米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年5月5日

 

 

本日の相場

とうもろこし             --やや安値寄り付き、安値引け

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAY 04 316 1/2 317 311 1/2 314 1/4 - 3 1/2 9885 -2116
JUL 04 322 1/2 - 22 322 3/4 316 1/2 319 3/4 - 4 262953 +1341
SEP 04 319 1/2 - 19 319 1/2 314 1/4 316 3/4 - 4 1/4 37597 +442
DEC 04 318 1/2 - 17 1/2 318 3/4 313 315 1/4 - 4 3/4 302029 -1241
MAR 05 321 1/4 321 1/4 317 1/4 319 1/4 - 4 21438 +17
MAY 05 323 - 22 3/4 323 318 320 1/4 - 4 5114 +5
            656326 -1450

大 豆               --変わらずの寄り付き、期近は安値引け、先は高値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 04 1041 - 40 1/2 1042 1/2 1029 1034 1/2 - 3 3/4 11897 -2854
JUL04 1023 - 20 1026 1012 1/2 1020 - 1 1/2 135184 +1170
AUG 04 962 - 60 964 953 959 + 3 19999 +369
SEP 04 843 - 42 847 836 845 1/2 + 7 11994 -144
NOV 04 777 - 76 789 770 786 1/2 + 10 1/2 54498 +288
JAN 05 775 - 76 785 773 783 1/2 + 9 4121 +6
            242566 -1228

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 32620 +380 MAY 3389 -32 MAY 399 - 4 1/2 108.31 - 108.72
JUL 32440 +280 JUL 3325 -33 JUL 408 - 3 1/4  
AUG 31100 +280 AUG 3179 -41 SEP 413 1/2 - 2 1/2  
SEP 28850 +450 SEP 3015 -31 DEC 423 1/4 - 1 1/2  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

前日のフォロースルーによるテクニカルな売りに加え、229枚の5月限デリバリーがあったにも関らず受け手に商業筋がいなかったことが弱気に捉えられたことも手伝って、前日比やや安値での寄り付きとなった後も、徐々に値を崩していく展開となった。海上運賃が引き続き弱含んでいることは材料として強いものの、流れは最後まで変わらず、各限月安値引けとなった。週末に中西部の大部分で嵐の予報が出ていることも、北西部の乾燥懸念払拭を予感させ、売り材料とされた。7月限は4.0セントダウンの319.75として引けている。

 

(大豆) 

期近と新穀限月で対象的な動きとなった。前日終り値とほぼ変わらずの寄り付きとなった後は、弱含んでいる海上運賃が南米から北米への大豆の輸入の動きを加速させるのでは、という考えのもと、期近はどちらかと言えば弱気な展開となった。一方で、コーンの作付けが非常に早いペースで進んでいることがコーンの作付け面積増加・大豆の作付け面積の減少を連想させ、新穀限月は確りと下値を支えられて強含む展開が続き、高値引けとなった。7月限月は1.50セントダウンの1,020.00セントとして引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では4,000枚の売り越し、大豆市場では1,500枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約153,200枚のロング、大豆では50,600枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部    

昨日はベルト南部においてにわか雨。25%の範囲で0.25インチ以下。気温は東部では依然として平年比低め、西部地域ではほぼ平年並み推移となった。今週末にかけてはベルト北部1/2中心に全体の55%の産地に1.25インチの降雨が予想され、気温は平年以上のレベルへ上昇する。作付け進捗度は順調推移。気温の上昇は発芽の促進に繋がり、週末の降雨はドライ気味のベルトには有益な雨になると評価されている。

【中西部主要州における4月の累積降水量】

降水量(4/1-25) 平年比%(4/1-25) 降水量(3/1-4/25) 平年比(3/1-4/25)
イリノイ 2.14 54% 5.88 86%
アイオワ 1.81 49% 5.39 104%
インディアナ 2.10 52% 5.50 72%
ミネソタ 1.36 52% 2.48 66%
ネブラスカ 1.67 56% 4.97 114%
ミズーリ 4.12 96% 8.92 110%
オハイオ 4.22 115% 7.53 100%
ウィスコンシン 1.64 49% 5.13 108%
ミシガン 1.86 56% 5.11 78%
ケンタッキー 5.52 125% 9.50 98%
テネシー 7.30 130% 10.95 106%

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月10日〜5月14日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト N/A A
東部ベルト A A

ベルと全体的に雨量が平年以上となっている。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

南米地域  

アルゼンチンは今週産地への降雨が続いたことで収穫作業の停滞を招いていたものの、週後半より来週前半にかけてはドライが予想されており再び収穫作業に進展が見られる見込み。 ブラジルでは中西部・南部中心に雨がちなパターンが続いており、小麦産地へは有益な雨だとされるものの、地域によっては降雨過多の傾向も報告されていること、又収穫の最終段階にあるコーン・大豆にとってもよい雨とは言えない。6-10日予報では再びドライが戻ってくると予想されているが。

 

 

 

 

本日の発表等

 

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン) *( )内はマイナス

明日の予想  先週の発表数字 
小麦(旧穀) 100-200 338.3
小麦(新穀) 200-400 536.1
コーン 800-1,100 1,070.8
大豆(旧穀)

0-100

49.3

大豆(新穀)

150-200

8.0

大豆粕

25-50

70.3

大豆油

0-5

0.3


 



【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

    5/2の週        前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      102 103
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   102 101

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

週末にまとまった雨の予報が出ていることもあり、相場の上値が抑えられている。予報が変わらなければ今週は弱気な展開が続きそうな気配である。しかし、繰り返すが、あまり大きな下げは期待できない。今年の相場は、上の動きは急なものになっても、ベースに非常に強気なファンダメンタルズが控えている限り、目先の天候要因ぐらいで大きく下げる可能性は低い。現在のレンジで言うと、7月限で310セント以下は期待しにくい。また、現時点ではさほど心配することも無く、またマーケットでも取り上げられていないが、ここ5週間のシカゴにおける降水量が例年の20%程度にしか至っていない。これが長引けば材料として取り上げられる可能性もあるので、要注目である。(K)


(大豆)

ここ数日で11月限の伸びは7月限比較ほぼ倍となっており、先月終わり頃に最高値を付けたスプレッド市場も現在は値幅を調整している段階。34月と大きな波を経験しながらも未だ上昇トレンドは保っており今後予想される大相場へ向けて引き続き現在の流れを維持すると考える。コーンの作付け進捗が順調である点や中西部西部における気温上昇懸念といった材料を背景に11月限はこのところ急伸を続けており4月初旬につけた約定高値802へ一気に迫ってきているが、現在の曲線ラインを見てももう一伸びの後には一旦値動きは転換すると見ている。7月限については921からほぼ2週間1020まで上り詰めた一服感から今週は足踏み相場となっている。約定高値へ向けた値動きを今一気に望むのであればきっかけになり得るそれなりの新規材料が必要。そうでなければ来週水曜の農務省発表を控え、(これまでの急伸もあり)値動きとしては様子見優勢の展開が予想される。(A)

 


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)