米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年5月20日

 

 

本日の相場

とうもろこし             --安値寄り付き、安値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 04 296 3/4 - 96 297 1/4 289 292 1/4 - 6 1/4 230102 -2607
SEP 04 291 - 90 3/4 291 1/2 283 1/2 285 1/2 - 7 1/4 48081 -411
DEC 04 287 1/4 - 86 1/2 288 1/2 279 1/2 282 1/2 - 7 1/4 300467 -648
MAR 04 292 - 291 1/4 292 1/2 284 1/2 286 3/4 - 7 1/2 24445 +168
MAY 05 296 296 289 290 1/2 - 7 1/2 6363 -13
JUL 05 295 3/4 295 3/4 288 289 1/2 - 7 1/4 7663 -38
            628336 -3484

大 豆                  --安値寄り付き、安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL04 898 - 90 898 863 869 - 38 1/2 113480 -5308
AUG 04 842 - 41 1/2 843 811 816 - 33 1/2 19894 -625
SEP 04 754 754 731 732 1/2 - 26 1/2 10083 +33
NOV 04 704 - 02 1/2 704 680 683 - 24 56851 +1000
JAN 05 703 703 685 685 1/2 - 21 1/2 4334 +189
MAR 05 700 700 679 683 - 22 2956 -35
            210729 -4687

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 28230 - 1190 JUL 2865 -110 JUL 370 1/4 - 6 3/4 112.90 - 113.21
AUG 26580 - 1340 AUG 2799 -108 SEP 377 1/2 - 6 1/2  
SEP 24750 - 1100 SEP 2730 -92 DEC 387 3/4 - 6 1/4  
OCT 22300 - 700 OCT 2580 -55 MAT 395 - 5 1/4  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

寄り付き前に発表された週間輸出成約高は内容としては強気であったものの、本日はあまり材料視されなかった。クロップの目先の成長を促進するのに十分と見られる雨と、昨日の上昇に対する行き過ぎ感も手伝って、前日比約2セント下げて寄り付いた後もファンドを中心とした売り手仕舞いは止まらず、午前中は更に急激に値を崩す展開となった。7月限で289.0をブレイクできないと見るや、後半は若干値を戻す展開となった。しかし上昇幅は限られ、各限月大きく安値引けとなった。7月限は6.25セントダウンの292.25として引けている。

 

(大豆) 

交錯する中国関連情報は、本日は弱材料としてマーケットには捉えられた。昨日は多少楽観ムードとなったものの、やはり中国搾油業者による大豆の買い付けは激減するのではないか、という考えが行き渡り、昨日の急騰に対する行き過ぎ感も手伝って、寄り付きから15セント以上下げての取引となった。その後も一日の大部分が弱気ムードでの取引となり、期近を中心に大きく安値引けとなり、7月限は38.50セントダウンの869.00として引けた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では10,000枚の売り越し、大豆市場では8,100枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約96,000枚のロング、大豆では8,700枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

昨日は全体の20%近くで1.00インチまで。範囲は比較的広範囲にばらけており、中東部地域から、北西部地域或いは、中南部地域で雨を見た。中心はミネソタ南東部、ウィスコンシン中央部、ミズーリ中央部など。今後も週末に向けて0.5-2.0インチまでの降雨が全体の60%の範囲にあると予想され、引き続きいつ雨が降ってもおかしくないといった天候パターンに変化はない。 大豆の作付け作業へは多少の支障はあるもののドライ地域への降雨は有益という評価が現在のところは勝っており、市場評価としては依然として”弱材料”となっている。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月25日〜5月29日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト B/N N/A
東部ベルト B/N A

気温が低下傾向。しかし雨量は引き続き十分の予想。ただ、11-15日予報では中西部にドライの予報が出ておりこの推移には注意したいところ。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

 

1)  USDA発表 週間輸出成約高(5月13日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 734.2 52.5 43,535.8 33,727.3 9,781.1 645.9
大豆 18.3 39.6 24,015.8 27,697.4 1,323.3 3,358.1
小麦 -50.4 379.7 30,763.2 21,947.3 2,561.1 3,531.4
大豆粕 43.6 0.0 3,496.5 4,847.5 351.5 233.5
大豆油 0.5 0.0 187.3 625.7 33.3 4.4

コーンには強気、大豆には多少弱気な発表内容となった。

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(5月13日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 652.0 1,022.1 33,754.7 27,922.9 52,070
大豆 98.3 238.4 22,692.5 25,700.8 24,490
小麦 573.7 528.1 28,202.1 20,018.7 31,840
大豆粕 29.7 63.4 3,145.0 3,958.1 3,860
大豆油 1.2 2.0 154.0 528.0 390

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

7月限で289.0、12月限で280.0のラインは今のところ確りとサポートされているが、ファンドは予想より早いペースポジションを手仕舞っている。コーン以外の市場ではほぼ整理し終えた今、このまま理想的な天候が続けば現在のサポートラインを以外に早いタイミングでブレイクする可能性も出てきた。そうした場合ストップロスオーダーの引き金が引かれ、チャート上では7月限で268.00を目指すような可能性も示唆されている。しかし、それはあくまでも可能性。個人的には、歴史的に見ても非常にタイトな需給バランスが根底にある本年度において、収穫量に対して何の懸念も抱かれず、上への急激な動きを見ないまま天候相場を乗り切れるとは思えない。需要も現在のところ堅調であり、急激なトレンドの転換がいつ訪れても不思議ではない年なので、値決めに関してはあまり待ちすぎない姿勢を勧めたい。(K)

 

(大豆)

中国向けの大豆成約を当面見合わせる。或いは既契約分の不履行を受け付けない。中国向けの大豆輸出については現在様々な動きが出ている。総じて相場へは弱材料。特に現在の局面においては値動きに追い討ちをかける形となっている。勢いにもう20セント前後までの下値はあり得るが、今週4日間で重ねてきている値位置は、大きく見て先週1030台(7月限)から急落を続けてきた修正の最終局面と映っている。4日前に付けた窓は大きく開いており、これを埋めるには新規材料が欲しいところであるが、現在の値動きの中心900-880が今後変化を見せるとすれば、下ではなく上になると見ている。明日は余韻から引き続き弱含みが予想されるものの、来週はまたちょっと違った展開を期待している。(A)

 


 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)