米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年5月19日

 

 

本日の相場

とうもろこし             --高値寄り付き、高値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 04 294 1/2 - 94 298 3/4 293 1/4 298 1/2 + 6 1/2 232709 -1094
SEP 04 288 - 87 1/2 293 287 1/2 292 3/4 + 6 1/2 48492 +783
DEC 04 285 1/2 - 85 290 284 1/2 289 3/4 + 6 1/2 301115 +1756
MAR 04 289 1/4 294 1/4 288 1/2 294 1/4 + 6 1/2 24277 +194
MAY 05 292 1/4 298 292 1/4 298 + 7 1/4 6376 +15
JUL 05 291 1/2 297 1/4 291 1/4 296 3/4 + 7 1/4 7701 +95
            631820 +1827

大 豆                  --高値寄り付き、高値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL04 882 - 79 913 879 907 1/2 + 33 1/2 118788 -4071
AUG 04 830 - 28 855 828 849 1/2 + 22 1/2 20519 -427
SEP 04 744 765 1/2 742 759 + 18 1/2 10050 -558
NOV 04 699 - 98 710 692 707 + 11 1/4 55851 -492
JAN 05 699 711 693 707 + 10 4145 +72
MAR 05 698 - 96 705 695 705 + 6 2991 -75
            215416 -5503

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 29420 +1170 JUL 2975 +79 JUL 377 + 6 1/2 112.61 - 113.11
AUG 27920 +910 AUG 2907 +72 SEP 384 + 6 1/2  
SEP 25850 +670 SEP 2822 +54 DEC 394 + 7 1/2  
OCT 23000 +370 OCT 2635 +32 MAT 400 1/4 +7 1/4  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

ここ最近の下げに対する行き過ぎ感に加え、中国の4月の輸出量が70,000トン(昨年同月は550,000トン)であったことが弱気に捉えられ、前日比約2セントアップにて寄り付いた後も、上げ基調が続いた。売り物の少なさと大豆3品の強気な相場が影響して流れは最後まで変わらず、一日の高値圏にて引けを迎えた。7月限は6.50セントアップの298.50として引けている。

 

(大豆) 

本日はここ最近と打って変わって強気な一日となった。中国政府が、景気指標が現在のレベルにある限り金融引き締め政策は取らないとの発言を行ったという噂が流れたことが、ここ最近懸念されていた中国搾油業者による大豆商品代の滞りに対する懸念を和らげたこと、また、アルゼンチン政府が大豆の生産量を3200万トンを予想(前回予想数値は3300万トン、USDA発表数値は3400万トン)したこと、更には、ブラジルのリオグランデ港において大豆の在庫から防カビが検出され、港がクローズしているという報告があったことなども、本日の相場にはサポート材料となった。流れは最後まで変わらず、期近を中心に大きく高値引けとなった。


 

本日ファンド筋はコーン市場では1,000枚の買い越し、大豆市場では7,000枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約106,000枚のロング、大豆では16,800枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

昨日はベルト東部(インディアナ・オハイオ・ミシガン)、イリノイ西部・アイオワ東部、ミズーリ中東・中北部などを中心に全体の40%の大豆・コーン産地で1.75インチまでの降雨となった。今後5日間も引き続き降雨チャンスに恵まれる。ミズーリ・イリノイ南部・インディアナ南部などで本日、その後はベルト北部が中心となりミネソタ・サウスダコタ・ネブラスカ北部・アイオワ北部・ウィスコンシンなどで全体の75%の範囲に2.00インチまでが予想されている。 このところの活発な降雨もあり、現在ベルトでドライといわれる地域はコーン・大豆産地全体の20%以下といわれる。一部地域は平年の150−225%までの降雨をこの5月に受けている(ウィスコンシンの一部・ミシガン・オハイオ中央部・イリノイ北西部など)ものの、作付け進捗度は頗る順調であり、総じて有益な降雨、とう評価は変わらない。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月24日〜5月28日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト N/A N/A
東部ベルト N A

引き続き中西部においては平年以上の降雨とう予想は続く。11-15日予報においては気温が若干のクールダウン、しかし降雨予想については依然として平年並み以上のペースが続くとしており、現在の天候パターンに大きな変化は見られていない。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン) *( )内はマイナス

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 150-300 167.1
コーン 600-700 604.2
大豆(旧穀) 0-100 -33.4
大豆(新穀)

0-100

202.7

大豆粕

0-20

15.6

大豆油

0-5

0.2


 



【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

    5/16の週        前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      101 103
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   102 102

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

月曜日の下値がボトムとなるのかどうかは、敢えて言うまでもないが今後の天候に拠る。天候が理想的に推移し、且つ新たなる強気なインプットを得ない限りにおいては、チャートがはっきりとした上昇トレンドを描くのは難しい。しかし、コレクションを迎えたこのタイミングで、例え小さくても強気なインプットがあった場合の上げ幅は相当に大きなものとなろう。需要面の衰えが感じられない中、契約高値更新の可能性も十分に有り得る。一方で、下値リスクはどうか。ここ数日の動きを見ると、7月の天候がはっきりとしない状況において7月限が290を大きく割り込む可能性は低いのではないかと思う。6月中旬に差し掛かり、7月の予報が現実的なものとなってきて、尚理想的に推移し続けていれば、ファンドによるリクイデーションがセカンドステージを迎え、値位置をもう一段下げる、という展開になると予想するが、それまでは安値に対して大きな期待は抱かない。(K)

 

(大豆)

テクニカル。これまでの行き過ぎ感、ファンドの売り手仕舞いも一巡しほぼイーブンになったのではないかという認識もあり、相場は2日前の動きを境に向きを変えだしているのがわかる。ただ、本日の上げも7月限・11月限ともに100日移動平均の下に位置することから、明日も(上げには)慎重な展開が予想される。上に抜ける展開が確認された時、再び上昇トレンドという市場意識が加わる事で、より鮮明なラインを描くことになるが現在はまだその域に達しておらず、再びの下値への動きも考えられる。但し、この3日の動きから底値は近いという印象。7月限の880以下、11月限の7ドル割れは、幅を伴いながらもサポートされるレベルであると考える。(A)

 


 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)