされたことは心理的な強材料となった。方向性の定まらない展開が続いたが、結局、各限月前日比1-2セント安にて引けたが、一日の動きの中ではほぼ高値圏での引けとなっている。5月限は1.0セント安の308.25。 |
(大豆)
| 昨日の急騰に対する行き過ぎ感もあって前日比約8セント安にて寄り付いた後は、そのレベルを挟んで上下15-20セントの範囲で激しく上下する展開が続いた。ブラジルの食糧配給公社(CONAB)がブラジルの大豆生産量予想を5,020万トンとしたことは、市場の予想を上回ったため材料としては若干強気に捉えられた。しかし、中国政府が景気軟化政策と取るとの報道、中国でのSARSの新たな発症例の報告、中国が南米大豆の買い付けを数杯キャンセルしたらしいという噂などは売り材料とされ、上値を抑えることとなった。結局は各限月前日比安値引けとなった。5月限は6.50セント安の996.50として引けている。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では6,000枚の売り越し、大豆市場では3,000枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約155,400枚のロング、大豆では33,600枚のロングとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
| ベルト北東部、オハイオ・ミシガン南部で一部降雨が見られた以外は概ねドライ。気温は東部・北東部では大きく平年以下だったのに対し西部地域では大きく平年以上へ振れる事となった。西部地域では最高気温が80度台まで上昇したが、北東部では40度台にとどまった。 本日は全域でドライ。明日から週末にかけては西から東へ前線が移動することから、コーン産地の80%、小麦産地の90%で今後5日間1.50インチまで、所によっては3インチまでの降雨が予想されている。特にミズーリ・アイオワ東部、イリノイ西部などではまとまった雨量になりそう。気温は本日・明日と平年以上(シカゴでも70度後半まで)まで上昇するが、週末には再び急激に低下し、シカゴの最高気温も50度前半にとどまると予報される。 コーンの作付け進捗は問題ないが、週末にかけての降雨が多少の支障とはなりそう。ただ、土壌水分補給には有益な降雨となる為、特に心配されたものではない。 |
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月3日〜5月7日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A | N |
| 東部ベルト | N | N/B |
降水量予報がやや低下傾向となった。
南米地域
| アルゼンチンでは引き続きドライパターン継続。向こう10日間一部を除いてはドライが続く予報となっている。従い収穫作業も引き続き進む。 ブラジルでは今日明日と一部地域での降雨は見られるものの極僅かの範囲。週末はほぼ全域で晴れ渡る見込み。収穫作業の終盤も順調に進んでいるが、一方では特に北部地域の小麦産地にて降水量が少ないという指摘があり、雨が待たれている。 |
| 本日の発表等 |
【セッション中の発表】
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン) *( )内はマイナス
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 300-600 | 259.6 |
| コーン | 900-1,100 | 1,276.6 |
| 大豆 | 75-200 | 154.4 |
| 大豆粕 |
25-50 |
48.6 |
| 大豆油 |
1-5 |
1 |
【引け後の発表】
| 2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 4/25の週 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 103 | 102 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 101 | 103 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
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引き続き上値リスクを警戒。近々新穀の需給バランスが発表されることもあり、なるべくプライシングを進めておきたい。 中国政府が金利引下げにより経済軟化政策を取ろうとしているという噂が中国経済の失速を予想させ、本日のマーケットで弱材料の一つとされた。他産業にもれず、今後の穀物需給の行方を考えるに当たっても、中国の政策・産業経済の動向が大きな焦点になってくることは間違いない。本日の穀物マーケットだけ見ても、上記の経済政策に加え、SARS, 南米大豆キャンセルの噂など、中国関連の話題には事欠かない。そして、現在のコーンマーケットの動きを形作っているファンダメンタルズの内最も大きな要素の一つは、やはり中国の消費量拡大に伴う、供給余力の低下、輸入国への転換の可能性拡大である。上記の経済政策のような話は極短期的(か、北京オリンピック以降のように極めて長期的)にはコーンマーケットの弱材料になり得ても、中国関連という大きなカテゴリーで見た場合には「輸出国から輸入国へ」という大きな流れに消されてしまう。(K) |
(大豆)
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昨日の急伸の後、順調な中西部の天候推移や中国の南米大豆キャンセルの噂、或いは中国の銀行が経済引き締めに動き出しているといった事実が確認されている点などが本日の市場ムードを形成し、本日はインサイドデー。セッション終盤にはCONABよりのブラジル大豆生産予想が発表(50.188百万トン)され前回予想から約7.5百万トンの下方修正が確認され強材料となったものの、本日の市場ムードに結果的にはSELL THE FACTの扱いとされている。7月限、目先安値場面の場合には(970-960台)基本的に買い下がり方針で臨む。 本日のCONAB発表につき、同国主要生産州の内容を下記紹介させて頂くと・・。
(MT:マトグロッソ、PR:パラナ、RGDS:リオグランデドスル、GO:ゴイアス、MGDS:マトグロッソドスル) 上記は生産量上位5州であり、占めて全体の80%強となる。 注目すべきは旱魃にやられた南部のRGDSが半減している点。この州だけで前年比4百万トン以上が消失したのが大きい。最大生産州MTでは降雨過多やRUSTの影響を受けて収量自体は減少したものの、作付面積の拡大が結果的に生産量を増加させている。が、全体としては南部州地域における旱魃被害の大きさが勝り、全体の生産量見込みは昨年比3.5%減という結果となっている。このCONABの数字は3月中の状況からはじかれたもの故、収穫が進展した4月、特に南部州における更なる被害の確認が織り込まれていないと言われる。従って5月の発表では、更なる下方修正に50百万トンというラインを下回る可能性が高い。(A)
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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)