米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2004年5月6日
| 本日の相場 |
とうもろこし --安値寄り付き、安値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| MAY 04 | 313 - 12 1/2 | 313 | 305 1/4 | 305 3/4 | - 8 1/2 | 8486 | -1420 |
| JUL 04 | 317 - 15 | 317 | 310 | 310 1/4 | - 9 1/2 | 261528 | -1435 |
| SEP 04 | 313 1/4 - 13 | 313 1/4 | 306 | 306 3/4 | - 10 | 38891 | +1295 |
| DEC 04 | 312 - 08 1/2 | 312 | 303 | 303 3/4 | - 11 1/2 | 306745 | +4716 |
| MAR 05 | 314 1/2 - 14 | 314 3/4 | 307 1/4 | 307 3/4 | - 11 1/2 | 21551 | +113 |
| MAY 05 | 315 1/2 | 316 | 309 1/2 | 310 1/4 | - 10 | 5196 | +82 |
| 659772 | +3415 |
大 豆 --安値寄り付き、安値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAY 04 | 1033 - 32 | 1033 | 1016 | 1018 | - 16 1/2 | 10023 | -1879 |
| JUL04 | 1016 - 13 | 1018 | 999 | 1000 1/2 | - 19 1/2 | 134208 | -976 |
| AUG 04 | 955 - 54 1/2 | 957 1/2 | 940 1/2 | 941 | - 18 | 19927 | -78 |
| SEP 04 | 845 - 44 | 845 | 825 | 825 | - 20 1/2 | 11787 | -207 |
| NOV 04 | 777 - 76 | 784 | 766 | 767 1/2 | - 19 | 54914 | +446 |
| JAN 05 | 778 - 76 | 782 | 767 1/2 | 768 1/4 | - 15 1/4 | 4099 | -22 |
| 240166 | -2381 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAY | 32180 | -440 | MAY | 3307 | -82 | MAY | 394 1/2 | - 4 1/2 | 109.42 - 109.77 |
| JUL | 31900 | -540 | JUL | 3262 | -63 | JUL | 403 1/4 | - 4 3/4 | |
| AUG | 30480 | -620 | AUG | 3134 | -45 | SEP | 409 1/4 | - 4 1/4 | |
| SEP | 28130 | -720 | SEP | 2985 | -30 | DEC | 418 3/4 | - 4 1/2 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
| 週間輸出成約高は市場予想の上限にて、材料としては強気であった。しかし、前日のフォロースルーによるテクニカルな売りと、今週末にベルト北部を中心にまとまった雨が予報されていることが北西部での土壌乾燥懸念を払拭し、大きく弱含む一日となった。寄り付きは前日比2-3セント下げての取引となったが、その後も一方的に下げる展開が続いた。ベトナムにて新たな鳥インフルエンザの感染例が報告されたこと、中国政府が穀物・油糧種子の作付けを奨励すべく、新たな農家援助策を打ち出したとの報告があったことなども本日の売り材料とされた。ファンドの大量の売りに流れは最後まで変わらず、各限月大きく安値引けとなった。7月限は9.50セントダウンの310.25として引けている。 |
(大豆)
| 寄り付き前に発表された週間輸出成約高は、旧穀が予想を上回ったものの新穀が予想以下だったので、材料としては中立。寄り付きは、昨日の上昇に対する行き過ぎ感もあって前日比4-7セントダウンにて取引された。その後も中国政府が新たな農家援助策を打ち出したとの報告などを材料にファンドを中心とした売りが多く見られ、最後まで弱気ムードは変わらず、各限月大きく安値引けとなった。7月限は19.50セントダウンの1,000.50として引けている。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では15,000枚の売り越し、大豆市場では3,000枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約138,200枚のロング、大豆では47,600枚のロングとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
| 本日より週末にかけて前線の移動に伴い降雨が活発化してくる。約50%のベルトを1.5インチまでの降雨が今後5日に見込まれるが中心はベルト北部。気温は特に西部ベルトで大きく上昇する。現時点では今回の降雨は乾燥気味のベルト西部地域へは有益であると判断されているが、降雨は来週も引き続き予想されておりその程度によっては新たな相場材料となる可能性も否定できない。 |
