米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年5月11日

 

 

本日の相場

とうもろこし             --変わらずの寄り付き、やや高値引け

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
MAY 04 297 1/2 - 96 1/2 297 1/2 294 1/2 296 + 1/2 3230 -1254
JUL 04 299 - 98 1/4 299 1/2 296 1/2 299 1/4 + 3/4 249320 - 6311
SEP 04 295 296 293 1/4 295 1/4 + 1/2 43759 + 3487
DEC 04 292 - 91 1/4 294 289 1/2 293 1/2 + 1 1/2 299120 - 4052
MAR 05 297 1/4 - 97 298 3/4 294 3/4 298 1/2 + 1 1/2 21714 +132
MAY 05 300 1/4 - 300 302 299 301 1/2 + 1 3/4 5456 +163
            640291 -7717

大 豆               --期近を中心に高値寄り付き、高値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAY 04 1047 1055 1040 1053 1/2 + 13 6040 -1443
JUL04 1020 - 16 1025 1012 1022 1/4 + 9 3/4 133260 -3512
AUG 04 949 - 48 1/2 954 1/2 943 1/2 951 1/2 + 6 3/4 20052 -360
SEP 04 821 - 19 821 814 818 3/4 + 1/4 11487 +134
NOV 04 757 - 56 757 746 754 3/4 + 2 1/4 55765 -405
JAN 05 755 1/2 - 55 757 750 755 + 0 4338 -27
            236247 -5614

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAY 33330 + 440 MAY 3310 +12 MAY 370 - 8 1/2 113.47 - 113.77
JUL 32800 + 370 JUL 3248 +10 JUL 379 - 6 1/4  
AUG 31020 + 220 AUG 3139 +21 SEP 385 1/2 - 6 1/4  
SEP 28270 + 90 SEP 2975 +7 DEC 396 - 5 1/4  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

中西部にて継続中の雨がちな天候は発芽時のクロップには恵みとなり、弱材料と捉えられている。昨日引け後に発表されてクロッププログレスレポートも材料としては弱かったが、昨日大幅安となった相場に対する行き過ぎ感もあり、前日比ほぼ変わらずにて寄り付いた後は、動きに乏しい一日となった。明日の発表を前にしてショートカバーをかける動きも見られ、本日のマーケットには支援材料となった。あまり大きな動きの無いまま引けを迎え、新穀限月を中心にやや高値引けとなった。7月限は0.75セントアップの299.25として引けている。

 

(大豆) 

搾油マージンの低迷とサビ菌懸念を理由に中国の搾油業者が南米産大豆の買い付けを最大10杯分キャンセルしたらしいという噂が流れたことは本日のマーケットの頭を抑えた。しかし、明日の発表を前に期近のショートカバーを行う動きが目立ち、7月限では4-8セント上げての寄り付きとなった。昨日のマーケットの大幅な下げに対する行き過ぎ感もあって、その後も徐々にではあるが値を上げて行く展開となった。期近5月限では13セントアップ、7月限では9.75セントアップの1,022.25として引けたが、新穀限月は目先の予報が理想的に推移していることもあり、上値を抑えられた。11月限は2.25セントアップの754.75として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では6,600枚の売り越し、大豆市場では1,000枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約113,300枚のロング、大豆では36,900枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部    十分な雨を得て、発芽期・初期成長期には好条件

昨日日中から夜半にかけて、カンザス・イリノイ・南部ミシガンなどを中心にベルトの約50%の地域でまとまった雨が降った。最高気温は70-80度台前半と、暑い一日となった。今日・明日とベルト西部から中央部に雨をもたらす雨雲は、週の後半には東へと移動する。気温は明日までは高目となるが、その後クールダウン。発芽期のクロップにとって今週の雨は恵みとなる。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月17日〜5月21日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A/N A
東部ベルト A A

気温が高いものの雨も多く、材料としては中立。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

南米地域  

アルゼンチンでは、昨日は予報通りほとんど降雨は見られなかった。今週は水曜から木曜にかけて軽い雨が降った後は再びドライとなる。収穫作業は順調に進みそうである。また、週半ばの雨により、収穫前の冬小麦にとって好条件となる。

 

 

 

本日の発表等

 

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

  5/11/04 5/4/04 4/27/04 4/20/04 4/13/04
大豆  84 84 81 75 78
大豆油  69 73 75 69 67
大豆粕  88 86 80 76 82
コーン  70 83 78 77 78
小麦  53 64 55 62 59

 

【期末在庫 発表前の市場予想(単位:10億BU)】

2003-04CROP

    市場予想平均       市場予想レンジ      前回発表   
    CORN      

0.856

0.831-0.900

0.856

    WHEAT  

0.528

0.511-0.536

0.531

    大豆  

0.114

0.100-0.150

0.115

 

2004-05CROP

    市場予想平均       市場予想レンジ    
    CORN      

0.722

0.600-0.859

    WHEAT  

0.519

0.460-0.590

    大豆  

0.211

0.150-0.250

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

目下のところ、中西部の天候は理想的であり、コーン・大豆の生産量を脅かすような予報はほとんど聞こえてこない。そんな状況を受けて「新穀の需給は以外に緩むのでは?」という意識が一旦蔓延り出すと、弱気ムードは一種の流行のようにマーケットに行き渡り、昨日までの相場となった。しかし、天候以外の要因は今のところ何ら変化していない。弱気ムードが蔓延り出して、"Weak Ling"が一掃されたこのタイミングだからこそ、明日の発表を確認してより大きな"Buy The Fact"の動きに繋がる可能性は十分有り得る。一方で、明日の発表によってベースにあるファンダメンタルズが大きく弱気な方向へと変化した際には、4月に最高値をつけてから40セント以上、この7日間で31セントもの下げを記録したマーケットが、よりはっきりとした下降トレンドへと移行することになるので、明日以降の相場の行方は明日の発表次第、と言わざるを得ない。特に今回の発表では、中国の数字に関して大きな修正が加えられると伝えられているだけに、今後の展開を大きく左右する可能性が高い。大豆も然りで、明日の発表が今後の相場展開に重大な意味を持つことは間違いない。米国での作付け面積減、南米の生産量減などが市場にある程度織り込まれてきたとは言え、内容次第では約定高値更新へと向かう可能性も大いにあり得るので目が離せない。(K)


 

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)