米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年5月18日

 

 

本日の相場

とうもろこし             --安値寄り付き、安値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 04 293 1/2 - 92 1/2 295 1/4 289 3/4 292 - 3 1/4 233803 -1961
SEP 04 289 - 88 1/4 290 284 1/2 286 1/4 - 4 47709 -105
DEC 04 285 1/2 - 84 1/2 287 1/4 281 1/4 283 1/4 - 4 3/4 299359 -280
MAR 04 290 1/4 - 90 292 285 1/2 287 3/4 - 4 3/4 24083 +1048
MAY 05 293 3/4 294 1/2 289 290 3/4 - 4 1/4 6361 +217
JUL 05 293 1/2 294 288 289 1/2 - 4 1/4 7606 +58
            629993 -1489

大 豆                  --安値寄り付き、安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL04 901 - 899 908 1/2 871 874 - 31 1/2 122859 -3248
AUG 04 842 - 40 852 821 1/2 927 - 19 3/4 20946 -579
SEP 04 748 - 47 759 740 740 1/2 - 13 1/2 10608 -573
NOV 04 699 - 98 712 1/2 694 1/2 695 3/4 - 11 3/4 56343 -141
JAN 05 704 - 02 714 697 697 - 12 1/2 4073 +92
MAR 05 704 - 02 704 694 699 - 9 1/2 3066 +107
            220919 -4216

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 28250 -900 JUL 2896 -64 JUL 370 1/2 + 26 113.77 - 113.80
AUG 27010 -670 AUG 2835 -62 SEP 377 1/2 + 36  
SEP 25180 -500 SEP 2768 -56 DEC 386 1/2 + 20  
OCT 22630 -440 OCT 2603 -52 MAT 393 + 10  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

クロップの初期成長期にとって必要な雨を十分に得れそうな天候を目の当たりにして、弱気ムードが広がった。前日比2-3セント下げて寄り付いた後も、大豆3品下げやファンド筋の小麦買い・コーン売りといった動きにより弱含む展開が続いた。引け際には商業筋による積極的な買いに支えられてやや値を戻したものの、各限月安値引けとなった。7月限は3.25セントダウンの292.00として引けている。

 

(大豆) 

昨日引け後に発表された作付け進捗が予想を上回ったことが多少弱材料視されたことに加え、中国の搾油業者による買い契約を後ろ倒しやキャンセルなどに対する懸念がマーケットに本日も重くのしかかった。クロップのにとって恵みとなる十分な雨予報も相まって、前日比4-6セント下げて寄り付いた後も、期近を中心に終始弱含む展開が続いた。流れは最後まで変わらず、一日のほぼ安値圏にて取引を終了した。7月限は31.50セントダウンの874.00として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では5,000枚の売り越し、大豆市場では4,500枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約105,000枚のロング、大豆では9,800枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

昨日は45%のコーン・大豆産地に0.25-1.00インチ(所によっては2インチまで)の降雨を見た。降雨の中心はアイオワからイリノイ北部にかけて。又ベルト東部(インディアナ・オハイオ・ミシガン)でも広い範囲をカバーしている。発芽促進に有益な降雨となっている。今週一杯は引き続きいつでも降雨を見やすい天候パターン継続。週末までに75%の範囲で1.75インチまで、所によっては3インチまでの雨量が予想されている。

昨日の降雨は特にアイオワやインディアナ北東部産地には有益とされる。現時点でドライと言われる地域はアイオワ南東部、ミネソタ中南部など。 しかし今後も10日間は基本的にこの天候パターンが継続する見込みにて、多少大豆作付けへはやや障害となるものの、現時点では土壌水分改善という方に軍配が上がっている形となっている。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月23日〜5月27日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト N/A A/N
東部ベルト N/A A

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

 

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

  5/18/04 5/11/04 5/4/04 4/27/04 4/20/04
大豆  59 84 84 81 75
大豆油  54 69 73 75 69
大豆粕  64 88 86 80 76
コーン  66 70 83 78 77
小麦  50 53 64 55 62

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

本日は安値引けとなったものの、7月限で290.00を切ったレベルではしっかりとサポートされている点は注目に値する。天候懸念が無く新規材料が出てこない内は上値の重い展開となろうが、今日の動きを見ていると、短期的にこれ以上大きく下げる可能性もまた低いのではと予想する。下げても7月限で286.00辺りかと思われる。ファンドがコーン市場のみで未だに大量のロングをキープしている点が気になるところではあるが、夏場の天候が視野に入ってきた時点でなお懸念材料が見当たらないというような状況になった場合にのみ、もう一段の大きなリクイデーションに繋がるのではないかと想像する。一方では、一旦上げ出した場合の上げ足は例年以上に早くなるというリスクも頭に入れておかねばならず、それを考えるとあまり待ち過ぎることも危険である。(K)

 

(大豆)

特に手前限月の動きは雪崩現象となってきている。ファンドのロング手仕舞いへの動きと共に新規の売りも指摘されているくらいだ。市場の不安材料としては今後の中国の出方、これが現在材料としては一番効いている。4月に10杯前後wash-out或いはキャンセルがなされたという事実。又現在20の搾油業者が会合を持ち2004年後半の大豆輸入数量を40-50%減らすといった事も検討しているといった話題。半分減らすようなことになれば現在農務省が予想する中国の今年度輸入大豆数量は17百万トン台にまで削られることを意味する。市場が急転換している最中だけにこれら材料にも神経質にならざるを得ない。又、現在の下落局面がどこまで継続するのかという部分も焦点。目先の動きとしてはそろそろいいところまで降りてきたのでは、という感触は持っているものの、例えば歴史を振り返るとBULL MARKETの年度の6月に7月限が高値から$8台を下回った事が指摘される。1977年:$7.11-$9.81、1988年:$7.91-$10.99、1997年:$7.58-$8.87といった具合。このような歴史も今後の値動きを占う上では心理的材料となり得るということであるが。 その可能性はあるとしても、取り敢えずの急降下についてはそろそろではないかというのが意見。(A)


 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)