【中西部主要州における3-4月の累積降水量】
| 降水量(4/1-25) | 平年比%(4/1-25) | 降水量(3/1-4/25) | 平年比(3/1-4/25) | |
| イリノイ | 2.14 | 54% | 5.88 | 86% |
| アイオワ | 1.81 | 49% | 5.39 | 104% |
| インディアナ | 2.10 | 52% | 5.50 | 72% |
| ミネソタ | 1.36 | 52% | 2.48 | 66% |
| ネブラスカ | 1.67 | 56% | 4.97 | 114% |
| ミズーリ | 4.12 | 96% | 8.92 | 110% |
| オハイオ | 4.22 | 115% | 7.53 | 100% |
| ウィスコンシン | 1.64 | 49% | 5.13 | 108% |
| ミシガン | 1.86 | 56% | 5.11 | 78% |
| ケンタッキー | 5.52 | 125% | 9.50 | 98% |
| テネシー | 7.30 | 130% | 10.95 | 106% |
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月11日〜5月15日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | N/B | A |
| 東部ベルト | N/A | A |
引き続きベルト全体的に雨量が平年以上の傾向が継続。
南米地域
| アルゼンチンでは北部産地へあった最近の降雨で収穫作業が一部遅延していたものの、今後は来週前半にかけてドライ予報となっている事から終盤の収穫作業も進むことが期待される。 ブラジルでは収穫も大方終了段階にまで来ているもののこのところの南部地域中心の降雨が収穫作業の支障となっている。しかし今週末以降は暫くドライ推移となる為最後の追い込みが進むと思われる。 |
| 本日の発表等 |
【寄り付き前の発表】
| 1) USDA発表 週間輸出成約高(4月29日の週) (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 輸出成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 1,093.7 | 71.8 | 42,295.5 | 31,926.2 | 10,214.9 | 495.4 |
| 大豆 | 133.7 | 120.0 | 24,038.2 | 27,446.8 | 1,675.1 | 3,115.7 |
| 小麦 | 280.7 | 122.0 | 30,750.1 | 21,599.7 | 3,629.0 | 3,068.8 |
| 大豆粕 | 22.5 | 0.1 | 3,437.3 | 4,751.0 | 385.5 | 233.5 |
| 大豆油 | 0.1 | 0.0 | 186.6 | 607.5 | 35.8 | 4.4 |
コーンには強気な材料、大豆には中立材料となった。
| 2) USDA発表 週間輸出船積高(4月29日の週) (単位:千トン) |
| 輸出高 | 輸出高累計 | USDA通年予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 800.3 | 661.3 | 32,080.6 | 26,495.5 | 50,800 |
| 大豆 | 186.8 | 122.5 | 22,363.1 | 25,277.4 | 24,490 |
| 小麦 | 751.1 | 733.8 | 27,121.1 | 19,224.6 | 31,710 |
| 大豆粕 | 52.0 | 66.1 | 3,051.8 | 3,811.2 | 3,860 |
| 大豆油 | 1.0 | 2.8 | 150.8 | 520.3 | 390 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
| コーンマーケットの焦点は天候面に集まっている。本日の下げ要因の一つも週末に予報されているベルト北部での雨であった。想定していた7月限のサポートライン310.00には早速本日到達することとなったが、豊作でもなおタイトな期末在庫が予想される新穀の状況を考えると、目先の良好な天候のみを材料としてこれ以上大きく下げることは考えにくい。一方、12日の需給報告を契機にトレーディングレンジが大きく上へシフトする可能性は十分有り得る。それまでは7月限では現在の値位置から下げても5セント、上は330辺りがレジスタンスとなると見ている。本日のマーケットでも話題になった中国の穀物農家保護政策は、その詳細と生産量に与える影響次第では需給バランスを大きく変化させる可能性を秘めてはいるが、影響の程度に関する大方の見方は懐疑的である。(K) |
(大豆)
| 相場の動きは先週金曜に述べた方向へ何とか流れている。今週を含めた2週間において、過去2週間の急伸に対する調整を終え、来週の農務省発表あたりがきっかけとなり再びファンダメンタルズ(期末在庫)+天候相場を意識した上昇局面が訪れるのではないか、というのが現在の見方。本日7月限は一瞬10ドルを割ったが、下がっても980あたりがいいラインになると思われる故、買い方は現在の局面を買い下がりのタイミングと位置づけたい。(A) |
| 弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 |
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)